徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    小児理学療法学

科目番号30071担当教員名小嶋　裕単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次３年
授業概要
（１）脳性麻痺の医学的知識と障害の概念。（２）正常運動発達の理論と実際（新生児期から歩行獲得まで）。（３）発
達検査と運動発達検査。（４）中枢神経系の発達（成熟），姿勢反射（機構）及び運動の発達の関連。（５）姿勢反射検査法の実際（実技）。（６）脳性麻痺の臨床症状（筋緊張の異常，異常の発達）。
到達目標
（１）小児理学療法の概念（概要）を知る。（２）運動発達の理論を知る。（３）具体的な正常運動発達の過程を知る。（４）姿勢反射の分類とその検査法の概要を知る。（５）その上で，脳性麻痺児の障がい像と理学療法の概念を理解する。（６）そして，障がいを持つ子ども達に対する包括的な理解を得る。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】（１）授業内容オリエンテーション。（２）障がいの分類。（３）子どものリハビリテーションの特殊性（療育の考え方）。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。（１）小児リハビリテーションの特性を意識。（２）授業配布資料（P.2-11）参照。（３）クイズ（小テスト�　砲鉾�える。
【2】（１）脳性麻痺の定義・疫学・症状。（２）S-R 理論。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。（１）脳性麻痺（児）の障がい像を意識。（２）中枢神経系の障害の特性を知る。（３）
授業配布資料（P.12-16）参照。（４）クイズ（小テスト�　砲鉾�える。
【3】（１）小児理学療法を学ぶ上での「発達」の理解。（２）脳性麻痺の障害の要素。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・クイズ（小テスト�　房損棔�		（１）子どもの「発達」を意識する。（２）授業配付資料（P.17-20）。（３）クイズ（小テスト�　砲鉾�える。
【4】（１）運動発達の理論。（２）新生児期，乳幼児期の運動発達の概要。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。（１）赤ちゃんの運動発達を興味を持つ。（２）授業配布資料（P.21-24）参照。（３）教科書�　�2-10）参照。（４）クイズ（小テスト�◆砲鉾�える。
【5】（１）新生児期，乳幼児期の粗大運動発達。（２）新生児期，乳幼児期の微細運動発達・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・人形を使用してのデモンストレーション（実技）		（１）赤ちゃんの運動発達に興味を持つ。（２）授業配布資料（P.25-32）参照。（３）
教科書�　�P.11-22），教科書�∋仮函�（４）クイズ（小テスト�◆砲鉾�える。
【6】（１）新生児期，乳幼児期の粗大運動発達。（２）新生児期，乳幼児期の微細運動発達（運動発達の詳細は，後期の小児理学療法実習で実技と共に行う）。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・人形を使用してのデモンストレーション（実技）		（１）赤ちゃんの運動発達に興味を持つ。（２）授業配布資料（P.25-32）参照。（３）
教科書�　�P.11-22），教科書�∋仮函�（４）クイズ（小テスト�◆砲鉾�える。
【7】（１）発達評価の概要。（２）発達検査の実際。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。（１）脳性麻痺と発達評価との関係性を知る。（２）授業配布資料（P.49-57）参照。（３）教科書�　�P.23-41）参照。（４）クイズ（小テスト�◆砲鉾�える。
【8】（１）発達評価の概要。（２）発達検査の実際。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・クイズ（小テスト�◆房損棔�		（１）脳性麻痺と発達評価との関係性を知る。（２）授業配布資料（P.49-57）参照。（３）教科書�　�P.23-41）参照。（４）クイズ（小テスト�◆砲鉾�える。
【9】（１）脳の機能発達。（２）中枢神経系の発達と姿勢反射および運動発達。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。（１）脳の発達（中枢神経系の発達）と姿勢反射の関係性を知る。（２）授業配布資料（P.33-42）参照。（３）教科書�　�P.42-45）参照。（４）クイズ（小テスト��）に備える。
【10】（１）姿勢反射の発達。（２）姿勢反射検査概要（詳細な実技は，後期の小児理学療法実習で行う）。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。（１）姿勢反射検査の実際を知る。（２）授業配布資料（P.58-96）参照。（３）教科書�　�P.45-53）参照。（４）クイズ（小テスト��）に備える。
【11】（１）姿勢反射の発達。（２）姿勢反射検査概要（詳細な実技は，後期の小児理学療法実習で行う）。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・一部デモンストレーション（実技）。
・クイズ（小テスト��）実施。		（１）姿勢反射検査の実際を知る。（２）授業配布資料（P.58-96）参照。（３）教科書�　�P.45-53）参照。（４）クイズ（小テスト��）に備える。
【12】（１）姿勢反射の発達。（２）姿勢反射検査概要（詳細な実技は，後期の小児理学療法実習で行う）。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・一部デモンストレーション（実技）。		（１）姿勢反射検査の実際を知る。（２）授業配布資料（P.58-96）参照。（３）教科書�　�P.45-53）参照。（４）クイズ（小テスト�ぁ砲鉾�える。
【13】（１）筋緊張の性状。（２）筋緊張の分布。（３）筋緊張の性状に基づいた脳性麻痺の分類。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。（１）筋緊張を知る。（２）授業配布資料（P.97-102）参照。（３）クイズ（小テスト�ぁ砲鉾�える。
【14】（１）脳性麻痺の障害特性。（２）痙直型の基本的な障がい。（３）アテトーゼ型の基本的な障がい。・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・前期定期試験「設題集」を提示して，説明する。		（１）脳性麻痺児の障害を意識する。。（２）授業配布資料（P.103-104）参照。（３）クイズ（小テスト�ぁ砲鉾�える。
【15】前期総括及び補足・講義とともに問題提起（提示）に対する質疑応答を含める。
・クイズ（小テスト�ぁ房損棔�		（１）前期を総括的に眺める。（２）授業配布資料（全体）参照。（３）クイズ（小テスト�ぁ砲鉾�える。（４）前期定期試験に備える。
評価方法
（１）クイズ（小テスト４回，20点），レポート（10点），定期試験（70点）で総合評価する。（２）クイズ・レポートは評価の結果，「可」の場合に加点。（３）定期試験は試験の２週間前に設題集（６〜７題）を提示し，その中から３〜４題程度を出題する。
教科書
�　崗�児理学療法学」細田多穂 監修，田原弘幸・他 編集（南江堂）
�◆�240動画でわかる赤ちゃんの発達地図」木原秀樹 著（MCメディカ出版）
参考図書
（１）教科書の補足と授業内容の把握を容易にするために資料（パワーポイント提示内容）を配布。
（２）参考資料を適宜に紹介。
（３）「小児の理学療法」川村光俊 著（医歯薬出版）
（４）「こどものリハビリテーション医学」陣内一保 監修，伊藤利之・他 編集（医学書院）
（５）「こどもの理学療法」千住秀明 監修，田原弘幸・他 編集（神陵文庫）
備考
（１）本科目は３年次後期開講の「小児理学療法実習」と関連（連動）しているので，後期に継続した学習が必要である。
（２）本科目には一部実技（実習）が入るが，その内容の詳細は後期「小児理学療法実習」で実習（実技）する。
（３）本科目以外で小児に関わる科目履修は少ないので，将来的に小児関係の医療機関・施設での理学療法に興味がある学　　　生は，特にしっかりと取り組んで欲しい。