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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10025 | 担当教員名 | 田頭 勝之 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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高齢者や障がい者の日常生活における自立促進や社会参加を促すためには、機能障害に対する治療だけでなく、社会的不利に対するアプローチが必要不可欠である。本講義では、住環境整備の基本的技術や知識、各疾患に対する住環境整備や福祉機器の活用に関する具体的な方法を学習する。また「福祉住環境コーディネーター2級」検定試験に対応した講義を行う。 |
到達目標 |
(1)相談援助と住環境整備の進め方を理解する。 (2)住環境整備の基本的技術や知識を習得する (3)各疾患・障がいにおける住環境整備の方法を習得する。 (4)在宅生活における福祉用具の活用方法を習得する。 (5)「福祉住環境コーディネーター2級」のライセンスを取得する。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション(生活環境学とは) | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料の重要箇所を再学習する。検定試験までの学習計画を作成する。 ICF(教科書p64〜70)およびバリアフリーとユニバーサルデザインについて事前に学習する。 |
【2】 | ICFと生活環境 住宅におけるバリアフリーとユニバーサルデザイン | 講義と質疑応答 資料配付 | 「障害のとらえ方」について再学習を行い、理解を深める。 教科書p292〜315を事前に読み、建築図面の見方を予習する。 |
【3】 | 住環境整備の実践に必要な基礎知識(図面の読み方など) | 講義と演習 資料配付 課題:展開図の作製 | 課題(展開図)を作製する。 事前に教科書p216〜221を読み、「段差の解消」について理解する。 |
【4】 | 住環境整備の基礎知識(部位別1) | 課題提出 講義と質疑応答 資料配付 | 「段差の解消」の具体的な対応方法を再学習する。 事前に教科書p221〜242を読み、「手すりの取り付け」・「スペースへの配慮」を理解しておく。 |
【5】 | 住環境整備の基礎知識(部位別2) | 講義と質疑応答 資料配付 | 「手すりの取り付け」等の具体的な対応方法を再学習する。 事前に教科書p243〜260を読み、「屋外・内移動」に対する住環境整備を理解する。 |
【6】 | 住環境整備の基礎知識(生活行為別1) | 講義と質疑応答 資料配付 | 「屋外・内の移動」に対するの具体的な住環境整備を再学習する。 事前に教科書p261〜277を読み、「排泄・入浴行為」に対する住環境整備を理解する。 |
【7】 | 住環境整備の基礎知識(生活行為別2) | 講義と質疑応答 資料配付 | 「排泄・入浴行為」に対するの具体的な住環境整備を再学習する。 事前に教科書p278〜291を読み、「整容・食事行為」等に対する住環境整備を理解する。 |
【8】 | 住環境整備の基礎知識(生活行為別3) | 講義と演習(自宅の平面図・展開図) 資料配付 課題:自宅の玄関・トイレ・浴室の展開図 | 「整容・食事行為」等に対するの具体的な住環境整備を再学習する。 課題を作製する。 事前に教科書p100〜131を読み、「各疾患」に対する理解を深める。 |
【9】 | 住環境整備の基礎知識(疾患別1) | 課題提出 講義と質疑応答 資料配付 | 「各疾患」の特性について再学習する。 事前に教科書p132〜174を読み、「各疾患」に対する理解を深める。 |
【10】 | 住環境整備の基礎知識(疾患別2) | 講義と質疑応答 資料配付 | 「各疾患」の特性について再学習する。 事前に教科書p57〜62・176〜214を読み、「福祉住環境コーディネーターの役割」と「相談援助」に関して自己学習をおこなう。 小テスト(模擬試験)の向けた対策を開始する。 |
【11】 | 福祉住環境コーディネーターの役割とケアマネジメントおよび相談援助 | 講義と質疑応答 資料配付 | 「福祉住環境コーディネーターの役割」と「相談援助」について再学習する。 事前に教科書p11〜57・316〜320を読み、「住宅関連施策」について理解する。 小テストに対する自己学習。 |
【12】 | 生活環境と住宅関連施策 | 講義と質疑応答 資料配付 | 「住宅関連施策」の変遷について再学習する。 事前に教科書p322〜374を読み、「福祉用具」について理解する。 小テストに対する自己学習。 |
【13】 | 福祉用具に関連する諸制度(介護保険・自立支援法他)と適応 | 小テスト(模擬試験) 講義と質疑応答 資料配付 | 「福祉用具」および「介護保険」について再学習する。 グループ発表に向けて、家屋調査・図面作製・資料作成を行う。 |
【14】 | グループ発表(1) | 演習:グループ発表 | グループ発表に向けて、家屋調査・図面作製・資料作成を行う。 |
【15】 | グループ発表(2) | 演習:グループ発表 | 講義内容全体を復習し、検定試験に向けた学習を行う。 |
評価方法 |
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平常点(10点)、レポートおよびグループ発表(10点)、小テストおよび定期試験(80点)により総合評価する。ただし、レポートを提出し、出席要件(授業時数2/3以上)を満たし、かつ「福祉住環境コーディネーター2級」を取得した場合は、80点を保証する。 |
教科書 |
改訂版「福祉住環境コーディネーター検定試験2級公式テキスト」(東京商工会議所編) |
参考図書 |
生活環境論(九州神陵文庫) 日常生活活動学・生活環境学(医学書院) 新版 福祉住環境(市ヶ谷出版社) OT・PTのための住環境整備論(三輪書店) |
備考 |
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クイズは、「福祉住環境コーディネーター2級検定試験」の過去問題または模擬問題とする。 |