徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    公衆衛生看護技術論 Public health nursing technology

科目番号12293担当教員名橋本 文子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次2年
授業概要
公衆衛生看護活動に用いる各保健指導技術(健康相談、家庭訪問、健康教育、グループ支援、地区組織化)の基本的な理念、理論、技法を学ぶ。地域の人々が自らの健康課題に主体的に取り組みエンパワメントするための支援方法を理解し、支援者の役割を学ぶ。
到達目標
1.知識(理解)保健指導で活用できる行動科学分野の基本的な理論・概念を説明できる。
2.態度(関心・意欲)ロールプレイを用いて保健指導(家庭訪問・健康相談)における基本的姿勢や展開過程を説明できる。
3.知識(理解)地域組織活動の支援に必要な基礎的知識・技術を説明できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】公衆衛生看護における対象の理解:対象と支援方法/地域の健康問題の構造化一斉講義形式予習・復習は各1時間程度である。予習:公衆衛生看護目的・対象および活動の基盤理論をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【2】保健指導で活用できる理論・方法論:保健行動理論/健康教育理論・モデル(プリシード・プロシードモデル)一斉講義形式予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト3章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【3】地域組織活動で活用できる理論・方法論:コミュニティエンパワメント/コミュニティ・アズ・パートナーモデル一斉講義形式予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト3章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【4】保健指導の展開:個人/家族への支援方法・技術一斉講義形式予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト4章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【5】保健指導の展開個人/家族への支援方法・技術一斉講義形式予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト4章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【6】家庭訪問:個人/家族の健康課題に対して、家庭訪問のプロセス(情報収集、計画立案、実施、評価)を通して支援できる。講義・DVD視聴予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト5章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【7】家庭訪問:個人/家族の健康課題に対して、関係機関との連携や行政・民間サービスを活用して支援できる。 受入困難な対象の支援について説明できる。講義、配布資料による補足予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト5章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【8】家庭訪問の実際:家庭訪問のプロセス(情報収集、計画立案、実施、評価)を学ぶ。講義・ロールプレイ予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト5章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【9】健康相談:相談者が抱えている問題の程度、種類、相談者の力量等についてアセスメントを行い、支援計画を立案できる。講義・DVD視聴・演習予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト4章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【10】健康相談:相談者が抱えている問題の程度、種類、相談者の力量等についてアセスメントを行い、支援計画を立案できる。講義・演習予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト4章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【11】健康相談:相談者のプライバシーが保てる環境を整備し、相談場面でカウンセリング技術を活用できる。講義・ロールプレイ・グループワーク予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト4章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【12】グループワーク(小集団技法)を用いた支援:グループ活動やメンバーの力動を活用しながら、メンバー個々の課題解決を図り、評価することの必要性を説明できる。講義・DVD視聴予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト7章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【13】地域の住民組織/地域組織への支援方法・技術:地域の住民組織/地域組織が自律した組織へと育成するための支援に必要な基礎的知識・技術を学ぶ。講義・DVD視聴・グループワーク予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト7章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【14】地域の住民組織/地域組織への支援方法・技術:地域の住民組織/地域組織が抱える組織運営上の課題について説明できる。地域ケアシステムの構築とネットワーク化講義・グループワーク予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト8章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
【15】関係機関や地域の人々と協働し健康課題解決するシステム構築について1事例をあげて説明できる。講義・グループワーク予習・復習は各1時間程度である。予習:テキスト8章を精読し該当箇所をノートにまとめる。復習:予習内容に講義内容を追加する。
評価方法
試験80%、課題レポート20%
教科書
標準保健師講座2「公衆衛生看護技術」医学書院
参考図書
「保健師業務要覧」日本看護協会出版会
備考
保健師課程必修科目である。オフィスアワー水曜日(16:30〜18:00)橋本研究室
実務経験:1982年〜1999年 徳島県保健所保健師