徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    助産診断技術学�供癖�娩期）

科目番号12183担当教員名岡島　真理子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次3年
授業概要
産婦と家族が安全にそして主体的な満足な出産、新しい親役割獲得の支援として助産過程（助産診断およびケア）の展開に必要な基礎的知識・技術を学習する。分娩経過中の助産ケアに必要な基本的技術を学ぶ。
到達目標
１．知識（理解）：分娩の正常経過、正常からの逸脱および分娩が母子に及ぼす影響、対処方法について説明できる。
２．態度（関心・意欲）：産婦の心理・健康状態を予測し、対象に応じた助産診断・ケア計画を立案することができる。
３．技能（表現）：分娩経過に沿ったケアの必要性を理解し、産通緩和法・呼吸法などのケアが実施できる。
４．思考・判断：事例を使って分娩経過に応じたアセスメント、ケア計画が立案できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】分娩の生理�　�分娩の定義と種類、分娩の３要素、分娩が母体に及ぼす影響　（担当：東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座7:第1章（P4〜P32）分娩の生理について自己学習する。(1〜2時間）
【2】分娩の生理�◆�胎児･胎児付属物の健康状態 　　　　　　　　　　　　　　　（担当：東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座7:第1章（P4〜P32）分娩の生理について自己学習する。(1〜2時間）
【3】分娩期のフィジカルイグザミネーション・アセスメント�　Э濃ゝ蚕僉�問診･外診（視診・触診・計測診・聴診）・内診・分娩開始の診断・経過診断講義･演習【予習】助産学講座7:第3章（P61〜P90）、助産技術アドバンス（P48〜P98）分娩期のフィジカルアセスメント、分娩期の助産技術について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習する(60分）。
【4】分娩期のフィジカルイグザミネーション・アセスメント�◆�分娩開始の診断･分娩期の経過診断･母体と胎児の健康状態講義･演習【予習】助産学講座7:第3章（P61〜P90）、助産技術アドバンス（P48〜P98）分娩期のフィジカルアセスメント、分娩期の助産技術について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習する(60分）。
【5】産婦の支援�　Щ債砲離瓮�ニズムと緩和法、呼吸法、補助動作講義･演習【予習】助産学講座7:第5章（P136〜P167）、助産技術アドバンス（P48〜P98）産婦の支援、分娩期の助産技術について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習する(60分）。
【6】産婦の支援�◆Щ債亡墨陀�･分娩経過にそったケア講義･演習【予習】助産学講座7:第5章（P136〜P167）、助産技術アドバンス（P48〜P98）産婦の支援、分娩期の助産技術について自己学習する。（60分）【演習後】反復練習する(60分）。
【7】分娩期の心理社会的変化：産婦の心理と家族役割獲得への支援講義【予習】助産学講座7:第2章（P34〜P44）分娩期の心理社会的変化について自己学習する。(60分）
【8】分娩期の助産過程�　Ы�産診断類型･定義･診断指標講義【予習】助産学講座7:第3章（P46〜P60）、実践マタニティ診断（P113〜P198）、今日の助産（P349〜761）分娩期の助産診断について学習する。(60分）
【9】分娩期の助産過程�◆Щ�例展開 講義･グループワーク【予習】助産学講座7:第3章（P46〜P60） 、実践マタニティ診断（P113〜P198）、今日の助産（P349〜761）事例を用いてアセスメントする。(60分）
【10】分娩期の助産過程��：事例展開講義･グループワーク【予習】助産学講座7:第3章（P46〜P60）、実践マタニティ診断（P113〜P198）、今日の助産（P349〜761） 事例を用いてケア計画を立案する。(60分）
【11】仰臥位分娩介助法�（�娩介助の意義・原理、分娩介助時の技術　　　　　　　　（担当:板東恭子）講義･演習【予習】助産学講座7:第4章（P92〜P121）、助産技術アドバンス（P99〜P106）仰臥位分娩介助法について自己学習する。(60分）【演習後】反復練習する。(60分）
【12】仰臥位分娩介助法��付属物の検査と計測、出生直後の新生児のケア　　　　　　（担当:板東恭子）講義･演習【予習】助産学講座7:第4章（P92〜P134）、助産技術アドバンス（P99〜P106）仰臥位分娩介助法について自己学習する。(60分）【演習後】反復練習する。(60分）
【13】分娩期の異常�（�娩3要素の異常 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（担当：東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座7:第6章（P170〜P181）分娩期の異常・偶発疾患について自己学習する。(1〜2時間）
【14】分娩期の異常�∧�娩に伴う損傷･偶発疾患・合併症　　　　　　　　　　　　 （担当：東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座7:第6章（P182〜P190）分娩期の異常・偶発疾患について自己学習する。(1〜2時間
【15】分娩期･産褥期の産科手術･医療処置および緊急時の対応と検査・薬物　　　　（担当：東敬次郎）一斉講義形式【予習】助産学講座7:第8章（P212〜P253）、16章（P394〜P400）、 第17章（P416〜P418）産科手術および産科的医療処置、分娩期･産褥期に使用する薬物とその影響について自己学習する。(1〜2時間）
評価方法
最終試験80％・課題レポート10％・小テスト10％
※演習では随時助産技術チェックを実施するので、主体的に自己練習を重ねること。
教科書
我部山キミ子・武谷雄二編：助産学講座7　助産診断・技術学��[2]　分娩期・産褥期（医学書院）、平澤美恵子監修：写真でわかる助産技術アドバンス（インターメディカ）、北川真理子編：今日の助産　改訂第4版（南江堂）、石村由利子編：根拠と事故防止からみた母性看護技術　第2版（医学書院）、日本助産診断・実践研究会編著：実践マタニティ診断　第4版（医学書院）、日本助産診断・実践研究会編著：マタニティ診断ガイドブック第5版（医学書院）、三宅馨監修：はじめての胎児心拍数モニタリング（メディカ出版）、荒木勤著：最新産科学 改訂第22版　正常編･異常編（文光堂）、 医療情報科学研究所編、井上裕美他　監修：病気が見える　産科　vol10　第4版（メディックメディア）、金井雄二著：これから始める周産期超音波の見かた 改訂第2版（メディカ出版）
参考図書
我部山キヨ子・武谷雄二編：助産学講座2〜5 第5版（医学書院）、竹田省編：CG動画でわかる分娩のしくみと介助法（メジカルビュー社）、進純郎著：正常分娩の助産術（医学書院）、町浦美智子編：助産学実習プレブック（医歯薬出版）、久具宏司監修：周産期ビジュアルナーシング（学研）、日本産科婦人科学会監修：産婦人科診療ガイドライン 産科編2017（日本産科婦人科学会）　
備考
※助産師教育課程選択する方は必修
※仰臥位分娩介助技術は4年次の助産学実習前に技術試験を実施する。
オフィスアワー：東敬次郎；月曜日（17：00〜18：00）,板東恭子；金曜日（13:00〜16:00）,岡島真理子；金曜日（13:00〜16:00）
東敬次郎：1987年より徳島大学医学部産婦人科助手、1999年4月より徳島市民病院産婦人科主任医長
板東恭子：2005年4月〜2013年3月つるぎ町立半田病院、2013年4月〜2013年6月小松島市役所、2014年4月〜2016年3月徳島文理大学 助産学専攻科非常勤
岡島真理子：1985年4月〜2016年3月徳島県立中央病院助産師（うち1991年4月〜2001年3月徳島県立看護専門学校専任教員）