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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】ヘルスアセスメント論

科目番号	40414	担当教員名	宮川　操	単位	1単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	2年

授業概要
看護の対象を全人的に理解し、科学的・論理的に看護を実践するために必要な知識と技術を学ぶ。講義と演習を組み合わせて授業を展開する。授業を通して、基礎看護学実習Ⅱにおいて受け持ち対象者の情報を収集整理するツールを作成する。
到達目標
1.ヘルスアセスメントの意義と目的を述べることができる 2.看護援助を実践するために必要な情報がわかる 3.看護援助を実践するために必要な情報をインタビューを通して収集することができる 4.看護援助を実践するために必要な情報を観察・測定の技術を用いて収集することができる 5.得られた情報を整理して記録し、情報の解釈ができる

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ヘルスアセスメントの目的と意義健康歴の聴取	講義、ロールプレイ	教科書58頁～教科書75頁～熟読しておくこと復習：健康歴を聴取するためのシートを作成する、家族の健康歴の聴取を行う
【2】	フィジカルアセスメントの実際系統別アセスメント：呼吸器系	講義演習（お互いに呼吸音の聴取を行うので、聴診器を準備のこと）	教科書126頁～熟読しておくこと呼吸器系の情報を収集するためのシートを作成する自己学習として、友達や家族の胸部の聴診を行う
【3】	フィジカルアセスメントの実際系統別アセスメント：腹部	講義演習（腹部の聴診を行うので、聴診器を準備のこと）	教科書146頁～熟読しておくこと腹部の情報を収集するためのシートを作成する自己学習として、友達や家族の腹部の聴診を行う
【4】	フィジカルアセスメントの実際系統別アセスメント：筋・骨格系	講義演習	教科書154頁～熟読しておくこと筋・骨格系の情報を収集するためのシートを作成するフィジカルイグザミネーションの練習
【5】	社会・心理的アセスメント	講義	教科書169頁～熟読しておくこと復習：社会・心理的情報を収集するためのシートを作成
【6】	アセスメントシートを使用した情報収集提示する事例から枠組みに沿って情報収集を行う。	演習	事前学習：5回までの授業内容を整理しておく。事後学習：アセスメントシートを完成させる。
【7】	アセスメントシートを使用した情報の解釈提示する事例から枠組みに沿って情報整理とアセスメントを行う。	演習	演習のまとめを提出する。
【8】	シミュレーターを使用したフィジカルイグザミネーション呼吸音の聴取	演習	9F学習室のシミュレーターで自己学習を行い、聴診ができるようにする。

評価方法
提出された課題(20％)および定期試験(80%)で総合的に評価する。
教科書
有田清子ほか編：系統的看護学講座　専門分野Ⅰ　基礎看護学[2]　基礎看護技術Ⅰ　医学書院
参考図書
川村佐和子編：ナーシング・グラフィカ⑰　基礎看護学　ヘルスアセスメント　メディカ出版

備考
オフィスアワー　水曜日　10：00～12：00　研究室（3号館9階）