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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10355 | 担当教員名 | 上田 伊佐子 | 単位 | 8単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 2 |
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授業概要 |
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看護基礎教育における教授内容と方法・実習教育に関する研究、卒後教育と継続教育、キャリア形成、人材育成に関する研究、看護倫理に関する研究など大学院生の興味・関心のあるテーマを題材にして、研究計画書を作成し、実際にデータを収集し、結果を整理し、考察して修士論文まで完成させ公開審査を受ける過程を学習する。 |
到達目標 |
1.知識(理解)、思考・判断:研究テーマ、研究題目、研究目的、研究の意義を明確にして説明できる。 2.知識(理解)、思考・判断:研究計画を作成し、倫理審査委員会の許可を得ることができる(必要に応じ修正できる)。 3.思考・判断、態度(関心・意欲):研究計画に基づき、研究を遂行し、データを収集することができる。 4.思考・判断、態度(関心・意欲)、技能(表現):データを分析し、結果に基づき、考察でき、一貫性のある論文を作成できる。 5.思考・判断、態度(関心・意欲)、技能(表現):論文を遂行し、公開審査会にて発表し、口頭試問を受け、合格できる。 6.思考・判断、態度(関心・意欲)、技能(表現):口頭諮問にて指摘事項を加筆修正して論文の完成度を高め、修士論文を完成させることができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 1〜10回 研究テーマ、研究題目の検討 | 演習 | 関連文献のクリティーク |
【2】 | 11〜20回 研究背景の検討・文献検討 | 演習 | 関連文献に焦点を当てたクリティーク |
【3】 | 20〜25回 研究計画書の立案 | 演習 | 研究計画書(案)の作成 |
【4】 | 26回〜30回 研究倫理審査委員会の受審とその結果に対する対応(加筆・修正)による研究計画書の完成 | 演習 | 研究倫理審査の所定書式に従った書類作成 |
【5】 | 30回〜40回 研究計画に基づく研究依頼とデータの収集 | 演習 | 研究依頼とデータ収集 |
【6】 | 40〜50回 データの整理と分析、結果の整理と解釈、考察 | 演習 | データの整理(ID番号付与)、データの分析、結果の整理(図表作成) |
【7】 | 50〜55回 第一段階の論文作成(はじめに、背景、文献検討、研究方法、結果、考察、結論、謝辞、文献)と論文提出 | 演習 | 結果の解釈と文献との関連の検討、一連の論文の作成、完成した論文の提出 |
【8】 | 56〜58回 公開審査会の準備、口頭試問の受審 | 演習 | 公開審査会の資料作成、公開審査会の予行演習、想定質問のQ&Aの検討、残された課題の明確化 |
【9】 | 58〜60回 指摘事項の加筆修正による修士論文の完成 | 演習 | 公開審査会及び口頭試問での指摘事項の加筆修正による論文の完成度を高める努力、修士論文提出 |
評価方法 |
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修士論文作成過程の学習状況と文献検討の充実度(10%)、研究計画書の完成度(課題意識とオリジナリティ、実現可能性含む)(10%)、倫理審査委員会への対応過程(10%)、研究計画に基づく研究の遂行と倫理的態度(10%)、データの分析と結果、考察、論文の作成(論理の一貫性)(10%)、公開審査会の発表態度と質疑応答の態度(20%)、口頭試問(20%)、最終確認と加筆修正による修士論文の完成度(10%) |
教科書 |
1.杉森みど里、船島なおみ:看護教育学、第5版、医学書院、2014. 2.グレッグ美鈴、池西悦子:看護教育学 看護を学ぶ自分と向き合う、南江堂、2012. 3.小笠原知枝、松木光子:これからの看護研究ー基礎と応用 第2版、NOUVELLE HIROKAWA、2007. 4.Juliet Corbin Anselm Strauss、操 華子、盛岡崇訳:質的研究の基礎、グラウンデッド・セオリー開発の技法と手順、医学書院、2012. |
参考図書 |
1.黒田裕子:黒田裕子の看護研究 Step by Step、第4版、医学書院、2014. 2.APA(アメリカ心理学会)、江藤裕之、前田樹海、田中彦訳:APA論文作成マニュアル、医学書院、2004. 3.早川和夫:看護研究の進め方 論文の書き方 第2版、医学書院、2013. |
備考 |
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1.研究課題、研究目的に沿って、研究の意義を確認しながら、看護研究倫理を遵守して行うこと。 2.研究に関連する先行文献を整理しておくこと。 3.研究の進捗状況をポートフォリオに整理しておくこと。 4.研究の進捗状況を指導教授に適宜報告し、自主的に指導を受けること。 オフィスアワー:月曜日16:30〜18:00 研究室(3号館10F) iueta@tks.bunri-u.ac.jp メールにて相談を適宜受け付け、個別に対応する。 1985年4月〜1988年3月 徳島大学病院看護師 1988年4月〜2015年3月 徳島県立富岡東高等学校看護科専攻科および川崎医療福祉大学において看護学教員 |