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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10013 | 担当教員名 | 平野 康之 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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近年の高齢化や疾病の重複にともない重症な理学療法対象者が増加する中、効果的かつ安全な理学療法の実践において「リスク管理」は必須である。本授業では、リスク管理の実践において必要な基本的な知識、技術を学ぶとともに、感染症対策や事故予防、危険予知のトレーニング方法などについての理解を深める。 |
到達目標 |
①リスク管理の目的について説明できる。 ②バイタルサインについて説明できる。 ③感染防止対策が実施できる。 ④危険予知トレーニング(KYT)が実践できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | リスク管理とは 理学療法の実践において必要な「リスク管理」の基礎として、その必要性や目的、考え方などについて理解する。 | 講義 | 〔予習・復習〕 教科書p2~17 〔課題〕 課題レポートについて情報収集(自己分析) |
【2】 | バイタルサインとフィジカルアセスメント 医学的な「リスク管理」において欠かせないバイタルサインとフィジカルアセスメントについて、その手技や考え方について理解する。 | 講義、バイタルサイン評価の体験 | 〔予習・復習〕 フィジカルアセスメントガイドブック 第2版 part2 身体機能別のアセスメント 血圧測定練習 |
【3】 | 臨床検査データ値のみかた 医学的な「リスク管理」において必要な血液検査データやその他の臨床検査データの内容および臨床活用方法について理解する。 | 講義 | 〔予習・復習〕 教科書 p40~42 やりなおしの検査値・パニック値対応 |
【4】 | 薬物のリスク(効果と副作用) 薬剤の効果およびその機序を学び、リハビリテーションにおける生体への影響や副作用について理解する。 | 講義 | 〔予習・復習〕 教科書 p34~39 薬の相互作用としくみ 小テストに向けて1~4回の講義内容を復習 |
【5】 | 感染のリスク(感染防止対策) 感染症に関する基礎的な知識および感染対策を学び、リハビリテーション実践において必要な防止対策について理解する。 | 講義、標準予防手技の体験 小テスト | 〔予習・復習〕 教科書 p18~25 リハビリテーションリスク管理ハンドブック p282~283 |
【6】 | 吸引とBLS 吸引と一次救命処置(BLS)の基礎的な知識および技術について理解する。 | 講義、実技体験(吸引、BLS) 【提出物】 課題レポート | 〔予習・復習〕 わかる!できる!気管吸引あんしん教育ガイド BLSシュミレーション |
【7】 | KYTとRCA リスク管理能力を高めるトレーニング手法である危険予知トレーニング(KYT)および根本原因分析(RCA)について理解する。 | 講義、グループ討議・発表 | 〔予習・復習〕 RCA第2版 根本原因分析実践マニュアル 第1章 |
【8】 | 医療機器のリスク、まとめ リハビリテーションにおいて良く使用する医療・福祉機器の取り扱いや注意点などについて理解する。 | 講義 課題レポート発表 | 〔予習・復習〕 公益財団法人 テクノエイド協会HP 福祉用具ヒヤリ・ハット情報参照 定期テスト勉強範囲の説明 |
評価方法 |
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平常点(欠席数により減点:5点)+ 課題レポートなど(15点)+ 小テスト(20点)+ 定期試験(60点):計100点、その他ボーナス点あり |
教科書 |
理学療法 リスク管理・ビューポイント 丸山仁司編集 文光堂 |
参考図書 |
リハビリテーションリスク管理ハンドブック メディカルビュー 在宅・訪問リハビリテーションリスク管理実践テキスト 診断と治療社 理学療法リスク管理マニュアル 三輪書店 RCA第2版 根本原因分析実践マニュアル 医学書院 フィジカルアセスメントガイドブック 第2版 医学書院 ナースのための危険予知トレーニングテキスト メディカ出版 わかる!できる!気管吸引あんしん教育ガイド メディカ出版 やりなおしの検査値・パニック値対応 メディカ出版 薬の相互作用としくみ 日経BP社 |
備考 |
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