徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    家族社会学

科目番号10082担当教員名水島 かな江単位1単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次2年
授業概要
日本では、新聞やテレビなどのマスコミで、家族のニュースが取り上げられることが多く、家族についての関心は高い。
しかし、どのような関係を家族というかを真剣に考えてみると、そう簡単には答えは出ない。
授業では、家族概念や家族意識がどのような経緯の中で成立してきたかを初めとして、社会経済的な変化に伴って変動してきた現代家族の実態、さらに、夫婦や親子の関係について、これまでの家族社会学の成果を紹介しながら、これからの家族のあり方をともに考える。
到達目標
1)家族についての思い込みをなくし、時間、空間の視点を加えた広い視野でとらえることができる。
2)家族に生じる問題を客観的に捉え、解決に至る方法を考えることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】家族とは
どのような関係を家族というのかを考える。
講義 
【2】近代家族の形成
家族概念が、どのように生成されてきたかを理解する。
講義【予習】教科書の指定されたところを読んで授業に参加すること
【3】現代家族の実態
現代日本における家族の実態を把握する。
講義と演習【予習】教科書の指定されたところを読んで授業に参加すること
【4】結婚と離婚
制度としての結婚、離婚の理解とその動向を把握する。
講義【予習】教科書の指定されたところを読んで授業に参加すること
【5】ライフステージからみた夫婦関係
ライフステージで異なる夫婦関係の課題を知る。
講義及び演習【予習】教科書の指定されたところを読んで授業に参加すること
【6】親子関係
親であることの意味、及び子ども観の社会的変化を知る。
講義【予習】教科書の指定されたところを読んで授業に参加すること
【7】さまざまな家族
さまざまな家族や、家族の負の面を知る。
講義【予習】教科書の指定されたところを読んで授業に参加すること
【8】まとめ講義 
評価方法
授業中の課題(40%)+期末試験(60%)
教科書
神原文子・杉井潤子・竹田美知編著『よくわかる現代家族』ミネルヴァ書房
参考図書
落合恵美子『21世紀家族へ』第3版 ゆうひかく選書
槙石多希子他『変化する社会と家族』建帛社
備考