徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    装具学実習

科目番号12038担当教員名関 耕二単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
理学療法において医療や福祉分野で取り扱う装具を中心にその目的や定義、分類、名称、構造、特徴などの基礎知識学習する。各論では各装具の適応、適合判定(チェックアウト)および訓練方法など臨床応用できる能力を習得する。
また、疾患別の装具療法を学習する。実習では、装具の採型やチェックアウト技法を習得するとともに、スプリントや短下肢装具の作製を体験する。
到達目標
(1)基本的な義肢装具の目的や構造、適応を理解し説明できる。
(2)各疾患や症状に応じた装具の選択ができる。
(3)車いす、座位保持装置の適切な選択できる。
(4)座位保持装置のポジショニングテクニックについて理解し技術を習得する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】整形疾患1:股関節装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに股関節装具の種類や継手、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、股関節装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【2】整形疾患2:長下肢装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに長下肢装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、長下肢装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【3】整形疾患3:膝装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに膝装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、膝装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【4】整形疾患4:短下肢装具 足関節装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに短下肢装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、短下肢装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【5】整形疾患5:頸椎装具 体幹装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに頸椎装具・体幹装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、頸椎装具・体幹装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【6】整形疾患6:上肢装具手装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに上肢装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、上肢装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【7】疾患別の装具療法:脊髄損傷講義と質疑応答
資料配付
脊髄損傷の上・下肢装具について学習し、病態を理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【8】疾患別の装具療法:筋ジストロフィー症講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに小児整形用装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、小児整形用装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【9】整形疾患7:足底装具・靴型装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに足底装具・靴型装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、足底装具・靴型装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【10】実習1:下肢装具のチェックアウトグループ分けして、下肢装具
チェックアウトの実習を行う。
実習をレポートにまとめる。(60分)
【11】実習2:長下肢装具採寸(投影法) グループ分けして、下肢装具
採寸(投影法)の実習を行う。
実習をレポートにまとめる。(60分)
【12】実習3:長下肢装具採寸(投影法) グループ分けして、下肢装具
採寸(投影法)の実習を行う。
実習をレポートにまとめる。(60分)
【13】小児整形疾患1:上肢・体幹・股関節装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに小児整形用装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、小児整形用装具について理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【14】小児整形疾患2:下肢装具 足底装具・靴型装具講義と質疑応答
資料配付
当日配布した資料をもとに下肢装具・足底装具・靴型装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法などを学習し、理解する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【15】実習4:足底装具採寸法(フットプリント・処方箋評価) グループ分けして、足底装具
採寸・採型法の実習を行う。
実習をレポートにまとめる。(60分)
【16】実習5:足底装具採型法(石膏ギプス) グループ分けして、足底装具
採寸・採型法の実習を行う。
実習をレポートにまとめる。(60分)
【17】歩行補助具(T字杖など)・福祉用具グループ分けして、下肢装具
チェックアウトの実習を行う。
歩行補助具・福祉用具について学習する。
事前に予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【18】糖尿病足病変装具講義と質疑応答
資料配付
事当日配布した資料をもとに糖尿病足病変装具の種類や治療目的、装着方法、チェックアウト方法
などを学習し、糖尿病足病変装具について理解する。
事前に予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【19】実習6:下肢装具採寸実習6:スプリント作製 :コックアップスプリント(投影法)グループ分けして、スプリント
作製の実習を行う。
実習をレポートにまとめる。(復習:60分)
【20】実習7:スプリント作製 :コックアップスプリントグループ分けして、スプリント
作製の実習を行う。
実習をレポートにまとめる。(復習:60分)
【21】車椅子講義と質疑応答
資料配付
車椅子の種類・基本構造・適応、ポジショニング、姿勢のチェックについて学習する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【22】座位保持装置講義と質疑応答
資料配付
座位保持装置の種類と構造、ポジショニング、姿勢のチェックについて学習する。
事前に上記について予習する(30分)
復習:本講義内容を復習する(60分)
【23】最終 説明講義と質疑応答
資料配付
実習1〜7をレポートにまとめ、期日までに提出する。(復習:60分)
後期の講義内容を復習し、後期試験の準備をする。
評価方法
平常点、授業態度(10%)、レポート(30%)、定期試験(60%)により総合評価する。
教科書
義肢装具学 第4版(医学書院)
参考図書
(1)装具学(中山書店)
(2)装具学 第3版(医歯薬出版)
(3)新編 装具治療マニュアル−疾患別・症状別適応−(医歯薬出版)
(4)義肢装具のチェックポイント(医学書院)
備考
実習時の服装は、汚れてもいいような服(ジャージ等)を着用して下さい。
講義、および実習では教育効果の向上を図るため、必要に応じて補助者1名とともに実施する。
オフィスアワー:講義日の12時半〜13時半時まで授業などに対する質問や相談を受けられます。
実務経験:
昭和60年7月〜平成15年7月 株式会社 かなへ義肢製作所高知支店 勤務
平成15年7月〜平成16年1月 ドイツ Freudenstadt TÜRK FUSS-VITAL-CENTER Orthopädie-Schuhtechnik 留学
平成16年2月〜有限会社 VITAL-FUSS-KOCHI 勤務