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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 40184 | 担当教員名 | 芥川 知彰 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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<教員の研究テーマ>身体運動学、動作分析を中心とした基礎理学療法分野の研究 理学療法研究に必要な科学的思考、論文読解、データ計測・解析、統計解析、プレゼンテーション技能等について学ぶ。 |
到達目標 |
1)理学療法研究の意義を理解する。 2)理学療法研究に必要な基礎知識を身につける。 3)データ計測・解析、統計解析を体験する。 4)研究テーマを設定し、研究計画が立案できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 「オリエンテーション」 所属学生の自己紹介を行う。 教員からセミナーの進め方について説明を行う。 | 講義とグループ討議 | |
【2】 | 「理学療法(士)と研究」 研究とは何か、研究する意義、研究の種類などについて総論的に解説する。 | 配布資料を用いた講義 | 復習:配布資料の熟読 |
【3】 | 「学術論文の検索方法」 情報収集の手段として和文・英文の文献検索の方法について指導する。 | 講義と演習 | 復習:関心分野の学術論文の検索 |
【4】 | 「学術論文の読解」 1.担当学生が提示する学術論文(原著論文)を読む。 2.担当学生は、論文を簡潔にまとめた資料を用いて私見を交えた発表を行う。 3.学生同士で論文内容について討議を行い、教員はオブザーバーを務める。 | 演習とグループ討議 | 予習:担当学生は発表資料の作成 復習:同じ分野の論文を読み、見識を深める。 |
【5】 | 「学術論文の読解」 1.担当学生が提示する学術論文(原著論文)を読む。 2.担当学生は、論文を簡潔にまとめた資料を用いて私見を交えた発表を行う。 3.学生同士で論文内容について討議を行い、教員はオブザーバーを務める。 | 演習とグループ討議 | 予習:担当学生は発表資料の作成 復習:同じ分野の論文を読み、見識を深める。 |
【6】 | 「学術論文の読解」 1.担当学生が提示する学術論文(原著論文)を読む。 2.担当学生は、論文を簡潔にまとめた資料を用いて私見を交えた発表を行う。 3.学生同士で論文内容について討議を行い、教員はオブザーバーを務める。 | 演習とグループ討議 | 予習:担当学生は発表資料の作成 復習:同じ分野の論文を読み、見識を深める。 |
【7】 | 「機器を用いたデータ計測」 加速度センサを用いて歩行中の体幹加速度を計測する。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【8】 | 「機器を用いたデータ計測」 三次元動作分析装置(VICON)を用いて歩行中の身体各部の位置と床反力を計測する。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【9】 | 「機器を用いたデータ計測」 筋機能評価装置(BIODEX)を用いて各種条件下における筋トルクを計測する。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【10】 | 「機器を用いたデータ計測」 表面筋電計を用いて動作中の筋活動を計測する。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【11】 | 「表計算ソフト(Excel)によるデータ処理」 歩行中の体幹加速度のデジタル信号処理を行う。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【12】 | 「表計算ソフト(Excel)によるデータ処理」 三次元動作分析装置(VICON)で計測した座標データから身体各部の関節角度を算出する。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【13】 | 「専用解析ソフトによるデータ解析」 表面筋電図の量的因子、時間的因子、周波数因子について解析を行う。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【14】 | 「専用解析ソフトによるデータ解析」 三次元動作分析装置(VICON)に付属するソフトウェアを用いて歩行データの解析を行う。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【15】 | 「理学療法研究に必要な統計の基礎」 統計に必要な基礎知識(データとは、標本と母集団、データの尺度、記述統計量など)、統計的検定の基礎(統計的仮説、判定と誤り、パラメトリック検定とノンパラメトリック検定など)について解説する。 | 講義 | 復習:講義内容の整理 |
【16】 | 「理学療法研究で用いる検定の選択方法」 対象とするデータごとに適切な検定(差の検定、相関・回帰分析、分割表の検定、分散分析、測定の信頼性など)を選択するまでの過程について説明する。 | 講義 | 復習:講義内容の整理 |
【17】 | 「統計ソフト(SPSS)の使い方」 統計ソフト(SPSS)を用いて差の検定、相関・回帰分析を行う。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【18】 | 「統計ソフト(SPSS)の使い方」 統計ソフト(SPSS)を用いて分割表の検定、分散分析を行う。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【19】 | 「統計ソフト(SPSS)の使い方」 統計ソフト(SPSS)を用いて測定の信頼性(検者間・検者内)の検定を行う。 使用するデータの測定も実際に行う。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【20】 | 「統計ソフト(R)の使い方」 統計ソフト(R)を用いて検出力を調整してのサンプルサイズの決定法を学習する。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【21】 | 「統計ソフト(R)の使い方」 統計ソフト(R)を用いてSPSSで行えない検定(多重比較法のノンパラメトリックな手法)を行う。 | 講義と演習 | 復習:講義および演習内容の整理 |
【22】 | 「プレゼンテーションの方法」 研究発表を中心にプレゼンテーション技法について講義する。 発表資料の作成方法をポスター発表、口述発表に分けて解説する。 | 講義 | 復習:講義内容の整理 |
【23】 | 「研究テーマの設定」 各自が研究テーマを設定し、先行研究から得た知見をまとめて発表する。 発表内容についてグループ討議を行う。 | 演習とグループ討議 | 予習:各自の研究テーマに関する情報収集 復習:討議内容を参考に研究テーマの再考 |
【24】 | 「研究テーマの設定」 前回からの変更点について発表する。 発表内容についてグループ討議を行う。 | 演習とグループ討議 | 予習:各自の研究テーマに関する情報収集 復習:討議内容を参考に研究テーマの再考 |
【25】 | 「研究テーマの決定」 前回からの変更点について発表する。 発表内容についてグループ討議を行い、各自の研究テーマを決定する。 | 演習とグループ討議 | 予習:各自の研究テーマに関する情報収集 |
【26】 | 「研究計画の立案」 設定した研究テーマに則って研究計画を立案し、発表する。 発表内容についてグループ討議を行う。 | 演習とグループ討議 | 予習:研究計画の立案 復習:討議内容を参考に研究計画の再考 |
【27】 | 「研究計画の立案」 前回からの変更点について発表する。 発表内容についてグループ討議を行う。 | 演習とグループ討議 | 予習:研究計画の立案 復習:討議内容を参考に研究計画の再考 |
【28】 | 「研究計画の立案」 前回からの変更点について発表する。 発表内容についてグループ討議を行う。 | 演習とグループ討議 | 予習:研究計画の立案 復習:討議内容を参考に研究計画の再考 |
【29】 | 「研究計画の決定」 前回からの変更点について発表する。 発表内容についてグループ討議を行い、各自の研究計画を確定する。 | 演習とグループ討議 | 予習:研究計画の立案 |
【30】 | 「まとめ」 セミナー受講後のアンケートを行う。 | グループ討議 |
評価方法 |
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平常点、演習に取り組む姿勢、討議内容等から総合的に判断して評価する。 |
教科書 |
指定しない(適宜資料を配布する) |
参考図書 |
「理学療法研究の進めかた」森山英樹 編(文光堂) 「SPSSで学ぶ医療系データ解析」対馬栄輝 著(東京図書) |
備考 |
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研究活動は、臨床で感じた疑問を解決するための糸口になる。 本セミナーは、その基礎的能力を育むことに重点を置き、学生の知的好奇心を刺激する内容で展開していく。 セミナー活動の一環として、他大学の研究室との学術交流や連携先との共同事業への参加機会を設ける。 担当教員のオフィスアワー:月曜 3限 13:10〜14:40(23号館7階 研究室) |