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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 40403 | 担当教員名 | 峯崎 征隆 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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最初に, 1 年で履修済みの科目「情報処理・統計学」で学んだ Excel の基本的な機能の復習を行う.高校数学Aで学んだ「確率」の数学的概念に基づいて, データの特性を示す様々な統計量について解説し, Excel の機能を用いてこれらの統計量を求める「統計処理」の技能の習得を目指す.この技能の習得によって,「看護方法の改善や問題解決に役立つ患者データの活用術」を考える基礎を身につけることができる. |
到達目標 |
(1) 高校で学んだ確率・統計の計算ができる.【高校の復習】 (2) Excel の表操作,グラフ作成機能が使える.【情報処理・統計学 (1 年) の復習】 (3) Excel の関数を用いて,各種統計量を導出できる. (4) 基本統計量・度数分布表と (高校で学んだ) 確率・統計の指標との関係を把握できる. (5) 2 つの変量の関係を示す指標を計算でき,その意味が理解できる. (6) 標本から母集団分布がもつ統計量の推測値を計算できる. |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | Excel での表作成 (セル参照、罫線)と関数の使い方 | 講義・演習 | 【復習】 Excel による表作成の課題 (次回講義で提出) |
【2】 | Excel でのグラフ作成 | 講義・演習 | 【復習】 Excel によるグラフ作成の課題 (次回講義で提出) |
【3】 | 度数分布表と関連する表とグラフ | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」 p.22-28 の内容を理解しておくこと。 【復習】 Excel による生データから度数分布表と関連グラフの作成 (次回講義で提出) |
【4】 | 代表値、データの散らばり (分散・標準偏差等) 1 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」 p.29-37の内容を理解しておくこと。 【復習】 Excel による生データから度数分布表と関連グラフの作成 (次回講義で提出) |
【5】 | 代表値、データの散らばり (分散・標準偏差等) 2 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」 p.38-42の内容を理解しておくこと。 【復習】 Excel 関数を用いて、生データから共分散と相関係数の導出 (次回講義で提出) |
【6】 | データの相関 1 (共分散と相関係数) | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」 p.38-42の内容を理解しておくこと。【復習】 Excel 関数を用いて、生データから共分散と相関係数の導出 (次回講義で提出) |
【7】 | データの相関 2 (変動係数と回帰直線) | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」 p.43-46の内容を理解しておくこと。【復習】 Excel を用いて、生データから相関係数の導出、回帰直線の作成 (次回講義で提出) |
【8】 | 確率分布の基礎 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」 p.47-52の内容を理解しておくこと。 【復習】 確率分布表から、平均・分散・標準偏差の導出 (次回講義で提出) |
【9】 | 確率変数が持つ関係式 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」 p.53-58の内容を理解しておくこと。 【復習】 確率分布表から、平均・分散・標準偏差の導出 (次回講義で提出) |
【10】 | 反復試行と二項分布 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」の 1.4.3 節 (p.17) と 3.2 節「二項分布」の内容を理解しておくこと。 【復習】 与えられた二項分布からその平均・分散を導出 (次回講義で提出) |
【11】 | 正規分布とその応用 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」の 3.3 節「正規分布」の内容を理解しておくこと。 【復習】 与えられた正規分布に対して、指定された範囲にある確率を導出 (次回講義で提出) |
【12】 | 母集団と標本 1 | 講義 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」の 3.4 節「母集団と標本」の内容を理解しておくこと。 【復習】 標本平均の期待値と標準偏差、標本分布の導出 (次回講義で提出) |
【13】 | 母平均の推定 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」の 4.1 節「母平均の推定」の内容を理解しておくこと。 【復習】母平均に対する信頼区間 95 % の信頼区間を求める (次回講義で提出) |
【14】 | 母比率の推定 | 講義・演習 | 【予習】 「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」の 4.1 節「母比率の推定」の内容を理解しておくこと。 【復習】母比率 に対する信頼区間 95 % の信頼区間を求める (次回講義で提出) |
【15】 | まとめ | 講義 | 【復習】 本講義で学んだ統計学の知識・用語を覚え、理解しておくこと。 |
評価方法 |
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授業終了に出す提出課題 (Excel, 数学, 双方の問題) の出来,定期試験 (統計量の概念を問う問題) の結果を総合的に評価する.提出課題 75%, 定期試験 25% で評価する予定である. |
教科書 |
初回授業で,「確率・統計学」に関するテキスト「情報処理・統計学演習【統計学の基礎】」(PDF ファイル) を配布する. Excel の使用法に関する解説文書 (PDF ファイル) は適宜, 講義中に配布する. |
参考図書 |
備考 |
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* 初回の授業では,学生各自で授業登録を行うが,パスワードが必要となる.パスワードを覚えていない学生は,ポータルサイト,gmailへのログインIDとパスワードを必ず持参すること. *「他人の提出課題の答えを丸写しした」,または,「提出課題の答えを他人に写させた」場合,成績評価を 0 点とする.注意すること. *「情報処理・統計学」(1年)を履修しておくことが望ましい. |