徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    理学療法研究法　Physical Therapy Research Methodology

科目番号11456担当教員名芥川　知彰単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
科学としての理学療法研究の意義を理解し、科学研究の種類、具体的な研究の手順について学習する。
到達目標
�｜亮院瞥�解）：理学療法研究の意義を理解する。理学療法研究に必要な基礎知識を身につける。
��態度（関心・意欲）：研究活動に興味を持ち、卒業研究に向けて意欲を高める。
�５伺宗壁集宗法Д董璽泙亡悗垢詈幻ゼ�集とその読解ができ、内容をまとめて発表できる。
�せ弭諭θ獣如�卒業研究のテーマについて自身で考えることができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】担当：芥川
「オリエンテーション」
授業計画、評価方法について説明を行う。
「総論」
研究とは何か、研究する意義、研究の種類、研究の進め方などについて概略を説明する。		資料、スライドを用いた講義復習：ノート作成（60分）
「研究の概略」
【2】担当：芥川
「研究の倫理」
研究における倫理的問題、各種倫理指針、研究者の責務などについて解説する。		資料、スライドを用いた講義復習：ノート作成（60分）
「研究の倫理」
【3】担当：芥川
「研究計画」
研究デザインの種類、実施手順などについて解説する。		資料、スライドを用いた講義復習：ノート作成（60分）
「研究計画」
【4】担当：芥川
「文献の収集・読解」
文献収集の方法、研究論文の読み方、文献の活用方法などについて解説する。		資料、スライドを用いた講義文献収集と読解（60分）
文献抄読会に向けた文献の収集と読解
【5】担当：芥川
「研究の進め方�　�
基礎研究、実験的研究について、役割や目的、知識・技術などを解説する。
疫学・調査研究、記述的研究について、目的や方法を解説する。		資料、スライドを用いた講義復習：ノート作成（60分）
「研究の進め方（基礎研究、実験的研究、疫学・調査研究、記述的研究）」
【6】担当：芥川
「研究の進め方�◆�
臨床研究の意義と役割、実施と留意点などについて解説する。		資料、スライドを用いた講義復習：ノート作成（60分）
「研究の進め方（臨床研究）」
【7】担当：芥川
「研究発表の方法」
図表の作成方法、発表資料の作成方法、発表と質疑応答の準備などについて解説する。		資料、スライドを用いた講義復習：ノート作成（60分）
「研究発表の方法」
【8】担当：芥川
「文献抄読会」
研究論文（邦語または英語）の抄読会を少人数のグループで実施する。		グループディスカッション復習：文献抄読レポートの作成（60分）
文献抄読会で発表した研究論文のレポートを作成
【9】担当：赤澤
理学療法学研究と統計学		講義（スライド使用）予習：興味のある論文における統計学に関する記述を熟読する（30分）
復習：理学療法学研究と統計学について復習する（60分）
【10】担当：赤澤
研究デザインおよび理学療法評価と統計学		講義（スライド使用）予習：興味のある論文における研究目的と統計学に関する記述を熟読する（30分）
復習：研究デザインおよび理学療法評価と統計学について復習する（60分）
【11】担当：赤澤
データ解析の基本事項		講義、統計解析ソフトを用いた実習（コンピューター室）予習：興味のある論文における評価項目と統計学との関連を考える（30分）
復習：データ解析の基本事項について復習する（60分）
【12】担当：赤澤
統計学的検定の基礎		講義、統計解析ソフトを用いた実習（コンピューター室）予習：興味のある論文における評価項目と統計学との関連を考える（30分）
復習：統計学的検定の基礎について復習する（60分）
【13】担当：赤澤
差の検定		講義、統計解析ソフトを用いた実習（コンピューター室）予習：差の検定について予習する（30分）
復習：本講義内容を復習する（60分）
【14】担当：赤澤
相関・回帰分析		講義、統計解析ソフトを用いた実習（コンピューター室）予習：相関・回帰分析について予習する（30分）
復習：本講義内容を復習する（60分）
【15】担当：赤澤
1元配置分散分析と多重比較法		講義、統計解析ソフトを用いた実習（コンピューター室）予習：1元配置分散分析と多重比較法について予習する（30分）
復習：本講義内容を復習する（60分）
評価方法
文献抄読レポート（20点）、定期試験（80点）の合計点で評価する。
レポートに対する解説・講評、定期試験の模範解答はクラスルーム上でフィードバックする。
教科書
「理学療法研究法」対馬栄輝 編著（医歯薬出版株式会社）
参考図書
「理学療法研究の進めかた」森山英樹 編（文光堂）
備考
【科目ナンバー】DDBP008S
本科目は芥川知彰と赤澤直紀の2名で担当する。
大学で理学療法教育を学ぶということは、研究者としての基盤を身につけた理学療法士になることが社会に求められている。
そのための基礎知識の習得を意識して本科目に臨むこと。

オフィスアワー
芥川：月曜　3講時　13:00〜14:30（23号館7階　研究室）
赤澤：水曜　1講時　9:00〜10:30（23号館7階　研究室）

担当教員の実務経験
芥川知彰：平成17年〜平成28年　高知大学医学部附属病院理学療法士
赤澤直紀：平成13年〜平成28年　河西田村病院理学療法士