徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公衆衛生看護学概論 Introduction to Public Health Nursing

科目番号12218担当教員名橋本　文子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2
授業概要
地域社会で生活を営む人々の健康やQOLの向上を目指す公衆衛生看護の基盤となる理念や活動の場と特性、活動方法の基本を学ぶ。公衆衛生看護の理念や目標を公衆衛生看護の歴史的背景および社会背景などを通して理解し、これからの公衆衛生看護活動の方向性を学ぶ。
到達目標
【知識・理解】公衆衛生看護の基盤となる理念、目的を理解し、地域で生活する人々の健康と関連づけて説明できる。
【技能・表現】公衆衛生看護の実際を理解し、対象者の特徴に合わせた支援方法についてロールプレイにより表現できる。
【思考・判断】公衆衛生看護活動を理解し、今後の公衆衛生看護活動の方向性について考察できる。
【関心・意欲・態度】地域で生活する人々の健康支援についてグループメンバーと討論できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】公衆衛生看護の理念（目的と意義）、公衆衛生看護の基盤となる概念（プライマリケア、ヘルスプロモーション、パートナーシップ、アドボカシー、エンパワメント）講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。予習：1章を読み、公衆衛生看護の基盤となる概念をノートに整理する。
復習：学習内容を追加してノートに整理する。
【2】公衆衛生看護における倫理について（公衆衛生看護活動の対象、活動の場の特性と関連づける）講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：2章、3章のキーワードをノートに整理する。
復習：公衆衛生看護活動における倫理（平等と公正）についてグループワークの学びを追加して考察しレポート（個人ワーク）にまとめる。
【3】日本における公衆衛生看護の歴史講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：10章を読み、公衆衛生看護活動が展開された歴史的背景や社会状況を調べ、ノートに整理する。
復習：グループワークでの学びを追加してノートにまとめる。
【4】社会環境の変化と健康課題講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：4章を読み、健康格差と健康の社会的決定要因について調べ、ノートに整理する。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（個人ワーク）にまとめる。
【5】公衆衛生看護活動の展開の基盤講義準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：5章を読み、公衆衛生看護活動が展開方法を調べ、ノートに整理する。
復習：学習内容を追加してノートにまとめる。
【6】公衆衛生看護活動の基本的な展開方法（個人・家族、集団・グループ、地域組織）講義準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：公衆衛生看護活動の実際を調べ、公衆衛生看護の対象別にノートに整理する。
復習：学習内容を追加してノートにまとめる。
【7】地域アセスメントに活用できるモデル（コミュニティアズパートナーモデル、プリシードプロシードモデル）講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：6章を読み、地域アセスメントに活用できるモデルを調べ、ノートに整理する。
復習：グループワークでの学びを追加してノートにまとめる。
【8】プリシードプロシードモデルに基づく地域アセスメントの過程（既存資料の活用と情報収集）講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：地域アセスメントに必要となる既存資料について調べ、ノートに整理する。
復習：グループワークでの学びを追加しノートにまとめる。
【9】プリシードプロシードモデルに基づく地域アセスメントの過程（地区踏査、グループインタビュー）講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：地区踏査、グループインタビューについて模擬企画書を作成する。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（グループレポート）にまとめる。
【10】プリシードプロシードモデルに基づく地域アセスメントの過程（分析、抽出した健康問題の特定、健康課題の優先順位の判断）講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：前回の授業（地区踏査、グループインタビュー）をもとに、健康課題をリストアップする。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（グループレポート）にまとめる。
【11】プリシードプロシードモデルに基づく事業計画および評価計画講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：6章を読み、公衆衛生看護活動の計画、評価についてノートに整理する。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（グループレポート）にまとめる。
【12】保健医療福祉における施策化と事業化（保健計画の策定）講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：7章を読み、保健医療福祉の保健計画策定のプロセスについてノートに整理する。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（グループレポート）にまとめる。
【13】公衆衛生看護の実際（学校・職域）講義・ロールプレイ・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：公衆衛生看護の実際を調べ、保健師の役割について考察する。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（グループレポート）にまとめる。
【14】公衆衛生看護の実際（行政）講義・ロールプレイ・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：公衆衛生看護の実際を調べ、保健師の役割について考察する。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（グループレポート）にまとめる。
【15】公衆衛生看護管理の基本と全体まとめ講義・グループワーク準備および事後学習は各1時間程度である。
予習：8章を読み、公衆衛生看護管理における保健師の役割を考察する。
復習：グループワークでの学びを追加してレポート（グループレポート）にまとめる。
評価方法
定期試験70％、レポート30％ 試験の解説、レポートの講評はGoogleクラスルームにおいてフィードバックする。
教科書
標準保健師講座１「公衆衛生看護学概論」医学書院
参考図書
「国民衛生の動向」（厚生労働統計協会）
備考
�．�フィスアワー：毎週（水曜日）16:30〜18:00　3号館11階　橋本研究室
��科目ナンバー：DBPN202L
��実務経験：1982年〜1999年　徳島県保健所保健師