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【科目名】助産診断技術学Ⅱ（分娩期）

科目番号	40060	担当教員名	森脇　智秋	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	必修	開講期	前期	対象年次	1年

授業概要
正常分娩において、助産師は自律して分娩介助ができなければならない。そこで、この科目では分娩の生理について説明し、分娩開始の診断、分娩の進行状態　分娩期の産婦と胎児の健康状態、分娩直後の産婦の健康状態・胎児付属物の診断ができるように事例に応じて理解させる。安心・安全・快適なお産ができるような助産師独自が行える分娩期のケア技術を取得できるように工夫している。分娩介助技術は、基本的な一連の動作をマスターし、フリースタイル分娩も実習で行なえるよう分娩介助技術を展開していく。また、緊急時に備えて対処方法や縫合の仕方など具体的な演習も取り入れている。
到達目標
助産師として、分娩期の助産診断が的確にでき、産婦および家族、胎児または新生児にとって安心・安全・快適なお産ができるよう支援するための基本理論と知識を学び、分娩介助技術を習得する。。 ①知識（理解）：分娩の生理、分娩の時期診断、分娩経過について説明ができる。分娩期に正常から逸脱する可能性があるハイリスク産婦、異常分娩について説明ができる。分娩経過が安全安楽に進むように産婦にケアの根拠が説明できる。 ②態度（関心・意欲）：自然に分娩をするということ、産婦が主体的に安全安楽に出産するということに意識を持ち、分娩期に家族に向けた支援に意欲的になる。また、分娩期のケアが将来の女性の身体つくりに関連していることに気づくことができる。③技能（態度）：安心・安全・快適なお産ができるような分娩期のケアが提供でき、一連の分娩介助技術を獲得する。 ④思考・判断：分娩開始の診断、分娩の進行状態　分娩期の産婦と胎児の健康状態、分娩直後の産婦の健康状態・胎児付属物の診断ができる。分娩進行に伴う異常発生の予測、判断ができ、それに伴う必要な介入の方法を考えることができる。分娩期の産婦および家族にとって、快適なお産ができるようなケアの方法を説明することができる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	分娩の生理①　分娩の定義　分娩の三要素　（山田健代）	講義	助産学講座７助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期　第1章　最新産科学正常編　Ⅱ正常分娩　事前学習をしておく。
【2】	分娩の生理②　分娩機序　（山田健代）	講義	助産学講座７助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期　第1章　最新産科学正常編　Ⅱ正常分娩　事前学習をしておく。
【3】	分娩の生理③　分娩が母体および胎児に及ぼす影響　（山田健代）	講義	助産学講座７助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期　第1章　最新産科学正常編　Ⅱ正常分娩　事前学習をしておく。
【4】	分娩期の助産診断とケア①　分娩開始　分娩進行状態のアセスメント	講義・演習	助産学講座７助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期　第３章　最新産科学正常編　Ⅱ正常分娩　事前学習をしておく。
【5】	分娩期の助産診断とケア②　産婦と胎児の健康状態のアセスメント	講義・演習	助産学講座７助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期　第３章　最新産科学正常編　Ⅱ正常分娩　事前学習をしておく。
【6】	分娩期の助産診断とケア③　分娩進行に伴う異常発生のアセスメントと無痛分娩	講義・演習	助産学講座７助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期　第６章　最新産科学異常編　Ⅲ異常分娩　事前学習をしておく。
【7】	分娩期の経過診断と健康生活診断①　分娩期時期診断　分娩予測診断　正常逸脱の診断	講義・演習	事例に応じて助産診断を展開していくので、マタニティー診断ガイドブック第5版を事前に学習しておく。
【8】	分娩期の経過診断と健康生活診断②　心理社会的診断　助産計画	講義・演習	事例に応じて助産診断を展開していくので、マタニティー診断ガイドブック第5版を事前に学習しておく。
【9】	分娩期に必要なケア①　骨盤を整える　（原田美佐子）	演習	動きやすい格好でバスタオル・タオルを持参し、演習に参加する。
【10】	分娩期に必要なケア②　産痛緩和　（原田美佐子）	演習	動きやすい格好でバスタオル・タオルを持参し、演習に参加する。
【11】	分娩期に必要なケア③　アロママッサージ　（原田美佐子）	演習	動きやすい格好でバスタオル・タオルを持参し、演習に参加する。
【12】	安産に向けての身体つくり　骨盤ストレッチ　（永井人美）	演習	動きやすい格好でバスタオル・タオルを持参し、演習に参加する。
【13】	安産に向けての身体つくり　骨盤ストレッチ　（永井人美）	演習	動きやすい格好でバスタオル・タオルを持参し、演習に参加する。
【14】	分娩介助技術　分娩介助（直接・間接）の一連の動き (森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	デモンストレーション	白衣で実習に行くスタイルで参加する。分娩介助学　医学書院で事前学習しておく。
【15】	分娩介助技術　分娩介助（直接・間接）の一連の動き　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	デモンストレーション	白衣で実習に行くスタイルで参加する。分娩介助学　医学書院で事前学習しておく。
【16】	分娩介助技術　分娩介助（直接・間接）の一連の動き　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	デモンストレーション	白衣で実習に行くスタイルで参加する。分娩介助学　医学書院で事前学習しておく。
【17】	分娩介助技術　直接介助・間接介助者の呼吸法と声掛け　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【18】	分娩介助技術　内診の仕方　タイミング　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【19】	分娩介助技術　分娩直後の観察とケア　母児の状態のアセスメントと授乳　胎盤計測　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【20】	分娩介助技術　直接介助・間接介助　（森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【21】	分娩介助技術　直接介助・間接介助　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【22】	分娩介助技術　直接介助・間接介助　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【23】	事例に応じた分娩介助技術　直接介助・間接介助　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【24】	事例に応じた分娩介助技術　直接介助・間接介助　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【25】	事例に応じた分娩介助技術　直接直接介助・間接介助　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【26】	事例に応じた分娩介助技術　直接介助・間接介助　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【27】	分娩介助技術　緊急時の対処　～回旋異常　弛緩出血～　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【28】	分娩介助技術　緊急時の対処　～会陰切開　裂傷部の縫合の仕方～　（東敬一郎）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【29】	分娩介助技術　フリースタイル分娩　　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。
【30】	分娩介助技術　フリースタイル分娩　　(森脇智秋　鈴記洋子　山田健代）	演習	白衣で実習に行くスタイルで参加する。

評価方法
この科目の評価は演習評価30％、試験70％で総合的に評価する。ただし、分娩介助の技術の評価に合格しなければ、単位が認められず助産学実習には出られません。
教科書
助産学講座７助産診断・技術学Ⅱ[2]分娩期、第22版最新産科学（正常編）文光堂、第22版最新産科学（異常編）文光堂、マタニティー診断ガイドブック第5版　医学書院、WHOの59か条お産のケア実践ガイド　農文協分娩介助学　医学書院
参考図書
今日の助産　南江堂、病気がみえるvol.10　産科メディックメディア、産婦人科診療ガイドライン　産科編　　エビデンスに基づくガイドライン～妊娠期・分娩期2016～　助産学会誌

備考
必ず予習復習をしましょう。プレテストがあります。オフィスアワー(森脇智秋)：毎週水曜日、16：30～18：00

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【科目名】 助産診断技術学Ⅱ（分娩期）

【科目名】助産診断技術学Ⅱ（分娩期）