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	徳島文理大学短期大学部

【科目名】助産学実習

科目番号	11706	担当教員名	森本　ゆかり	単位	12単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	通年	対象年次	1

授業概要
妊娠・分娩・産褥期を通じて女性に必要なケアの提供をするとともに、正常な分娩を介助し、新生児のケアを実施するために必要な診断技術とケア技術を学修する。継続実習を導入し、妊娠から産後1ヶ月までの連続的助産ケアを学修する。また、育児支援や退院後の生活に適応するために必要な生活上の支援（保健指導）についても学修する。さらに、助産院実習において助産業務の管理や連携調整についても学修する。
到達目標
①知識（理解）：マタニティサイクル各期の女性及び新生児の正常逸脱の知識について説明ができる。妊産褥期・新生児期の異常に関する診断や救急処置及び助産師の役割、ライフサイクル各期の女性の健康支援について助産師の役割を理解する。 ②態度（関心・意欲）：妊産婦への助産活動を通して、自分自身の助産観を深めることができる。 ③技能（態度）：妊娠各期の健康診査と健康生活支援が実施できる。妊産褥婦・新生児やその家族に対し助産過程を展開し、分娩介助ができる。褥婦及び新生児の助産診断と健康生活支援が実施できる。親子の愛着形成及び基本的な育児技術支援が実施できる。 ④思考・判断：マタニティサイクル各期の女性及び新生児の助産過程を評価することができる。助産所における助産管理に必要な基礎的ことを述べることができる

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	産婦人科外来実習（妊婦の健康診査、ライフサイクル各期の女性の健康支援）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【2】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【3】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【4】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【5】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【6】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【7】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【8】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【9】	総合病院の産婦人科病棟実習　（分娩介助する産婦を入院時から退院まで受け持ち助産過程を展開）	臨地実習（阿南医療センター・地方独立行政法人　徳島県鳴門病院・つるぎ町立半田病院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産診断を行うにあたっての知識・技術について学習ノートに整理しておく。（90分）
【10】	診療所実習　（分娩期を中心とした助産過程の展開）	臨地実習（医療法人周和会　恵愛レディースクリニック	分娩期の助産診断・技術について、事前学習をしておく。（90分）
【11】	診療所実習　（産褥期を中心とした助産過程の展開）	臨地実習（遠藤産婦人科）	実習の中で行われた分娩第1期のケア、産褥期のケア、新生児のケアについて復習する。学級運営について、事前学習をしておく。（90分）
【12】	助産所実習　（助産管理と地域の助産活動）	臨地実習（NPO法人いのちの応援舎　ぼっこ助産院）	受け持った産婦の入院から退院までの過程の実習記録を書いたり、助産管理の視点から助産業務などを学習ノートに整理しておく。（90分）

評価方法
総合病院・診療所・助産所ごとに評価を行い、その評価を参考に実習指導教員が総合判断をする。評価基準は、他者評価で60点以上を必要とする。単位認定の必須条件は、①直接分娩介助を10例以上、間接介助3例以上行う。その実習記録を期日内に提出している②10例以上の妊婦健診（初期2例、中期4例、後期4例以上）を実施し、実習記録を期日内に提出している③所定の実習時間（540時間）の4/5以上の実習時間を確保していることである。実習記録・分娩介助評価表にて学生の到達度をフィードバックする。
教科書
『分娩介助の手順』『助産学実習要項』助産業務ガイドライン2019　日本助産師会出版新生児蘇生法テキスト助産学講座6助産診断・技術学Ⅱ[1]妊娠期助産学講座7助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期・産褥期助産学講座7助産診断・技術学Ⅱ[3]新生児期・乳幼児期マタニティー診断ガイドブック第6版　医学書院産婦人科診療ガイドライン産科編2020　日本産婦人科学会、病気がみえる産科第4版　メディカ出版安産力を高める骨盤ケア　家の光協会、心と体がラクになる産後の骨盤ケア　家の光協会胎児心拍数モニタリング講座改訂第3版　メディカ出版乳腺炎ケアガイドライン　日本助産師会母乳育児支援スタンダード第2版　医学書院
参考図書
第22版最新産科学（正常編）文光堂、第22版最新産科学（異常編）文光堂、、WHOの59か条お産のケア実践ガイド　農文協、分娩介助学　医学書院

備考
自身の健康に留意し、心身共に健康な状態で助産の学びを深めてください。オフィスアワー（森本ゆかり）：毎週月曜、16：30～18：00 森本ゆかり1996年～1999年麻植協同病院　2000年～2020年阿南共栄病院（現阿南医療センター）助産師