徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    理学療法研究セミナー Physical Therapy Reseach Seminar

科目番号11929担当教員名廣瀬 良平単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
理学療法研究セミナーでは自らが感じた疑問を言語化(定式化)し、情報収集する能力を養う。また、批判的に論文を読む能力を身に付けることで、情報を取捨選択できる力を培う。さらに、実験やデータの収集および解析、論文作成を通して、研究遂行能力の基盤を構築する。
本セミナーでは内部障害または急性期の理学療法に関する内容を学ぶ。具体的には周術期の理学療法や呼吸機能、嚥下機能、循環機能についてであり、それらの内容に関連した研究活動を中心に展開する。ただし、学生の希望する研究テーマがある場合は、この限りではない。
到達目標
①知識・理解:疑問を言語化(定式化)することができる
②技能・表現:実験を通して機器の取り扱いやデータの収集および解析ができるようになる
③思考・判断:論文を批判的に読み、作成する能力を身に付ける
④関心・意欲・態度:必要な情報(論文)を検索することができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション:本セミナーの授業計画および注意事項などの説明を行う。講義
「一斉講義形式」
予習(30分):シラバスを十分に読んでおく。
復習(30分):年間スケジュールやゼミの決まりを理解する。
【2】急性期の理学療法について:急性期理学療法の概要を学ぶ。講義
「一斉講義形式」
予習(30分):配布資料(急性期理学療法の概要)を読み、理解を深める。
復習(30分):急性期理学療法の必要性を調べ、レポートにまとめる。
【3】急性期の理学療法について:急性期理学療法に関連する研究に触れる。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):急性期理学療法に関する先行研究を1題検索し、要約する。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、要約した先行研究の理解を深める。
【4】呼吸リハビリテーションについて:誤嚥性肺炎およびCOPDに関連する研究に触れる。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):配布資料(呼吸リハビリテーション)を読み、理解を深める。
復習(30分):誤嚥性肺炎もしくはCOPDに関する先行研究を1題検索し、要約する。
【5】心臓リハビリテーションについて:心不全に関連する研究に触れる。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):配布資料(心臓リハビリテーション)を読み、理解を深める。
復習(30分):心不全に関する先行研究を1題検索し、要約する。
【6】代謝に関するリハビリテーションについて:糖尿病に関連する研究に触れる。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):配布資料(代謝に関するリハビリテーション)を読み、理解を深める。
復習(30分):糖尿病に関する先行研究を1題検索し、要約する。
【7】理学療法研究について1:問題点の定式化1:問題点を定式化(具体化)する方法を学ぶ。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):自らが感じている疑問や興味のある分野をレポートにまとめる。
復習(30分):講義を踏まえ作成したレポートを修正する。
【8】理学療法研究について2:問題点の定式化2:自らの疑問を定式化(具体化)する。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):配布資料(問題点の定式化)を読み、理解を深める。
復習(30分):レポートの内容が卒業研究で実現可能か検討する。
【9】理学療法研究について3:文献の検索1:文献検索の方法について学ぶ。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):配布資料(文献検索の方法)を読み、理解を深める。
復習(30分):J-stageを利用し、文献の検索と保存を行う。
【10】理学療法研究について4:文献の検索2:疑問に関連する文献を検索する。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):自らの興味があるテーマの論文を1題検索し、目を通す。
復習(30分):講義を踏まえ、再度興味があるテーマの論文を検索する。
【11】理学療法研究について5:文献の批判的吟味1:文献を読む際のポイントを学ぶ。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):配布資料(文献の読み方)を読み、理解を深める。
復習(30分):講義を踏まえ、論文の重要個所にマークを付ける。
【12】理学療法研究について6:文献の批判的吟味2:検索した文献を批判的に読む。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):配布資料(文献の批判的吟味)を読み、理解を深める。
復習(30分):講義を踏まえ、前回検索した論文を批判的に読む。
【13】理学療法研究について7:データ収集の方法1:文献を参考に研究遂行に必要な測定機器を挙げる。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):論文の「方法」を熟読し、測定について、理解を深める。
復習(30分):論文中に記載されている測定機器をレポートにまとめる。
【14】理学療法研究について8:データ収集の方法2:学内で使用可能な機器を確認し、実際に操作を行う。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):学内で使用可能な機器および管理場所を確認する。
復習(30分):機器の使用方法についてレポートにまとめる。
【15】理学療法研究について9:データ解析の方法1:データ解析の方法について学ぶ。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):論文の「統計に関する内容」を読み、理解を深める。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、論文の「統計に関する内容」をレポートにまとめる。
【16】理学療法研究について10:データ解析の方法2:統計ソフトの紹介および操作方法を学ぶ。実習
「一斉講義形式」「グループワーク」
予習(30分):統計ソフト「R」を自らのPCにダウンロードしておく。
復習(30分):研究データの解析方法について検討し、レポートにまとめる。
【17】理学療法研究について11:まとめ:理学療法研究について1~10の内容を復習する実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):配布資料を再度確認し、分からない項目をレポートにまとめる。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、理解できた内容をまとめる。
【18】研究計画の立案1:研究テーマの選択1:興味のある内容の論文を3本から5本検索する。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):興味のある内容の論文を3本~5本検索しておく。
復習(30分):検索した論文のタイトルやキーワードをレポートにまとめる。
【19】研究計画の立案2:研究テーマの選択2:先行研究を参考に、卒業論文のテーマを検討する。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):論文を参考に、卒業論文のテーマを立案する。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、立案したテーマを修正する。
【20】研究計画の立案3:対象者の選択1:先行研究の「対象」をまとめる。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):先行研究の「対象者」に関する内容を読み、理解を深める。
復習(30分):先行研究の「対象者」に関する内容をレポートにまとめる。
【21】研究計画の立案4:対象者の選択2:先行研究を参考に、卒業研究の対象者数や年齢層、性別を検討する。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):自らの研究における、対象者数や年齢層、性別を検討する。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、対象者に関する計画を修正する。
【22】研究計画の立案5:測定方法の選択1:先行研究の「測定方法」をまとめる。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):先行研究の「測定方法」を読み、理解を深める。
復習(30分):先行研究の「測定方法」をレポートにまとめる。
【23】研究計画の立案6:測定方法の選択2:先行研究を参考に、卒業研究で使用する機器を検討する。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):自らの研究における、使用機器を検討する。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、測定方法に関する計画を修正する。
【24】研究計画の立案7:統計手法の選択1:先行研究の「統計情報」をまとめる。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):先行研究の「統計情報」を読み、理解を深める。
復習(30分):先行研究の「統計情報」をレポートにまとめる。
【25】研究計画の立案8:統計手法の選択2:先行研究を参考に、卒業研究で使用する統計方法を検討する。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):自らの研究における、統計手法(データ解析の方法)を検討する。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、統計手法を修正する。
【26】研究計画の立案9:仮説の立案1:先行研究の結果と考察をまとめる。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):先行研究の「結果」と「考察」を読み、理解を深める。
復習(30分):先行研究の「結果」と「考察」をレポートにまとめる。
【27】研究計画の立案10:仮説の立案2:先行研究を参考に、自身の研究の仮説を立案する。実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):自らの研究における、仮説を立案する。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、仮説を修正する。
【28】研究計画書の作成実習
「ディスカッション、ディベート」「グループワーク」
予習(30分):研究計画書の作成を開始する。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、研究計画書の修正を行う。
【29】研究計画書の発表および修正1:半数の学生が、グループ内で研究計画書の発表を行い、修正を加える。実習
「プレゼンテーション」「ディスカッション、ディベート」
予習(30分):プレゼンテーションの準備を行う。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、プレゼンテーション資料の修正を行う。
【30】研究計画書の発表および修正2:残りの半数の学生が、グループ内で研究計画書の発表を行い、修正を加える。実習
「プレゼンテーション」「ディスカッション、ディベート」
予習(30分):プレゼンテーションの準備を行う。
復習(30分):ゼミ活動を踏まえ、プレゼンテーション資料の修正を行う。
評価方法
授業に対する姿勢・出席状況など(30%)とレポート課題などの提出物(30%)、定期試験(40%)を基にして総合評価を行う。から総合的に判断する。

定期試験結果・レポート課題に対する解説等は、学生ポータルサイトもしくはグーグルクラスルームから学生に連絡し、個別に指導を行う。
教科書
特になし。適宜資料を配布する。
参考図書
医療系研究論文の読み方・まとめ方(対馬栄輝:東京図書)
SPSSで学ぶ医療系データ解析(対馬栄輝:東京図書)
備考
廣瀬良平
①オフィスアワー:23号館809資料室 月曜日 4限目(14時40分~16時10分)
②科目ナンバー:DDPT015S
③実務経験:平成25年~平成31年 医療法人倚山会田岡病院 理学療法士