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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10021 | 担当教員名 | 岡崎 大資 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 3年 |
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| 授業概要 |
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| 〈テーマ〉 リハビリテーションにおける行動マネジメントの理解と実践 〈授業概要〉 理学療法の実践の場において理学療法士は、障がいを軽減し、個人の生活環境に適した方法で治療介入を行う。この状況において理学療法対象者の個性や人生観、生活環境はさまざまであり、画一的な治療介入では個々の対象者の治療効果に悪影響を及ぼしかねないうえに、対象者個人のQOLを軽視した介入となる危険性がある。当該セミナーでは理学療法の治療介入方法の一環として、行動分析学的思考に基づき、人の行動特性の理解と行動・環境のマネジメントによって、個人に適した環境でより良い行動頻度を増加させ、治療効果の向上を図り、対象者個人が社会的に好ましい方法で積極的に社会に働きかけられる方法を学ぶ。本講義は理学療法のメインストリームではないが、医療を学ぶ学生にとって行動マネジメントの技法を身につけることは重要と考える。 |
| 到達目標 |
| 〈到達目標〉 （1）行動分析学の基礎理論とリハビリテーションにおける実践の理解ができる。 （2）関連論文の検索と読解ができる。 （3）他者の行動マネジメントを実践できる。 （4）行動分析学を用いた理学療法介入のシミュレーションができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | オリエンテーション 行動分析学の基礎1（講義） | 講義 | 予習：教科書 第1章 |
| 【2】 | 行動分析学の基礎2（講義） | 講義 | 予習：教科書 第2・3章 |
| 【3】 | 行動分析学の基礎3（講義） | 講義 | 予習：教科書 第4・5章 |
| 【4】 | 行動分析学の実践例1（講義） | 講義 | 予習：教科書 第6・7章 |
| 【5】 | 行動分析学の実践例2（講義） | 講義 | 予習：教科書 第8・9・10章 |
| 【6】 | 文献検索と文献の紹介 | 演習 | 復習：リハ分野における行動分析学研究の文献検索 |
| 【7】 | 文献抄読1（学生による文献抄読とコメントの発表） | 演習 | 予習：提示文献を読み、客観的・批判的にコメントをする 復習：リハ分野における行動分析学研究の文献検索 |
| 【8】 | 文献抄読2（学生による文献抄読とコメントの発表） | 演習 | 予習：提示文献を読み、客観的・批判的にコメントをする復習：リハ分野における行動分析学研究の文献検索 |
| 【9】 | 文献抄読3（学生による文献抄読とコメントの発表） | 演習 | 予習：提示文献を読み、客観的・批判的にコメントをする復習：リハ分野における行動分析学研究の文献検索 |
| 【10】 | 文献抄読4（学生による文献抄読とコメントの発表） | 演習 | 予習：提示文献を読み、客観的・批判的にコメントをする復習：リハ分野における行動分析学研究の文献検索 |
| 【11】 | 文献抄読5（学生による文献抄読とコメントの発表） | 演習 | 予習：提示文献を読み、客観的・批判的にコメントをする復習：リハ分野における行動分析学研究の文献検索 |
| 【12】 | 行動マネジメントの検討1（研究対象の検討） | 演習 | 予習：日常生活に関する行動のマネジメント方法を考える |
| 【13】 | 行動マネジメントの検討2（研究デザインの紹介と検討） | 演習 | 予習：日常生活に関する行動のマネジメント方法を考える |
| 【14】 | 行動マネジメントの検討3（介入方法の検討） | 演習 | 予習：日常生活に関する行動のマネジメント方法を考える |
| 【15】 | 行動マネジメントの検討4（記録方法の検討） | 演習 | 予習：日常生活に関する行動のマネジメント方法を考える |
| 【16】 | 行動マネジメントの実践1（対象者を選定し行動マネジメントを実践） | 実習 | 予習：対象者へのオリエンテーションの準備 |
| 【17】 | 行動マネジメントの実践2（対象者を選定し行動マネジメントを実践） | 実習 | 予習：対象者のデータ計測の準備 |
| 【18】 | 行動マネジメントの実践3（対象者を選定し行動マネジメントを実践） | 実習 | 予習：対象者のデータ計測の準備 |
| 【19】 | 行動マネジメントの実践4（対象者を選定し行動マネジメントを実践） | 実習 | 予習：対象者のデータ計測の準備 |
| 【20】 | 行動マネジメントの実践5（対象者を選定し行動マネジメントを実践） | 実習 | 予習：対象者のデータ計測の準備 |
| 【21】 | 行動マネジメントの分析1（実践結果の分析と考察） | 実習 | 予習：取得したデータから行動変容を検討する |
| 【22】 | 行動マネジメントの分析2（実践結果の分析と考察） | 実習 | 予習：取得したデータから行動変容を検討する |
| 【23】 | 行動マネジメントの分析3（実践結果の分析と考察） | 実習 | 予習：取得したデータから行動変容を検討する |
| 【24】 | 模擬患者に対する理学療法介入の検討1（理学療法場面への応用） | 演習 | 予習：模擬患者情報を熟読のうえ行動分析学的介入方法を検討する |
| 【25】 | 模擬患者に対する理学療法介入の検討2（理学療法場面への応用） | 演習 | 予習：模擬患者情報を熟読のうえ行動分析学的介入方法を検討する |
| 【26】 | 模擬患者に対する理学療法介入の検討3（理学療法場面への応用） | 演習 | 予習：模擬患者情報を熟読のうえ行動分析学的介入方法を検討する |
| 【27】 | 模擬患者に対する理学療法介入の検討4（理学療法場面への応用） | 演習 | 予習：模擬患者情報を熟読のうえ行動分析学的介入方法を検討する |
| 【28】 | まとめ | 講義 | |
| 【29】 | まとめ | 講義 | |
| 【30】 | まとめ | 講義 | |
| 評価方法 |
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| 平常点と各回の討議内容、発表内容、実践介入への参加状況などを総合的に評価する。 |
| 教科書 |
| 「リハビリテーションのための行動分析学入門」 河合伊六監修（医歯薬出版） |
| 参考図書 |
| 「行動分析学入門」杉山尚子，他著（産業図書） 講義ごとに資料を提供する。 |
| 備考 |
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| 少人数での演習のため、学生間、及び教員との双方向の密なコミュニケーションが必要である。テーマについて積極的に学ぶ姿勢が必要である。卒業研究に向けての基礎知識や理学療法における行動分析学的アプローチの実践方法を学習する。 |