徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地域理学療法学演習 Community-Based Physical Therapy Practicum

科目番号10009担当教員名鶯 春夫単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
 3年前期で学んだ地域理学療法の基礎的知識を踏まえ、本授業では地域での活動に直接役立つ、介助・介護方法の指導や地域における評価、集団での体操指導、ホームエクササイズ指導などについて学ぶこととする。
到達目標
1.国際生活機能分類(ICF)の理念を活用することができる。
2.基本的な介助・介護方法を指導することができる。
3.地域における理学療法評価を実施することができる。
4.地域において個別または集団で体操指導を実施することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション、シラバス説明、授業スケジュール説明
「国際生活機能分類(ICF)」
・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「国際生活機能分類(ICF)」について調べる
復習:復習ノートの作成
【2】「臨床実習Ⅲ報告書の見直し-国際生活機能分類(ICF)を用いて-」・講義(資料配布)
・質疑応答
予習:自分自身の臨床実習Ⅲ報告書の見直し
復習:復習ノートの作成、自分自身の臨床実習Ⅲ報告書の見直しを行い修正した内容をレポートにまとめ、次回提出
【3】【提出物】臨床実習Ⅲ報告書を見直したレポート
「運動器機能向上トレーニング(総論)」
・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・演習(運動器機能向上トレーニング)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「運動器機能向上トレーニング」について調べる
予習:復習ノートの作成
【4】「運動器機能向上トレーニングの評価」・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・演習(運動器機能向上トレーニングの評価)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「運動器機能向上トレーニングの評価」について調べる
復習:復習ノートの作成、小グループで評価が実践できるように復習
【5】「運動器機能向上トレーニングの評価の実際」・演習(運動器機能向上トレーニングの評価)
・質疑応答
予習:配布資料を熟読する
復習:復習ノートの作成、小グループで評価が実践できるように復習
【6】「認知症の医学的知識とリハビリテーション」・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「認知症」について調べる
復習:復習ノートの作成
【7】【提出物】認知症の評価レポート
「認知症のスクリーニングテストおよび評価の実際」
・講義(資料配布)
・演習(スクリーニングテストおよび評価)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「認知症の評価」について調べ、事前にレポートにまとめ提出
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【8】「介助・介護方法の指導Ⅰ(起居動作)」・演習(起居動作)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「起居動作の介助・介護方法」について調べる
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【9】「介助・介護方法の指導Ⅱ(移乗動作)」・演習(移乗動作)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「移乗動作の介助・介護方法」について調べる
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【10】「介助・介護方法の指導Ⅲ(移動動作)」・演習(移動動作)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「移動動作の介助・介護方法」について調べる
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【11】地域高齢者への体操指導Ⅰ(ストレッチ)・講義(資料配布)
・演習(ストレッチ)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「ストレッチ」について調べる
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【12】地域高齢者への体操指導Ⅱ(筋力トレーニング)・講義(資料配布)
・演習(筋力トレーニング)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「筋力トレーニング」について調べる
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【13】【提出物】腰痛体操レポート
地域高齢者への体操指導Ⅲ(肩こり・腰痛・膝痛体操など)
・講義(資料配布)
・演習(転倒予防、ロコモ予防)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「腰痛体操」について調べ、事前にレポートにまとめ提出
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【14】地域高齢者への体操指導Ⅳ(転倒予防、ロコモ予防)・講義(資料配布)
・演習(肩こり・腰痛・膝痛体操など)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「転倒予防、ロコモ予防」について調べる
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【15】高齢者のレクリエーション(遊びリテーション)の実際・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・演習(遊びリテーション)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「高齢者のレクリエーション」について調べる
復習:復習ノートの作成、試験対策として配布資料等の熟読および復習ノートの見直し、授業で行った演習の復習
評価方法
平常点(20点)、レポート(20点)、定期試験(60点)を総合して評価する。
教科書
1「運動療法学-障害別アプローチの理論と実際-」編集:市橋則明(文光堂)(「基礎運動療法学」で購入済み)
2「新しいコンセプトによる脳卒中リハビリテーション-自立度向上と介助量軽減のために-」著:古田晃他(メディカルプレス)(「日常生活活動学実習」で購入済み)
参考図書
授業の中で教科書の内容を補足する参考書をその都度紹介するとともに、必要な資料は教員が配布する。
備考
地域理学療法学演習は教育効果の向上を図るため必要に応じて補助者1名(理学療法学科 平島賢一)とともに実施する。