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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 30056 | 担当教員名 | 高橋 照子 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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看護は実践としては長い歴史をもつが、学問としての看護学は20世紀以降に開発が進められている若い学問分野である。本科目では、看護学の基盤となる看護理論を、特に実践との関連で理解を深めていく。看護実践と理論・研究との関係、実践を導く看護理論が、どのように提唱されたかを検討し、看護理論の有用性を探求する。本科目は、プレゼンテーションを中心に参加型の授業を展開する。 |
到達目標 |
1.看護実践及び看護学の確立・発展の基盤となる看護理論の必要性や意義を理解する。 2.看護理論の発展過程と歴史的背景を理解する。 3.看護実践の基盤となる主要な看護理論の概要、特徴を明らかにする。 4.看護現象を理解するために、学生が選択した事例を各看護理論を用いて分析し、理論と実践の関係を検討する。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 本科目の意図及び進め方 看護理論とは | ||
【2】 | 看護理論の発展過程と歴史的変遷 | ||
【3】 | 理論と実践・研究との関係/看護理論の種類 | ||
【4】 | 看護学の20世紀と21世紀の特徴と看護の展望 | ||
【5】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 環境論:ナイチンゲール | ||
【6】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 ニード論:ヘンダーソン | ||
【7】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 相互作用論:ペプロウ | ||
【8】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 適応理論:ロイ | ||
【9】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 セルフケア理論:オレム | ||
【10】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 文化ケア論:レイニンガ― | ||
【11】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 ケアリング論:ワトソン | ||
【12】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 看護科学:ロジャーズ | ||
【13】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 健康理論:M.ニューマン | ||
【14】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 現象学的看護理論:パースィ | ||
【15】 | 看護実践の基盤となる看護理論とその特徴 臨床知:ベナー |
評価方法 |
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プレゼンテーション内容 60% 意見交換の場での発言内容 20% 授業への取り組み・参加状況 20% |
教科書 |
筒井真優美編:看護理論家の業績と理論評価 南江堂 2015 |
参考図書 |
アン・マリナー・トメイ 他編 都留伸子監訳:看護理論家とその業績 第3版 医学書院 2004、その他適宜紹介する |
備考 |
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