徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    看護教育論

科目番号10200担当教員名上田 伊佐子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1
授業概要
看護の対象を尊重した科学的な根拠に裏付けされた質の高い看護ケアを提供するために、教育の本質と基本原理、教育機能を探究する。また、教育制度とカリキュラムの変遷、教育目的・目標、教授方法、評価、教授=学習過程を探究し、マイクロティーチングを通じて看護職者が持つ教育的機能・役割に関する知識と技術を修得する。さらに、看護職の役割拡大強化のための他職種との連携・協働の推進における教育的役割を探究する。
到達目標
1.知識(理解):看護の対象を尊重した科学的な根拠に裏付けされた質の高い看護ケアを提供するために、教育の本質と基本原理、教育機能を探究する。
2.思考・判断:教育制度とカリキュラムの変遷、教育目的・目標、教授方法、評価、教授=学習過程を探究し、看護教育に関する思考を深め、判断力を養う。
3.技能(表現):マイクロティーチングを通じて看護職者が持つ教育的機能・役割に関する知識と技術を修得する。
4.態度(関心・意欲):看護職の役割拡大強化のための他職種との連携・協働の推進における教育的役割を探究し、看護教育者としての態度を深化する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】授業ガイダンス
教育思想家の歴史的概説
講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)教育の基本原理のレジメ作成(30分以上
【2】日本における看護教育制度の歴史的変遷と課題講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)看護教育制度のレジメ作成(30分以上)
【3】学習レディネス:グループワークへの参加意欲を高めるアイデア講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)グループワークへの参加意欲を高めるアイデア(30分以上))
【4】モチベーション学習理論,学習者の熟達と支援方法講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)学習理論のレジメ作成(30分以上)
【5】学習支援方法:リフレクション,クリティカルシンキング講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)学習支援方法のレジメ作成(30分以上)
【6】教授・学習方法:アクティブ・ラ一ニング講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)教授・学習方法のレジメ作成(30分以上)
【7】評価手法:ルーブリック評価表(講義) 講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)ルーブリック評価表案(30分
【8】評価手法:ルーブリック評価表(演習) 講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)ルーブリック評価表完成(30分)
【9】教育課程、カリキュラム講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)教育課程、カリキュラムのレジメ作成(30分以上)
【10】教授計画、シラバス講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)教授計画、シラバスのレジメ作成(30分以上)
【11】看護専門職者の生涯学修ニーズとその支援:新人看護職員研修事業についての理解講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)生涯学修ニーズのレジメ作成(30分以上)
【12】看護専門職者のキャリア開発,人材育成に関する基礎知識講義講義(一斉講義形式、Think-Pair-Share)キャリア開発のレジメ作成(30分以上)
【13】マイクロティーチングとルーブリック評価の実際 看護基礎教育発表マイクロティーチング指導案作成(60分以上)
【14】マイクロティーチングとルーブリック評価の省察 臨地における教育発表マイクロティーチング指導案作成(60分以上)
【15】自己教育力の育成と人材育成、キャリア開発、まとめ、評価演習と発表看護専門職者として教育的機能を果たすと言う観点から、自己の課題を論述する(60分以上)
評価方法
授業での発問への応答ならびにプレゼンテーション、討論への貢献状況(40%)
マイクロティーチングとルーブリック評価(40%)
レポート(20%)
プレゼンテーションとレポート等はルーブリックでフィードバックする。
教科書
適宜紹介する
参考図書
参考図書:門脇豊子・清水嘉与子・森山弘子編:看護法令要覧 日本看護協会出版会
グレッグ美鈴他編:看護教育学、南江堂
小山眞理子編:看護教育のカリキュラム、医学書院
杉森みど里、舟島なおみ:看護学教育学第5版、医学書院
田島桂子:看護学教育評価の基礎と実際 第2版、医学書院
森田敏子,上田伊佐子:看護教育に活かすルーブリック評価実践ガイド、メヂカルフレンド社
備考
オフィスアワー:月曜日16:30〜18:00 
研究室(3号館10F) iueta@tks.bunri-u.ac.jp 適宜メールにて質問を受けつけます。
上田:1985年4月〜1988年3月 徳島大学病院看護師、〜2015年3月 川崎医療福祉大学等において看護学教員