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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 40042 | 担当教員名 | 鈴記 洋子 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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専門職は、対象者に寄り添いつつ根拠に基づいたケアの提供者であり、対象者が納得する方法を見出せるように対応する必要がある。本教科では、研究というプロセスを通して自己の考え方やものの見方を客観視する視点を身につけることが出来るようにしている。具体的には、看護学生時もしくは臨床での研究を振り返り、研究のプロセスを再学習する。また、自己が明らかにしたいテーマから研究に取り組み、臨地実習中にデータを収集し、分析・結果・考察などにまとめ、課題研究発表につなげる。最終には論文として文章化していく。これら研究プロセスを通して批判的思考力を養うとともにエビデンスに基づいたケアを模索できるようにする。 |
到達目標 |
知識(理解) 1.なぜ研究が必要なのかを理解する 2.研究のプロセスを理解する 態度(関心・意欲) 1.興味ある課題を見つけることができる 2.興味ある課題に関連する文献を検索することができる 技能(表現) 1.研究計画書を作成することができる 2.研究方法を修得する 3.研究発表のプレゼンテーションができる 思考・判断 1.文献のクリティークができる 2.論文が作成出来る 3.批判的思考力を身に着ける |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 課題研究の狙い(過去の自己の研究についての発表及び課題) | 講義・ディスカッション | 看護学校の卒業研修で取り組んだこと、困難だったこと等を発表できるようにしておく(90分) |
【2】 | 研究の目的・プロセス・研究の分類、研究方法、課題の見つけ方 | 講義・演習 | 助産学講座1 助産学概論 第3章を事前学習しておく(45分) |
【3】 | 研究プロセス:研究における倫理、研究計画書の作成方法・文献検索の方法 | 講義・演習 | 助産学講座1 助産学概論 第3章を事前学習しておく(45分) |
【4】 | 研究プロセス:研究における倫理、研究計画書の作成方法・文献検索の方法 | グループ学習 | 助産学分野で興味のある分野の関しての文献を見つけ、読んでおく(90分) |
【5】 | 文献クリティーク | 発表 | 助産学分野で興味のある分野の関しての文献を見つけ、読んでおく(90分) |
【6】 | 自己の課題の明確化 | 発表・ディスカッション | 自己の研究課題について発表できるようにしておく(90分) |
【7】 | 研究計画書:疑問や課題から研究テーマを明確にする | ディスカッション | 自分の疑問が研究テーマになるよう(焦点化できるよう)に文献検討をする(90分) |
【8】 | 研究計画書:疑問からテーマの抽出・文献検索 | 発表 | 文献検討(90分) |
【9】 | 研究計画書作成 | 演習 | 文献検討(90分) |
【10】 | 研究計画書発表・修正 | 発表・ディスカッション | 文献検討をして研究計画書に仕上げる(90分) |
【11】 | 母性衛生学会 | 演習 | 興味のある分野の研究発表の実際の方法を学ぶ |
【12】 | 母性衛生学会 | 演習 | 興味のある分野の研究発表の実際の方法を学ぶ |
【13】 | 母性衛生学会 | 演習 | 興味のある分野の研究発表の実際の方法を学ぶ |
【14】 | 母性衛生学会 | 演習 | 興味のある分野の研究発表の実際の方法を学ぶ |
【15】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | データ入力、分析 |
【16】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | データ入力、分析から結果をまとめる |
【17】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 結果から考察を導くために文献を読んでおく |
【18】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 結果から考察を導くために文献を読んでおく |
【19】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 研究の目的、実施方法などを記載できるように準備しておく |
【20】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 研究の目的、実施方法などを記載できるように準備しておく |
【21】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 研究の目的、実施方法などを記載できるように準備しておく |
【22】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 研究全体を通して整合性が図れるようにしておく |
【23】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 発表できるようにPPTを作成する |
【24】 | 研究の実施とまとめ | 演習 | 分かりやすいPPTに修正する |
【25】 | 課題研究発表会 | 発表・ディスカッション | 研究を分かりやすく、時間内に発表できるようにしておく |
【26】 | 課題研究発表会 | 発表・ディスカッション | 研究を分かりやすく、時間内に発表できるようにしておく |
【27】 | 研究論文作成 | 演習 | 発表した研究で、指摘された部分などを参考に論文作成できるように準備しておく |
【28】 | 研究論文作成 | 演習 | 発表した研究を参考に論文作成を行う |
【29】 | 研究論文作成 | 演習 | 発表した研究を参考に論文作成を行う |
【30】 | 研究論文作成 | 演習 | 発表した研究を参考に論文作成を行う |
評価方法 |
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*受講態度(ディスカッションへの参加の程度・貢献度)10% *研究計画書の作成状況 20% *研究発表の評価表による評価 70% |
教科書 |
助産学講座1(助産学概論):医学書院、 |
参考図書 |
備考 |
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日本母性衛生学会に参加し、興味のある分野の研究発表を聞き、自己の研究の参考にする。 オフィスアワー 水曜日16時30分〜18時 |