徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    看護教育学特論

科目番号10242担当教員名上田 伊佐子単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1
授業概要
日本における看護教育制度の歴史的変遷を理解するとともに、看護教育における基礎教育、卒後教育、継続教育の在り方を探究する。教育原理および学習理論を活用した教育能力を修得し、生涯学習の有り方を探究する。また、看護学教育カリキュラムの検討を通して学生の自己教育力を育成する教授法について探究する。
到達目標
1.知識(理解):日本における看護教育制度の歴史的変遷を理解するとともに、看護教育における基礎教育、卒後教育、継続教育の在り方を探究する。
2.思考・判断:教育原理および学習理論を活用した教育能力を修得し、生涯学習の有り方を探究し、看護教育に関する思考を深め、判断力を養う。
3.技能(表現):看護学教育カリキュラムの検討を通して学生の自己教育力を育成する教授法をプレゼンテーションし、相互評価する。
4.態度(関心・意欲):日本における看護教育制度の歴史的変遷、看護教育における基礎教育、卒後教育、継続教育の在り方、教育原理および学習理論を活用した教育能力、生涯学習の有り方について関心を示し意欲的に探究する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】教育の基本原理と教育思想家の歴史的概説:発表と討議講義・討論教育の基本原理と教育思想家の歴史的概説の文献検討(60分以上)
【2】看護教育制度の歴史的変遷と課題:文献クリティークと討議講義・討論看護教育制度の歴史的変遷と課題の文献検討(60分以上)
【3】看護は専門職者か?看護学における専門職の基準を満たしているか?:文献クリティークと討議講義・討論看護専門職者に関する文献検討(60分以上)
【4】教育原理、教育基本法、学習理論、看護学教育内容と方法、看護師養成所指定規則:文献クリティークと討議講義・討論教育原理、教育基本法、学習理論の文献検討(60分以上)
【5】教育課程とカリキュラム、作成上の考慮、カリキュラム開発とカリキュラム構成:文献クリティークと討議講義・討論教育課程とカリキュラムの文献検討(60分以上)
【6】学習のためのレディネス、直観的思考と分析的思考、概念化能力の育成:文献クリティークと討議講義・討論学習のためのレディネスの文献検討(60分以上)
【7】学習のための動機づけ、教授計画、シラバス:文献クリティークと討議講義・討論学習のための動機づけの文献検討(60分以上)
【8】看護基礎教育におけるカリキュラム作成過程と評価:文献クリティークと討議講義・討論看護基礎教育におけるカリキュラムの文献検討(60分以上)
【9】看護基礎教育における教授・学習方法と教材化:文献クリティークと討議講義・討論教授・学習方法と教材化の文献検討(60分以上)
【10】看護専門職者の生涯学修ニーズとその支援:文献クリティークと討議講義・討論生涯学修ニーズの文献検討(60分以上)
【11】看護専門職者のキャリア開発、認定看護師、認定看護管理者、専門看護師:文献クリティークと討議講義・討論看護専門職者のキャリア開発の文献検討(60分以上)
【12】ルーブリック評価:文献クリティークと討議講義・討論ルーブリック評価表作成(60分以上)
【13】マイクロティーチング:発表講義・討論マイクロティーチングの準備(120分以上)
【14】看護継続教育の考え方、プログラム立案、学ぶ喜び:文献クリティークと討議講義・討論看護継続教育のプログラム立案(60分以上)
【15】自己教育力の育成と生涯学習社会、成人教育、看護教育の課題と展望、自己教育力の育成と生涯学習社会、成人教育、看護教育の課題と展望、まとめ講義・討論まとめレポート(60分以上)
評価方法
発表-討議40%、レポート40%、授業への参加態度 20% 
発表、レポート等は随時フィードバックする。
教科書
杉森みど里・舟島なおみ 看護教育学 第5版 医学書院
門脇豊子他 看護関係要覧平成25年度版 日本看護協会出版会
日本看護協会出版会編 看護関係統計資料集 日本看護関係出版会
参考図書
舟島なおみ 看護学教育における授業展開 医学書院、
麻生誠編 生涯学習と生涯教育ー豊かな生涯学習社会をめざして 放送大学教育振興会
B・S.ブルーム他編 梶田栄叡一 他訳 教育評価ハンドブック 第一法規
E・O.ベヴィス他 安酸史子他訳 ケアリングカリキュラム 医学書院
ポール・ラングラン 波多野完治訳 生涯学習入門 第一部 全日本社会教育連合会
      ポール・ラングラン 波多野完治訳 生涯学習入門 第二部 全日本社会教育連合会
      田島桂子 看護学教育評価の基礎と実際 第2版 医学書院
備考
オフィスアワー:月曜日16:30〜18:00 
研究室(3号館10F) iueta@tks.bunri-u.ac.jp メールにて相談を適宜受け付け、個別に対応する。
1985年4月〜1988年3月 徳島大学病院看護師
1988年4月〜2015年3月 徳島県立富岡東高等学校看護科専攻科および川崎医療福祉大学において看護学教員