徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    物理療法学

科目番号00130担当教員名岡崎 大資単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
〈授業概要〉
物理療法は電気、光線、熱、力などの物理的刺激を用いて、疼痛の緩解や循環の改善、創傷治癒などを目的とした治療法である。本講義では物理療法で用いる各種刺激が生体にどのような影響を及ぼすのかを学び、物理療法の機器の特性とその理解、手順、適応と禁忌について教授する。
〈到達目標〉
(1)各種物理療法で用いる物理的刺激を理解し、それらの生体への影響を理解する。
(2)物理療法で用いる機器の特性を理解する。
(3)物理療法による生体反応を理解する。
(4)物理療法の適応と禁忌を理解する。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション 総論:物理療法の定義と意義〇講義及び簡単な演習とする。 
【2】物理療法の分類  
【3】温熱・寒冷療法:熱力学の基礎 温熱・寒冷の生理的作用 ホットパック、パラフィン  
【4】寒冷療法:コールドパック、アイスパック、アイスマッサージ、クリッカー、極低温療法  
【5】高周波療法:高周波の基礎 高周波の生理的作用  
【6】高周波療法:超短波治療、極超短波治療  
【7】光線療法:光の基礎 紫外線、赤外線、レーザーの生理的作用  
【8】光線療法:紫外線療法、赤外線療法、レーザー光線療法  
【9】超音波療法:超音波の基礎 超音波の生理的作用、超音波治療  
【10】電気療法:電気療法の基礎と分類 電気の生理的作用  
【11】電気療法:低周波療法、経皮的電気的神経刺激法、機能的電気刺激法、治療的電気刺激法、干渉電流療法  
【12】水治療法:水治療法の生理的作用 部分浴、全身浴、水中運動療法  
【13】牽引療法:力の基礎、牽引療法  
【14】マッサージ:マッサージの基礎 マッサージの基本的主義  
【15】まとめ  
評価方法
〇平常点:10% 単元ごとのクイズ:40% 定期試験50%を総合的に評価する。
教科書
〇物理療法学 松澤正監修(金原出版)
参考図書
備考
〇講義を中心とした科目であるため、講義に積極的に参加すること。また、単元ごとのクイズは成績評価に直結するので講義内容の十分な復習が必要である。