徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    理学療法研究法　Physical Therapy　 Research　Methodology

科目番号30010担当教員名鶯　春夫単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次3年
授業概要
　理学療法士にとって、「科学するこころ」は不可欠であり、研究を通して培われる問題解決能力の向上は、根拠に基づく個別性の高い理学療法を実践するうえで重要な要素となる。本授業では「科学するこころ」を育てるとともに、基本的な研究法について学ぶこととする。
到達目標
１．「科学するこころ」をもつことができる。
２．文献検索、収集、整理を行うことができる。
３．基本的な研究法について理解を深める。
４．基本的な口頭発表を行うことができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション、シラバス説明、授業スケジュール説明
「理学療法と研究、研究を行ううえでの基本姿勢」		・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P1〜9（理学療法と研究）
復習：復習ノートの作成
【2】「研究テーマの発見」・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P11〜18（テーマの発見）
復習：復習ノートの作成、現時点における卒業研究のテーマとその内容を簡単に記載したレポートを作成し、次回提出する
【3】【提出物】研究テーマに関するレポート
「文献の検索、収集」		・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P147〜154（文献の検索、収集）
復習：復習ノートの作成
【4】「文献の読み方および注意、整理の仕方」　　・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P154〜158（文献の読み方、整理）
復習：復習ノートの作成、研究テーマを１つ挙げ、それに関連する文献カードを２つ作成し、レポートとして次回提出する
【5】【提出物】文献カードに関するレポート
「臨床研究の実際�機紛敕顛泙鰺僂い晋Φ罅法�		・講義（配布資料）
・演習（筋電図）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P35〜49（機器を用いた研究）
復習：復習ノートの作成、小グループでの筋電図測定の復習
【6】「臨床研究の実際�供�3次元動作解析装置を用いた研究）」・講義（配布資料）
・演習（3次元動作解析装置）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P35〜49（機器を用いた研究）
復習：復習ノートの作成、小グループでの3次元動作解析装置使用の復習
【7】「臨床研究の実際�掘米段未糞ヾ錣鰺僂い覆じΦ罅⊂瀕禪Φ罅法�・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P50〜66（特別な機器を用いない研究、症例研究）
復習：復習ノートの作成
【8】「基礎医学的研究、社会調査の実際」・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P67〜93（基礎医学的研究、社会調査の実際）
復習：復習ノートの作成
【9】「統計処理の実際�機�・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P95〜106（基本統計）
復習：復習ノートの作成
【10】「統計処理の実際�供�・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P107〜146（分散分析、多変量解析など）
復習：復習ノートの作成
【11】「統計処理の実際�掘�・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・演習（SPSS）
・質疑応答		予習：配布資料の熟読
復習：復習ノートの作成
【12】「卒業研究の進め方」・講義（配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P217〜227（卒業研究の進め方）
復習：復習ノートの作成、卒業研究計画をまとめたレポートを作成し次回提出する
【13】【提出物】卒業研究計画書に関するレポート
「口頭発表・ポスター発表の仕方」「プレゼンテーションツールの作成」		・講義（パワーポイント使用、配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P159〜187（発表の仕方）
復習：復習ノートの作成、卒業研究計画をパワーポイントにおいてスライド6枚以内にまとめ、プリントアウトしたものをレポートとして次回提出する
【14】【提出物】口頭発表資料に関するレポート
「口頭発表の実践」		・演習（口頭発表）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P169〜175（口頭発表）
復習：復習ノートの作成
【15】「卒業論文の書き方」・講義（配布資料）
・質疑応答		予習：テキスト熟読 P189〜215（論文の書き方）
復習：復習ノートの作成、試験対策として現時点における卒業研究計画の仕上げ
評価方法
平常点（20点）、レポート（20点）、定期試験（60点）を総合して評価する。
教科書
「標準理学療法学 専門分野 理学療法研究法 第2版」編集：内山　靖（医学書院）
参考図書
授業の中で教科書の内容を補足する参考書をその都度紹介するとともに、必要な資料は教員が配布する。
備考
理学療法研究法は教育効果の向上を図るため必要に応じて補助者2名（理学療法学科　田頭勝之）とともに実施する。