徳島文理大学

Webシラバスシステム

TOP 戻る
徳島文理大学短期大学部

【科目名】    母子健康看護学特論

科目番号10321担当教員名佐原 玉恵単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1年
授業概要
女性およびその家族における発達課題の達成や、より良い健康を支援するために必要な理論や概念について探求する。子どもと家族をめぐる様々な課題について検討し、看護援助方法や研究方法について考察する。
到達目標
(1)知識(理解):母子看護学領域で活用される概念や看護理論、生命倫理を理解する。母子保健の現状から女性に必要な支援を理解する。
(2)態度(関心・意欲):授業で得られた知識を基に提示された課題を達成するために、自ら学ぶ。(3)技能:理論や概念を活用して対象を理解し、母子の健康に関連する課題についてプレゼンテーションができる。
(4)思考・判断:自己の研究テーマの基盤となる理論について考察し、看護研究に展開できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】母子関係の理論:愛着行動  担当:佐原講義・ディスカッションJ.ボウルビィの愛着理論についての事前学習(1時間)
【2】母子関係の理論:愛着行動  担当:佐原講義・ディスカッションJ.ボウルビィの愛着理論をどのように実践の場で活用できるかについての事後学習(1時間)
【3】母子関係の理論:分離不安 担当:佐原講義・ディスカッション分離不安についての事前学習(1時間)
【4】母子関係の理論:対象喪失 担当:佐原講義・ディスカッション対象喪失についての事前学習(1時間)
【5】母子関係の理論:発達理論 担当:谷講義・ディスカッション発達理論についての事前学習(1時間)
【6】母子関係の理論:発達理論 担当:谷講義・ディスカッション発達理論を実践の場でどのように活用できるかについて事後学習(1時間)
【7】母子関係の理論:家族理論 担当:谷講義・ディスカッション家族理論についての事前学習(1時間)
【8】自己研究テーマの基盤となる理論についての考察  担当:谷講義・ディスカッション自己の研究テーマの基盤となる理論についての考察のプレゼン準備(1時間)
【9】国内外の母子保健の現状:子育て環境  担当:森脇講義・ディスカッション我が国の地域母子保健の現状・子育て環境に関する事前学習(1時間)
【10】国内外の母子保健の現状:子育て環境  担当:森脇講義・ディスカッション関心ある地域母子の健康に関する課題について文献検討(1時間)
【11】母子のための地域包括ケアシステム  担当:森脇講義・ディスカッション母子のための地域包括ケアシステムについての事前学習(1時間)
【12】母子のための地域包括ケアシステム  担当:森脇講義・ディスカッション関心ある地域母子の健康に関する課題の解決方略について文献検討(1時間)
【13】母子のための地域包括ケアシステム  担当:森脇講義・ディスカッション関心ある地域母子の健康に関する課題の解決方略について文献検討(1時間)
【14】ドメスティックバイオレンスの現状と支援  担当:古川講義・ディスカッション子ども虐待やDVの現状や課題に関する事前学習(1時間)
【15】関心ある母子の健康に関する課題についてのまとめ  担当:佐原、森脇、谷、古川発表・ディスカッション関心ある地域母子の健康に関する課題についてのまとめ発表準備(1時間)
評価方法
プレゼンテーション60% ディスカッション40%で評価する。プレゼンテーションの内容については講義の中でフィードバックをする。
教科書
特に指定しない
参考図書
母子関係の理論Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ J.ボウルビィ、 
母と子のアタッチメント 心の安全基地 J. ボウルビィ(医歯薬出版)
母性論 ルヴァ.ルービン (医学書院)
親のと子のきずな クラウス、ケネル(医学書院)
看護理論家とその業績 (医学書院) 助産師の声明・綱領(日本助産師会)                       家族看護学 理論と実践 鈴木和子(日本看護協会出版会)
備考
森脇教員、谷教員、古川教員、佐原が担当する。オフィスアワー 学生からメールで連絡があれば個別に応じる
   実務経験 谷洋江:1987-1993病院看護師 1994-徳島大学教員 森脇智秋:1985-1999 病院助産師1999-2005 県立看護専門学校 保健助産科教員 古川薫:1987-2010 病院看護師 佐原玉恵:1987-2001 病院助産師 2001-2008 徳島大学保健学科教員