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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 12209 | 担当教員名 | 宮川 操 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2 |
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| 授業概要 |
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| 急性期及び周手術期にある成人の看護について学習する。急性期及び周手術期にある患者を全人的に理解し、患者に顕在的・潜在的に起こる状況を科学的に分析し、身体的リスクの低減と症状緩和、回復を支援するための看護援助の方法を学ぶ。 |
| 到達目標 |
| 【知識・理解】 1. 急性期看護の特徴を説明できる。 2. 急性期（周手術期）にある患者・家族の特徴を説明できる。 3. 手術侵襲に対する生体反応を説明できる。 4. 術後合併症を予防するための看護を説明できる。 【技能・表現】 1. 急性期（周手術期）患者に対する優先順位を踏まえた看護を説明できる。 2. 異常の早期発見に必要な観察を行うことができる。 【思考・判断】 1. 患者の回復過程に応じた看護過程が展開できる。 2. 回復過程及び退院を見通した看護を考えることができる。 【関心・意欲・態度】 1. 授業・演習において能動的に参加することができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 急性期看護の概念 急性期にある患者の理解：身体的反応 侵襲に対する生体反応 | 一斉講義形式 | 侵襲に対する生体反応についてまとめる。 （30分） |
| 【2】 | 急性期にある患者の理解：心理的反応 ストレス・コーピング、危機理論 | 一斉講義形式 | ラザルスのストレス・コーピング理論、フィンクの危機理論についてまとめる。（30分） |
| 【3】 | 周手術期看護（手術前期の看護） 術前検査、術前準備、術前オリエンテーション | 一斉講義形式 ディスカッション | 手術を受ける患者が、術前にどのような情報を知りたいか事前調査する。 （30分） |
| 【4】 | 周手術期看護（手術後期の看護） 麻酔の種類と生理的機能への影響、mooreの術後回復過程、一般的術後合併症と看護（予防） | 一斉講義形式 | 麻酔の種類と身体への影響、合併症について整理する。 （30分） |
| 【5】 | 手術を受ける患者・家族の看護（呼吸器）：肺切除術 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 呼吸器の構造と機能を整理しておく。（30分） 術後合併症について整理する。（30分） |
| 【6】 | 手術を受ける患者・家族の看護（消化器）：胃切除術 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 胃の構造と機能を整理しておく。（30分） 術後合併症について整理する。（30分） |
| 【7】 | 手術を受ける患者・家族の看護（消化器）：大腸がん、人工肛門造設術 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 大腸の構造と機能を整理しておく。（30分） 術後合併症について整理する。（30分） |
| 【8】 | 手術を受ける患者・家族の看護（脳神経） 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 脳の構造と機能を整理しておく。（30分） 術後合併症について整理する。（30分） |
| 【9】 | 手術を受ける患者・家族の看護（循環器）：虚血性心疾患 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 心臓の構造と機能を整理しておく。（30分） 術後合併症について整理する。（30分） |
| 【10】 | 手術を受ける患者・家族の看護（循環器）：急性大動脈解離 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 急性大動脈解離の種類と治療および合併症について整理する。（30分） |
| 【11】 | 手術を受ける患者・家族の看護（運動器）：人工股関節置換術 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 股関節の構造と機能を整理しておく。（30分） 術後合併症について整理する。（30分） |
| 【12】 | 手術を受ける患者・家族の看護（生殖器）：乳がん 術前・術後の看護について考える、術後合併症の予防 | 一斉講義形式 | 術後合併症について整理する。（30分） |
| 【13】 | 術前指導 パンフレットの作成 | グループワーク | 課題についてパンフレットを作成するための準備をする。（60分） |
| 【14】 | 退院指導 パンフレットの作成 | グループワーク | 課題についてパンフレットを作成するための準備をする。（60分） |
| 【15】 | 低侵襲手術 | 一斉講義形式 | 低侵襲手術について事前学習をしてくる。 （30分） |
| 評価方法 |
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| 定期試験（60％）、学習ノート（30％）、平常点（10％）で総合的に評価する。 評価のフィードバック：試験の回答・解説はグーグルクラスルームでフィードバックする。 授業時間外学習としてグループで協力して行なってもよい。 グループで予習したものに授業内容の追記と復習内容の追記を行い、個人の学習ノートとしてまとめていくこと。 |
| 教科書 |
| 林直子、佐藤まゆみ編、看護学テキスト 成人看護学 急性期看護�機ヽ杵澄�周手術期看護 改訂第3版、南江堂 |
| 参考図書 |
| 適宜紹介する。 |
| 備考 |
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| 本科目は、3年次後期の急性期看護学実習の前修要件である。学習ノートは3年次の急性期看護学実習につながるものであるため、丁寧に作成しファイリングしておくこと。 【オフィスアワー】：火曜日 13：00〜15：00 研究室（3号館9階） 【科目ナンバー】DBAN202L 【実務経験】昭和54年4月〜平成24年3月年 徳島大学病院看護師 |