徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    母子健康看護学特論

科目番号10298担当教員名佐原　玉恵単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期前期 対象年次1年
授業概要
女性およびその家族における発達課題の達成や、より良い健康を支援するために必要な理論や概念について探求する。子どもと家族をめぐる様々な課題について検討し、看護援助方法や研究方法について考察する。
到達目標
(1)知識（理解)：母子看護学領域で活用される概念や看護理論、生命倫理を理解する。母子保健の現状から女性に必要な支援を理解する。
(2)態度（関心・意欲）：授業で得られた知識を基に提示された課題を達成するために、自ら学ぶ。(3)技能：理論や概念を活用して対象を理解し、母子の健康に関連する課題についてプレゼンテーションができる。
(4)思考・判断：自己の研究テーマの基盤となる理論について考察し、看護研究に展開できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】女性の出産を取り巻く現状と課題（妊娠前後、出産前後）担当：佐原講義・プレゼンテーション・ディスカッション出産を取りまく課題について事前に調べ、自分の関心のある点について発表の準備をする。（1時間）
【2】助産師に求められる能力　　担当：佐原講義・ディスカッション課題に取り組むために助産師に必要な能力とは何か考えてくる。（1時間）
【3】助産師教育に求められるもの　担当：佐原講義・ディスカッション助産師教育に求められるものは何か考えてくる（1時間）
【4】国内外の母子保健の現状・子育て環境　担当：森脇講義・ディスカッション関心ある母子の健康に関する課題について事後学習（1時間）
【5】母子のための地域包括ケアシステム　担当：森脇講義・ディスカッション母子のための地域包括ケアシステムについての事前学習（1時間）
【6】母子のための地域包括ケアシステム　担当：森脇講義・ディスカッション関心ある母子の健康に関する課題の解決方略について事後学習（1時間）
【7】発達に関する理論　担当：谷講義・ディスカッション発達に関する理論を実践の場でどのように活用できるかについて事後学習（1時間）
【8】家族に関する理論　担当：谷講義・ディスカッション家族に関する理論を実践の場でどのように活用できるかについて事後学習（1時間）
【9】セルフケアに関する理論　担当：出野講義・ディスカッションセルフケアに関する理論と看護への活用について考える事後学習（1時間）
【10】育児支援について　PSIの活用　担当：出野講義・ディスカッションPSIを用いた育児支援について考える事後学習（1時間）
【11】母子関連の理論を用いた文献をとおして理解を深める（１）　担当：谷・出野プレゼンテーション・ディスカッション母子関連の理論を用いた文献を検索し、プレゼンの準備をする（2時間）
【12】母子関連の理論を用いた文献をとおして理解を深める（２）担当：谷・出野プレゼンテーション・ディスカッション母子関連の理論を用いた文献を検索し、プレゼンの準備をする（2時間）
【13】子ども虐待の現状と支援　　担当：古川講義・ディスカッション子ども虐待の現状について調べてくる（1時間）
【14】ドメスティックバイオレンスの現状と支援　　担当：古川プレゼンテーション・ディスカッションドメスティックバイオレンスの現状と支援について調べてくる（1時間）
【15】関心ある母子の健康に関する課題について　担当：古川プレゼンテーション・ディスカッション関心ある母子の健康に関する課題の解決方略について事前学習（1時間）
評価方法
プレゼンテーション60％　ディスカッション40％で評価する。プレゼンテーションの内容については講義の中でフィードバックをする。
教科書
特に指定しない
参考図書
母子関係の理論�機↓供↓掘�J.ボウルビィ、　
母と子のアタッチメント　心の安全基地　J. ボウルビィ（医歯薬出版）
母性論　ルヴァ．ルービン　（医学書院）
親のと子のきずな　クラウス、ケネル（医学書院）
看護理論家とその業績　（医学書院） 助産師の声明・綱領（日本助産師会）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　家族看護学　理論と実践　鈴木和子（日本看護協会出版会）
備考
森脇教員、谷教員、出野教員、古川教員、佐原が担当する。オフィスアワー　学生からメールで連絡があれば個別に応じる
　　　実務経験　谷洋江：1987-1993病院看護師　1994-徳島大学教員　森脇智秋：1985-1999　病院助産師1999-2005 県立看護専門学校　保健助産科教員　出野教員　実務経験あり　古川薫：1987-2010 病院看護師　佐原玉恵：1987-2001 病院助産師　2001-2008 徳島大学保健学科教員