徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    チーム医療論

科目番号00012担当教員名高橋 昌江単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
医療現場では専門知識を持った多職種の人たちがチーム一丸となって、患者・利用者が抱える問題を解決していく。本学は保健福祉学部のほか、薬学部、人間生活学部などを備えている。ここでは、チーム医療で必要な①心構え、②コミュニケーション能力、③問題解決能力を段階的に修得できるように企画する。
到達目標
1.患者・利用者中心の思考による多面的アプローチ及び社会的問題に対する洞察力を
培うことができる。
2.自他職種の役割と業務を相互に理解し、説明できる。
3.問題解決能力やプレゼンテーション技能が修得できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】ガイダンス(学習の狙い、学修内容、学習方法)、チーム医療とは  
【2】チーム医療の課題と可能性  
【3】専門職種間の連携の在り方:コミュニケーション能力、問題解決能力  
【4】理学療法とは、理学療法の対象  
【5】理学療法士の役割  
【6】評価と治療計画の立案  
【7】関連職種連携における役割(チーム医療の一員として、医療機関において、施設や在宅において等)   
【8】社会福祉士とは(福祉専門職の2類型、ソーシャルワークの国際定義)  
【9】ソーシャルワーカーの役割  
【10】生活問題を抱える人々自身のストレングスとエンパワメント  
【11】関連職種における役割(関係機関、地域社会、行政への働きかけ等)  
【12】チーム医療における薬剤師の役割   
【13】臨床薬理効果と副作用出現の観察・アセスメント  
【14】対象者のアドヒアランスと服薬管理能力  
【15】チーム医療における各職種の課題  
評価方法
プレゼンテーション内容 60%  意見交換の場での発言内容 20%  授業への取り組み・参加状況 20%
教科書
特に指定しない
参考図書
北島正樹編:医療福祉をつなぐ関連職種連携、南江堂、2013
備考
第1回~第3回は橋本文子が担当、第4回~第7回は小嶋裕が担当、第8回~第11回は岩城由幸が担当、第12回~第15回は高橋昌江が担当