徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生理学Ⅱ (Physiology Ⅱ)

科目番号12090担当教員名原 貴史単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
授業概要
[授業概要]生理学は、疾病の成り立ちを理解し、健康の保持・増進を図る上で、最も専門的であり基礎知識となるものであり、また理学療法士にとって重要な学問の一つである。講義では、前期(生理学Ⅰ)に引き続き、神経系、感覚系、骨格筋系の動物性機能の講義を行う。また各単元終了時には理解度を深めるため、小テストを実施する。
到達目標
知識:理学療法に必要な生理学の知識を習得する。
態度:丸覚えではなく、メカニズムを理解できるよう努める。
技術:生理学的知識を対象者の症状や動作等病態解釈に活かすことができる。
思考:理学療法に必要な基本的な生理学的メカニズムを思考することできる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】体温調節
発汗を含めた体温の調節機構についての基本的な知識とその重要性について説明できる。
 予習:体温調節について(30分)
復習:授業内容について(30分)
【2】ホルモンの作用 
種々ホルモンの分泌機序と各ホルモンの作用についての基本的な知識とその重要性について説明できる。
 予習:ホルモンの作用について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【3】生殖
男性および女性の生殖機能についての基本的な知識とその重要性について説明できる。
 予習:生殖機能について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【4】呼吸(1)呼吸器の構造、呼吸運動のしくみ、肺容量曲線等について 予習:呼吸器の構造と呼吸運動について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【5】呼吸(2)肺におけるガス(酸素、二酸化炭素)交換、ガスの体内運搬等について 予習:ガス交換について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【6】呼吸(3)呼吸運動の調節等について 予習:呼吸運動調節について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【7】循環と心臓の働き(1)心臓の構造、刺激伝導系(心臓収縮の自動性のしくみ)等について 予習:心臓の構造と刺激伝導系について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【8】循環と心臓の働き(2)心電図、血液循環のいろいろ、心臓の働き等について 予習:心電図ついて教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【9】循環と心臓の働き(3)循環機能の調節、血圧のしくみ等について 予習:循環機能の調節と血圧のしくみについて(30分)
復習:授業内容について(30分)
【10】神経の働き(1)前週内容の小テスト、神経系の構造、ニューロンとシナプス作用、シナプスの働きについて講義する。 予習:これまでの授業の復習・神経の構造について(30分)
復習:授業内容について(30分)
【11】神経の働き(2)神経の興奮と伝導について講義する。 予習:神経伝導について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【12】神経の働き(3)中枢神経系(大脳皮質、脳幹、脊髄)について講義する。 予習:中枢神経系について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【13】神経の働き(4)脳波、睡眠、末梢神経について講義する。 予習:脳波、睡眠、末梢神経について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【14】感覚(1)前週内容の小テスト、体性感覚、視覚について講義する。 予習:体性感覚と視覚について教科書を参照(30分)
復習:授業内容について(30分)
【15】感覚(2)聴覚、味覚、嗅覚について講義する。 予習:聴覚、味覚、嗅覚について(30分)
復習:授業内容について(30分)
評価方法
筆記試験(80%)と小テスト(20%)により評価する。
教科書
標準理学療法・作業療法学 生理学 第5版(医学書院) 定価4,400円
参考図書
教科書を補足するために資料を随時配布する。
その他、解剖生理学(人体の構造と機能)河田、三木編著(講談社サイエンティフィク)2600円
ギャノング生理学 岡田泰伸監訳 丸善出版 10000円
トートラ解剖学  小沢一史監訳 丸善 
備考
1回から3回の授業は原貴史が実施する。4回~9回までは廣瀬良平が実施する。10回~15回は平島賢一が実施する。