徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    母児保健関係論

科目番号30546担当教員名森脇 智秋単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次看護3
授業概要
 医療従事者として、地域で健やかに子どもたちが成長発達するよう支援するために、母子の愛着形成や乳幼児の発達、学童・思春期の健康課題の基本的知識を修得し、リスクのある子どもたちや家族を支える支援について学ぶ。
到達目標
1.母子保健の動向について説明ができる。
2.母子の愛着形成について説明ができる。
3.育児不安や子ども虐待など社会的問題を抱える子どもと家族の支援について述べることができる。
4.乳幼児の発達と1歳6か月児健診・3歳児健診の内容について説明ができる。
5.学童・思春期の子どもたちの健康課題を感じることができる。
6.リスクのある子どもや家族を支える支援について相談することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】母子保健の動向・施策講義母性看護学で学習した母子保健の動向について復習しておく。
【2】母子の愛着形成
 いつ母親は子どもに愛着もつのか
講義・ディスカッション妊娠・分娩・産褥期の母親と子どもの愛着について事前学習しておく。
【3】母親の育児不安について講義・ディスカッション産後うつについて事前学習しておく。
【4】子ども虐待の早期発見と支援講義・ディスカッション子ども虐待のリスク要因について事前学習しておく。
【5】乳幼児の成長発達(1歳6か月児健診・3歳児健診を中心に)講義小児看護学で学習した乳幼児の発達について復習しておく。
【6】学童・思春期の健康課題講義・ディスカッション新聞・ニュース等で話題になっている学童・思春期の健康課題のピックアップ
【7】里親制度について(地域でリスクのある子ども達をささえる)講義・ディスカッション里親さんのお話を聴いて、子どもたちを支えることについて考える。
【8】リスクを抱える子どもと家族の相談講義・ロールプレイ相談技術のスキルについて調べておく。
評価方法
授業の参加度 レポート 筆記試験で総合的に判断する。
教科書
標準保健師講座3 対象別公衆衛生看護活動
参考図書
母子保健の主なる統計 
ケネルとクラウス 親と子のきずな 医学書院
「若者の性」白書
備考
新聞・ニュースなどで子ども虐待や若者の性についての記事について調べておく。