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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 00026 | 担当教員名 | 小嶋 裕 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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【授業概要】(1)現代社会における社会福祉の意義を捉えながら社会福祉とは何かを考える。(2)社会福祉と医療(特に,リハビリテーション医療と理学療法)の関わりを考える。(3)社会保障・子ども家庭福祉・障がい者福祉・高齢者福祉とリハビリテーション医療・理学療法の関わりを考える。(4)地域福祉と地域リハビリテーション活動・地域理学療法活動との関わりを考える。 【到達目標】生命(いのち)と人間(人権)尊重に対する理解を深め,医療・健康に関わる専門職(Allied Health Profession)としての医療観・福祉観を養い,豊かな人間観の醸成を目指す。 |
到達目標 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 医療と社会福祉の連携:保健・医療(リハビリテーションと理学療法)・福祉の3領域の関連を考える。 | ||
【2】 | 社会福祉の基本概念:社会福祉の原理・理念の変遷を歴史的に捉え,現代福祉の在り方を考える。 | ||
【3】 | 社会福祉を取り巻く現状:少子・高齢社会,家族の変化,地域社会の変化,現代の貧困などを捉え,現代福祉の課題を探る。 | ||
【4】 | 社会福祉の歴史と展開:福祉国家の成立と展開をイギリスと日本の変遷から捉え,現代福祉の視座を考える。 | ||
【5】 | 社会福祉の仕組みと運営:社会福祉の法律,行政(国と地方),財政,行政機関,実践施設などを知る。 | ||
【6】 | 社会福祉の援助と方法:ソーシャルワークの体系(援助技術)の原則・方法・展開過程などを知る。 | ||
【7】 | 社会保障と公的扶助:生存権の保障,ナショナルミニマムの概念,公的年金・医療保険制度などを知る。 | ||
【8】 | 子ども家庭福祉:子ども家庭福祉の理念,子どもの権利,児童福祉法の改正,児童施設の体系などを知る。 | ||
【9】 | 高齢者福祉(1):高齢者像(観)を考え,高齢者福祉の理念と法制度を知る。 | ||
【10】 | 高齢者福祉(2):ゴールドプランの変遷,介護保険制度の役割と仕組みを知る。 | ||
【11】 | 高齢者福祉(3):高齢者保健福祉体系,在宅サービス整備,ケアワーク(ホームヘルプ)サービスなどを知る。 | ||
【12】 | 障がい者福祉(1):障がいの概念と分類,障がい者福祉の基本理念,障がい者福祉の法制度などを知る。 | ||
【13】 | 障がい者福祉(2):障がい者プランの変遷,障害者自立支援法の概要と課題を知る。 | ||
【14】 | 障がい者福祉(3):障がい者の雇用(就業),権利擁護,環境整備などの現状と制度を知る。 | ||
【15】 | 地域福祉と総括:地域福祉の概念,地域の組織化,ボランタリズム,NPO活動などを知る。 |
評価方法 |
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・平常点(10点),クイズ(小テスト2回,10点),レポート(2回,10点),定期試験(70点)で総合評価する。 ・平常点は欠席回数1回までは加点。クイズ・レポートは評価の結果,「可」の場合に加点。 ・定期試験は,試験の2週間前に設題集(5題)を提示し,その中から3題を出題する予定。 |
教科書 |
・「よくわかる社会福祉」山縣文治・他編(ミネルヴァ書房) |
参考図書 |
・教科書の補足と授業内容の把握を容易にするために資料(A3版20枚程度,パワーポイント提示内容)を配布。また,参考資料の紹介を適宜に行う。 |
備考 |
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・1年次での専門基礎分野科目の履修(必須)であること,今後の専門分野科目の履修に有効に結びつけたいので真剣に集 中して受講してほしい。また,授業の中でのクイズ実施,レポート提出があるので予習・復習に努めてほしい。 |