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【科目名】看護管理学特論

科目番号	10440	担当教員名	兵藤　好美	単位	2単位

科目群	専門	必修・選択	選択	開講期	前期	対象年次	1・2年次

授業概要
保健医療福祉サービスにおける看護管理（医療安全）のあり方を探求し、組織管理におけるリスク・パーセプション、リスク・コミュニケーション等に関わる諸問題の分析を通して、管理者としての知識・技術・態度を修得する。
到達目標
1.知識（理解）：看護管理（医療安全）の本質と特徴を理解し、説明することができる。 2.態度（関心・意欲）：保健医療福祉サービスにおける看護管理（医療安全）に関わる諸問題を探求する。 3.思考・判断：①組織におけるリスク・パーセプションに関する問題を分析し、その対策を提案できる。　　　　　　②組織におけるリスク・コミュニケーションに関する問題を分析、その対策を提案できる。　　　　　　　　　　　　　　　　③看護サービスのアウトカムとその看護組織運営を検討し、新たな方策を提案できる。 4.技能（表現）：授業中に呈しされた課題について探求し、プレゼンテーションできる。

授業計画		授業形態	授業時間外学習
【1】	ガイダンス　授業概要と進め方　 1.看護管理におけるリスク,リスクパーセプション	講義	テキストの内容確認
【2】	2.リスク・パーセプション研究の展望	講義ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【3】	3.リスク・パーセプションとリスク・テーキング	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【4】	4.リスク・パーセプションと知覚特性	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【5】	5.リスク・パーセプション・テストの開発	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【6】	6.リスク・パーセプション・テストの構成	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【7】	7.危険性感受性テストの検証	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【8】	8.リスク・パーセプションとヒヤリハット体験等	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【9】	9.危険予知訓練技法の有効性に関する研究	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【10】	10.リスク・コミュニケーションの理念	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【11】	11.リスク・コミュニケーション事態の分類	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【12】	12.個人的選択に関する理論	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【13】	13.個人的選択に関する研究	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【14】	14.社会的論争に関する実証的研究	講義発表ディスカッション	文献検討（1時間）発表準備（１時間）
【15】	15.リスク・コミュニケーションの課題と展望	講義（まとめ）発表ディスカッション（総括）	看護管理者としての観点から、自己の研究課題を論述 (2時間）

評価方法
プレゼンテーション60％　ディスカッション40％で評価する。プレゼンテーションの内容については講義の中でフィードバックする。
教科書
深澤伸幸：リスク・パーセプションと人間行動,高文堂出版社,2005.
参考図書
吉川肇子: リスク・コミュニケーション―相互理解とよりよい意思決定をめざして,福村出版,1999.

備考
オフィスアワー：水曜日12:00～15:00（研究室）＊事前にメールによる連絡があれば、個別に対応。実務経験:1979年～1982年愛媛県保健師として勤務, 1982～2022年京都大学医療技術短期大学部、岡山大学において　　　　看護教員として勤務 <途中ブランクあり>