徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    地域理学療法学演習 Community-Based Physical Therapy Practicum

科目番号11640担当教員名鶯 春夫単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
 3年前期で学んだ地域理学療法の基礎的知識を踏まえ、本授業では地域での活動に直接役立つ、介助・介護方法の指導や地域における評価、集団での体操指導、ホームエクササイズ指導などについて学ぶこととする。
到達目標
知識:国際生活機能分類(ICF)の理念の他、基本的な介助・介護方法、地域における理学療法評価、個別・集団体操指導等の知識を獲得する。
態度:国際生活機能分類(ICF)の理念の他、基本的な介助・介護方法、地域における理学療法評価、個別・集団体操指導等に関心を持つ。
技能:基本的な介助・介護方法、地域における理学療法評価、個別・集団体操指導等を実施することができる。
思考・判断:国際生活機能分類(ICF)の理念の他、基本的な介助・介護方法、地域における理学療法評価、個別・集団体操指導等を適切に思考・判断することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション、シラバス説明、授業スケジュール説明
「国際生活機能分類(ICF)」
・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「国際生活機能分類(ICF)」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成(60分)
【2】「地域理学療法の実践に必要なセラピストの視点」・講義(資料配布)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「地域理学療法の実践」について調べる。ICFに関する復習ノートの見直し(30分)
復習:復習ノートの作成(60分)
【3】【クイズ】前回までの復習
「運動器機能向上トレーニング(総論)」
・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・演習(運動器機能向上トレーニング)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「運動器機能向上トレーニング」について調べる。復習ノートの見直し(30分)
復習:復習ノートの作成、クイズの見直し及びレポートの作成(60分)
【4】【提出物】クイズで間違った内容について学習したレポート
「運動器機能向上トレーニングの評価」
・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・演習(運動器機能向上トレーニングの評価)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「運動器機能向上トレーニングの評価」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで評価が実践できるように復習(60分)
【5】「運動器機能向上トレーニングの評価の実際」・演習(運動器機能向上トレーニングの評価)
・質疑応答
予習:前回の配布資料を熟読する(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで評価が実践できるように復習(60分)
【6】「認知症の医学的知識とリハビリテーション」・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「認知症」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成(60分)
【7】「認知症のスクリーニングテストおよび評価の実際」・講義(資料配布)
・演習(スクリーニングテストおよび評価)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「認知症の評価」について調べ、事前にレポートにまとめ提出(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習(60分)
【8】【クイズ】前回までの復習
「介助・介護方法の指導Ⅰ(起居動作)」
・演習(起居動作)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「起居動作の介助・介護方法」について調べる。復習ノートの見直し(30分)
復習:復習ノートの作成、クイズの見直し及びレポートの作成、小グループで実践できるように復習(60分)
【9】【提出物】クイズで間違った内容について学習したレポート
「介助・介護方法の指導Ⅱ(移乗動作)」
・演習(移乗動作)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「移乗動作の介助・介護方法」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習(60分)
【10】「介助・介護方法の指導Ⅲ(移動動作)」・演習(移動動作)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「移動動作の介助・介護方法」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習(60分)
【11】地域高齢者への体操指導Ⅰ(ストレッチ)・講義(資料配布)
・演習(ストレッチ)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「ストレッチ等の指導」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習(60分)
【12】地域高齢者への体操指導Ⅱ(筋力トレーニング)・講義(資料配布)
・演習(筋力トレーニング)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「筋力トレーニング等の指導」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習
【13】【クイズ】前回までの復習
地域高齢者への体操指導Ⅲ(肩こり・腰痛・膝痛体操など)
・講義(資料配布)
・演習(転倒予防、ロコモ予防)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「肩こり体操、腰痛・膝痛体操」について調べる。復習ノートの見直し(30分)
復習:復習ノートの作成、クイズの見直し及びレポートの作成、小グループで実践できるように復習(60分)
【14】【提出物】クイズで間違った内容について学習したレポート
地域高齢者への体操指導Ⅳ(転倒予防、ロコモ予防)
・講義(資料配布)
・演習(肩こり・腰痛・膝痛体操など)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「転倒予防、ロコモ予防」について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成、小グループで実践できるように復習(60分)
【15】高齢者の認知機能低下予防に対する運動指導・講義(パワーポイント使用、資料配布)
・演習(コグニサイズ等)
・質疑応答
予習:図書館の文献等で「コグニサイズ」等について調べる(30分)
復習:復習ノートの作成、試験対策として配布資料等の熟読および復習ノートの見直し、授業で行った演習の復習(60分)
評価方法
平常点(20点)、レポート(20点)、定期試験(60点)を総合して評価する。
教科書
1.CrossLink 理学療法学テキスト「高齢者理学療法学」,編集:池添冬芽(MEDICAL VIEW)
参考図書
1.CrossLink 理学療法学テキスト「運動療法学」,編集:対馬栄輝(MEDICAL VIEW),基礎運動療法学で購入済み。
2.指導者のための介護予防完全マニュアル,監修:東京都老人総合研究所 鈴木隆雄・大渕修一(財団法人 東京都高齢者研究・福祉振興財団) 
その他、授業の中で教科書の内容を補足する参考書をその都度紹介するとともに、必要な資料は教員が配布する。
備考
オフィスアワー:金曜日 14時50分~18時00分(場所:研究室)
実務経験:昭和61年4月~昭和62年3月 高田整形外科病院,昭和62年4月~平成22年3月 橋本病院,計24年