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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 11940 | 担当教員名 | 関 耕二 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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理学療法において医療や福祉分野で取り扱う義肢装具を中心にその目的や定義、分類、名称、構造、特徴などの基礎知識、および医療用装具と更生医療用装具の支給体系を学習する。各論では各義肢装具の適応、適合判定(チェックアウト)および装具療法など臨床応用できる能力を習得する。 |
到達目標 |
(1)基本的な義肢装具の目的や構造、適応を理解し説明できる。 (2)切断肢に対する適切な義肢の選択ができる。 (3)義肢装具のチェックアウト方法を理解し習得する。 (4)義肢装具の装着法方を理解し習得する。 (5)各疾患や症状に応じた装具の選択ができる。 (6)正常歩行と装具歩行のメカニズムについて説明できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション 義肢装具学総論 義肢装具の支給制度 | 講義と質疑応答 資料配付 | 義肢装具の製作目的や支給制度などについて学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【2】 | 歩行のバイオメカニクス 異常歩行 | 講義と質疑応答 資料配付 | 歩行周期における関節の角度変化、筋活動パターンを学習する。異常歩行の原因と歩容について学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【3】 | 義肢学総論 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに片麻痺疾患に用いる上肢装具、および下肢装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、片麻痺用装具について理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【4】 | 義足歩行のバイオメカニクス 歩行訓練方法 異常歩行 | 講義と質疑応答 資料配付 | 義足装着における歩行のバイオメカニクスについて学習する。歩行訓練方法と異常歩行の原因について学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【5】 | 義足 ソケット・継手・足部・けん引装置の種類 義足のアライメント | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに義足の用いるソケットや継手・足部・けん引装置・アライメントについて学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【6】 | 股義足 大腿義足 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに股義足・大腿義足のソケットの種類やアライメント、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【7】 | 大腿義足 実習1:アライメント調整 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに大腿義足のソケットの種類やアライメント、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【8】 | 膝義足 下腿義足 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに膝義足・下腿義足のソケットの種類やアライメント、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【9】 | 下腿義足 実習2:アライメント調整 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに下腿義足のソケットの種類やアライメント、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【10】 | サイム義足 足根中足義足 足趾義足 靴義足 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとにサイム義足・足根中足義足・足趾義足のソケットの種類やアライメント、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) 理学療法における義足1〜8についてのレポート作成 |
【11】 | 義手1 上腕義手 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに義手用ソケットの種類や継手、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【12】 | 義手2 筋電義手・前腕義手 手部義手・手指義手 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに義手用ソケットの種類や装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) 理学療法における義手1〜2についてのレポート作成 |
【13】 | 中枢疾患1 片麻痺の上肢装具 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに片麻痺疾患に用いる上肢装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、片麻痺用装具について理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【14】 | 中枢疾患2 片麻痺患者のバイオメカニクス 長下肢装具 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに片麻痺患者のバイオメカニクス、および長下肢装具の種類や継手、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、片麻痺用装具について理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) |
【15】 | 中枢疾患3 短下肢装具 | 講義と質疑応答 資料配付 | 当日配布した資料をもとに片麻痺患者の短下肢装具の種類や継手、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、片麻痺用装具について理解する。 復習:本講義内容を復習する(60分) 中枢疾患1〜3の装具療法ついてのレポート作成 |
評価方法 |
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平常点、授業態度(10%)、レポート(30%)、定期試験(60%)により総合評価する。 |
教科書 |
義肢装具学 第4版(医学書院) |
参考図書 |
(1)装具学(中山書店) (2)装具学 第3版(医歯薬出版) (3)新編 装具治療マニュアル−疾患別・症状別適応−(医歯薬出版) (4)義肢装具のチェックポイント(医学書院) |
備考 |
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履修に当たって、事前に「義肢装具学 第4版」を復習することが望まれる。 義肢装具学の講義では教育効果の向上を図るため、必要に応じて補助者1名とともに実施する。 オフィスアワー:講義日の12時半〜13時半時まで授業などに対する質問や相談を受けられます。 実務経験: 昭和60年7月〜平成15年7月 株式会社 かなへ義肢製作所高知支店 勤務 平成15年7月〜平成16年1月 ドイツ Freudenstadt TÜRK FUSS-VITAL-CENTER Orthopädie-Schuhtechnik 留学 平成16年2月〜有限会社 VITAL-FUSS-KOCHI 勤務 |