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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 40191 | 担当教員名 | 近藤 慶承 | 単位 | 1単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 2年 |
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授業概要 |
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【授業概要】 (1)レポートを作成するために必要な単位や数値のまとめ方、レポートの構成や体裁などを学び、自分自身の歩行に関する測定実習を行い、身体動作を運動としてとらえる視点と定量的にとらえるということを学ぶ。 (2)身体重心の位置や重心動揺、姿勢保持時の各肢節間のアラインメントの測定など自分自身を対象とした測定実習を行い、基本的姿勢と動作について力学的理解を深める。 (3)運動や動作を解析する各種手法についてグループで実習し、運動学における分析法を修得する。 |
到達目標 |
【到達目標】 (1) 人の運動・動作を分析し、運動学的用語を用いた記述ができる。 (2) 運動学的分析方法を習得し得られた結果より臨床的意義について理解を深める。 (3)実習内容を客観的に記述したレポート作成できる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | オリエンテーション レポートの書き方 | 講義 | 復習:実習の手引きと実習書を熟読のうえ、実習単元の確認 |
【2】 | 身体重心 | 講義 | 復習:授業ノートの作成 |
【3】 | 重心位置の測定(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【4】 | 重心位置の測定(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【5】 | バランス時重心位置推定(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【6】 | バランス時重心位置推定(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【7】 | 立位姿勢計測(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【8】 | 立位姿勢計測(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【9】 | 重心動揺計お用いた重心線の測定(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【10】 | 重心動揺計お用いた重心線の測定(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【11】 | 筋収縮と筋電図 | 講義 | 復習:授業ノートの作成 |
【12】 | 筋収縮とトルク | 講義 | 復習:授業ノートの作成 |
【13】 | 運動学習 | 講義 | 復習:授業ノートの作成 |
【14】 | 筋電図を用いた歩行評価(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【15】 | 筋電図を用いた歩行評価(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【16】 | 光学式三次元動作分析装置と映像編集ソフトを用いた歩行分析(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【17】 | 光学式三次元動作分析装置と映像編集ソフトを用いた歩行分析(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【18】 | 筋収縮様式の理解(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【19】 | 筋収縮様式の理解(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【20】 | 運動学習(1) | 実習 | 予習:実習の手引きと実習書より実習内容を確認 |
【21】 | 運動学習(2) | 実習 | 復習:レポート作成 |
【22】 | まとめ | 講義 | |
【23】 | まとめ | 講義 |
評価方法 |
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実習への参加・態度(10点)、実習レポート(60点)、定期試験(30点)にて総合評価する。 実習への参加・態度は出席、積極的参加態度にて加点する。実習レポートは構成を重視した採点とする。実習レポートの成績が不良の者は再提出を課す場合がある。 定期試験は事前に指定した範囲から出題する。 |
教科書 |
「基礎運動学 第6版補訂」中村隆一,他著(医歯薬出版) 「運動学実習書(姿勢と重心)」資料配布 「運動学実習書(動作・運動の評価と運動学習)」資料配布 |
参考図書 |
「PT・OT学生のための運動学実習 -生体力学から動作学まで-」鎌倉矩子・他編(三輪書店) 「エッセンシャル・キネシオロジー 機能的運動学の基礎と臨床」Paul Jackson Mansfield,他著 弓岡光徳,他訳(南江堂) 「筋骨格系のキネシオロジー」Donald A. Neumann著 嶋田智明,他訳 (医歯薬出版) |
備考 |
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運動学・解剖学・生理学等で学んだ知識をリンクさせ各計測・分析を実施するため、基礎知識の予習が必要である。 講義開始前に実習書を熟読し、スムーズな実習を行えるように準備をすること。また、実習を中心とした講義であるため、受け身ではなく自ら学ぼうとする態度で受講すること。積極的な授業への参加を望む。 運動学実習は教育効果の向上を図るため赤澤直紀、芥川知彰とともに実施する。 |