![]() |
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 20492 | 担当教員名 | 上田 伊佐子 | 単位 | 2単位 |
---|
科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 2年 |
---|
授業概要 |
---|
周手術期にある患者に対する看護援助、過大侵襲の手術を受ける患者に対する看護援助、救命救急センター/ICU/CCUに収容された患者及び家族に対する看護援助を学ぶ。 |
到達目標 |
1.急性期にある患者および家族の看護アセスメントをするうえで必要な医学的知識および心理・社会的・行動的な知識の学習を深めることができる。 2.看護アセスメントをするうえで必要な医学的知識および心理・社会的・行動的な知識をもとに、過大侵襲の手術を受ける患者および家族の特徴を理解し、適切な看護援助について考察できる。 3.看護アセスメントをするうえで必要な医学的知識および心理・社会的・行動的な知識をもとに、クリティカルな状況下にある患者および家族の特徴を理解し、適切な看護援助について考察できる。 4.先端医療を受ける患者および家族の特徴を理解し、適切な看護について考察できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
---|---|---|---|
【1】 | 【急性期看護学概論】 【周術期看護】 ・手術および麻酔による身体侵襲 急性期看護の特徴を把握し、対象を理解するために必要な概念や理論を学習する。 手術および麻酔による身体侵襲とその回復過程を学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習(教科書や参考書に目を通し、概要を把握しておく。授業後は提示された参考書籍を読み、さらに理解を深める。) |
【2】 | ・手術前の看護 ・手術中の看護 手術対象となる疾患の病態、手術および麻酔による身体侵襲の理解をもとに、患者の手術前アセスメントや手術前および手術中の看護について学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習 |
【3】 | ・手術後の看護(術後合併症) 手術および麻酔による身体侵襲の理解をもとに、手術後に起こりうる合併症の種類、発症時期およびメカニズム、観察項目について学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習 |
【4】 | ・手術後の看護(術後合併症の看護・疼痛・創傷ケア) 手術後合併症の治療・看護を学習する。 手術後の疼痛および創傷ケアについて学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習 |
【5】 | 【過大侵襲の手術を受ける患者の看護】(消化/吸収機能障害) 消化/吸収機能障害で過大侵襲の手術を受ける患者の看護について、(胃がん患者)の例を通して学習する。 | *小テスト【1】~【4】の範囲 講義 担当:上田(伊) | 学習内容の事前・事後学習 |
【6】 | 【過大侵襲の手術を受ける患者の看護】(呼吸/循環機能障害) 呼吸/循環機能障害で過大侵襲の手術を受ける患者の看護について、(肺がん患者)の例を通して学習する。 | 講義 担当:上田(伊) | 学習内容の事前・事後学習 |
【7】 | 【過大侵襲の手術を受ける患者の看護】(脳・神経機能障害) 脳神経機能障害で過大侵襲の手術を受ける患者の看護について、脳腫瘍患者)の例を通して学習する。 | 講義 担当:上田(伊) | 学習内容の事前・事後学習 |
【8】 | 【過大侵襲の手術を受ける患者の看護】(運動器機能障害) 運動機能障害で過大侵襲の手術を受ける患者の看護について、(変形性股関節症患者)の例を通して学習する。 | 講義 担当:上田(伊) | 学習内容の事前・事後学習 |
【9】 | 【クリティカル状況下にある患者の看護】(呼吸/循環機能障害) クリティカル状況下にある循環機能障害を引き起こす主要な疾患・病態・検査・症状・治療、循環管理をおさえたうえで、(急性心筋梗塞患者)の看護を学習する。 | 講義 担当:上田(伊) | 学習内容の事前・事後学習 |
【10】 | 【クリティカルケア看護】(救命救急センターにおける看護) クリティカル状況下にある患者。家族に対し、初療室・救命救急病棟で展開される看護について学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習 |
【11】 | 【クリティカルケア看護】(ICU/CCUにおける看護) クリティカル状況下にある患者・家族に対し、ICU/CCUで展開される看護について学習する。 | 講義 担当:上田(伊) | 学習内容の事前・事後学習 |
【12】 | 【クリティカル状況下にある患者家族に対する看護】 心理的な危機状況に置かれている家族に対して、危機理論を学ぶことによって有効な看護援助を学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習 |
【13】 | 【クリティカルケアの場における終末期看護】 集中的な高度治療にもかかわらず、DNRとなってしまった患者及び家族に対する看護援助を学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習 |
【14】 | 【長期にわたりストレス状況下にある患者の看護】 手術侵襲を受け長期にわたりストレス状況下にある患者が、生活を再構築するために必要な看護課題を理解し、必要な看護援助について学習する。 | 講義 担当:上田(伊) | 学習内容の事前・事後学習 |
【15】 | 【先端医療を受ける患者の看護】(低侵襲的治療) 先端医療としての低侵襲的治療である鏡視下手術の適応となる主な疾患・病態。検査・症状をおさえたうえで、胆嚢結石患者の看護を学習する。 | 講義 担当:黒田(佐藤) | 学習内容の事前・事後学習 |
評価方法 |
---|
小テスト(15%)、全体の試験(85%)から総合的に評価する。 |
教科書 |
矢永勝彦/小路美喜子編 系統看護学講座 別巻『臨床外科看護総論 第10版』 医学書院 2011 北島政樹/江川幸二編 系統看護学講座 別巻『臨床外科看護各論 第8版』 医学書院 2011 その他、必要に応じて授業中に紹介する。 |
参考図書 |
黒田裕子編『成人看護学』 医学書院 2013 黒田裕子・林みよ子編『クリティカルケア看護完全ガイド』医歯薬出版 2013 その他、必要に応じて授業中に紹介する。 |
備考 |
---|
1.黒田(佐藤)裕子先生とオムニバスで授業を行う。 2.成人急性期看護学実習の先修要件科目である。欠席することのないように注意する。 |