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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 12223 | 担当教員名 | 田村 幸子 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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精神疾患とともに生きる人々を「生活する一人の人間」として,身体的,精神的,社会的側面から統合的に理解し,看護過程を展開するために必要な力を養う。また,患者ー看護師関係の特徴を理解し援助関係を築くための知識・技術を学修するとともに,自己洞察を深め自分自身の感情や考え方の傾向に気づける力を養う.他職種との協働,そのチームの一員としての看護師の役割を理解し活動できる基礎的な能力を養う。 |
到達目標 |
1.態度(関心・意欲):看護職として求められる基本的な資質や能力を常に意識しながら臨地実習に臨むことができる。 2.知識(理解) :精神疾患を持つ対象の治療的環境を理解し、対象を支える精神保健福祉サービスの連携と看護師 の果たす役割について実際を知ることができる。 3.思考・判断 :多様なニーズをもつ精神疾患を有する対象に対して、ストレングスにも着目したアセスメントを 行い、看護過程を展開し状態に応じた適切なケアを提供することができる。 4.技能(表現) :カンファレンスを通して自分の考えや意見を表現できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 学内:オリエンテーションを受けて精神科看護学実習の概要と目標が理解できる。対象者の疾患について理解を深めることができる。 | 学内:講義・演習 | 「精神看護学実習事前課題学習」を仕上げる(2時間) |
【2】 | 病棟実習病棟のオリエンテーションを受けて、病棟および対象者の理解ができる。電子カルテや対象者・看護師とのコミュニケーションをもとに情報収集を行う。 | 臨床 | 基本情報・普遍的セルフケア等の記録をまとめる。(2時間程度) |
【3】 | 電子カルテや対象者・看護師とのコミュニケーションをもとに情報収集を行い、対象者の状態について把握できる。 | 臨床 | 基本情報・普遍的セルフケア・関連図に関する記録をまとめる。対象者の疾患についての自己学習を深める。(2時間程度) |
【4】 | 対象者の情報をもとにセルフケアをはじめ対象者の状態をアセスメントし看護問題を抽出できる。 | 午前:臨床 午後:学内 | 基本情報・普遍的セルフケア・関連図に関する記録をまとめる。対象者の疾患についての自己学習を深める。(2時間程度) |
【5】 | アセスメントをもとに看護問題を抽出し看護計画を立案できる。 | 臨床 | 看護計画作成。実習に必要な知識・技術について自己学習を深める。(2時間程度) |
【6】 | アセスメント・看護問題・看護計画について検討し修正できる。 | 午前:臨床 午後:学内 | ケアの実施と評価、実習に必要な知識・技術について自己学習を深める。(2時間程度) |
【7】 | 看護過程を展開できる。 | 臨床 | ケアの実施と評価、実習に必要な知識・技術について自己学習を深める。(2時間程度) |
【8】 | 看護過程を展開できる。 | 臨床 | ケアの実施と評価、カンファレンス用紙に実習の内容をまとめる。(2時間程度) |
【9】 | 看護計画の評価・修正ができる。病棟カンファレンスに参加し実習での学びを振り返ることができる。 | 臨床 | カンファレンスでの学びを振り返る。(1時間程度) |
【10】 | 学内でのケースカンファレンスを通し、事例をもとに退院後の生活を考えた支援について理解できる。 | 学内:演習・発表 | 実習記録を整理し、展開した看護過程・学びをまとめる。(1時間程度) |
評価方法 |
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事前課題等課題への取り組み(25%)、実習態度(25%)、実習記録(25%)、学内・病棟カンファレンスの参加度(25%)を統合して評価する。 |
教科書 |
関連科目で使用したテキスト、授業資料等を活用してください。 |
参考図書 |
適宜紹介する。 |
備考 |
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120時間・オリエンテーション等指導を行う 【科目ナンバー】DBMN303P 【オフィスアワー】毎週月曜日16時30分から18時 研究室(3号館9階) 【実務経験】徳島県立中学校教員(1年間),平成15年〜平成31年 徳島大学病院看護師 |