徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    理論看護学特論

科目番号10136担当教員名金井 一薫(小南 きよみ)単位2単位
科目群専門必修・選択選択開講期後期 対象年次1
授業概要
 理論看護学は、看護学を理論的にとらえ、その構造と成り立ちを明らかにするものである。
本講義では、学問としての「看護学」構築の途上にある”ナイチンゲールKOMIケア理論”に焦点を当て、理論の構造とその特徴を明らかにするものである。さらに理論の活用実態と照らし合わせることで、理論の有効性について討議する。
到達目標
1. 態度(関心・意欲):看護学の構造やその特徴に関心がある。
2. 知識(理解): 関連する資料を検索し、文献を読み込む理解力がある。
3. 思考・判断: 理論的思考力をもって、学問論をベースにした思考ができる。
4. 技能(表現): 思考過程を言葉で表現し、他者と意見交換ができる。  
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】1回から3回:看護は学問たり得るか講義・ディスカッションテキストに目を通し、自己の考えをまとめる(各1時間)
【2】4回から5回:看護学としてのナイチンゲールKOMIケア理論の構造とその特徴、有効性について講義・ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(各1時間)
【3】6回:ナイチンゲールKOMIケア理論における目的論講義・ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(各1時間)
【4】7回から8回:ナイチンゲールKOMIケア理論における対象論講義・ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(各1時間)
【5】9回から10回:ナイチンゲールKOMIケア理論における方法論講義・ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(各1時間)
【6】11回から12回:ナイチンゲールKOMIケア理論にいのちのしくみと疾病論の捉え方講義・ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(各1時間)
【7】13回から14回:理論と実践のつながり講義・ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(各1時間)
【8】15回:結論を導く講義・ディスカッションテーマに沿って各自まとめる(各1時間)
評価方法
評価方法:次の点を重視し、総合的に判断する。授業への取り組み姿勢(50%)レポート(50%)
     1.本科目の主旨を理解し、積極的に授業に参加し、自分の考えをまとめ発表することができた。
     2. 課題についてレポートにまとめることができた。
評価内容および結果については、面談とZoomミーティングにてフィードバックする。
教科書
教科書:1.薄井坦子著:看護学原論講義、現代社、1984.
2.金井 一薫著:実践を創る新・看護学原論、現代社、2004. 
    3.その他、その都度提示する。
参考図書
参考書:適宜提示する。
備考
オフィスアワー:学生からメールで連絡があれば個別に応じ面談する。
看護臨床経験7年。看護教員歴は40年以上。