徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    口腔保健学概論 Outline of Oral Health Sciences and Dental Hygienist

科目番号00001担当教員名中野 雅徳単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次
授業概要
歯科衛生士という職種及び関連する事項についてその概要を学ぶ。口腔保健を通して人々の健康増進と幸福に貢献する医療人としての歯科衛生士の役割について理解し、この学科で学ぶ心構えを身につける。
到達目標
【知識・理解】歯科衛生士という職種についてその概要を説明できる。
【態度・意欲】口腔保健学を学び優れた歯科衛生士を目指す自らの心構えを述べることができる。
【技能(表現)】1)グループワーク内での討議に積極的に参加できる。2)プレゼンテーションができる。
【思考・判断】グループワークにおいて自分自身の考え・意見を発言できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】導入:歯科・歯科衛生士について知っていること(用語と用語の意味)を種類別に整理してグループごとにまとめてみよう 4月6日2時限→3時限小グループに分かれ模造紙に作品として仕上げ班の代表が発表する。(教員全員)・事前学習はとくに必要としない。
・授業の中で出てきた用語について、専門用語としての表記、および意味を、インターネットや教科書などで調べる。
【2】歯科医療の未来と次世代の歯科衛生士の役割、将来の自身の夢について話し合う
(時間割変更:4月6日3時限→4月13日2時限以後1コマ後送り)
・講義
・提示された課題に対して各班で討議し発表する。
(教員全員)
・授業に備え歯科衛生士という職業を目指す自身の将来像について意見が言えるようにしておく。
・授業で述べた自分の夢を再度確認してみる。
【3】口腔保健学(歯科衛生学)とはどのような学問であるかについて概要を学ぶ。
(4月13日3時限)
・講義
・提示された課題に対して各班で討議し発表する。
(中野)
・授業に備え、教科書(歯科衛生学総論)の1〜7頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したかを確認し理解しておく。
【4】口腔保健(歯科衛生)の歴史、歯科衛生士の誕生、歯科衛生士養成教育の変遷などを学ぶ。(時間割変更:4月20日2時限・講義
・提示された課題に対して各班で討議し発表する。
(西川)
・授業に備え、教科書の8〜19頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【5】予防の概念、ICF(国際生活機能分類),EBM(科学的根拠に基づいた医療),批判的思考など口腔保健(歯科衛生)活動のために必要な理論や考え方について学ぶ。
5月11日3時限(時間割変更)
・講義
・提示された課題に対して各班で討議し発表する。
(三宅)
・授業に備え、教科書の20〜31頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【6】歯科衛生過程という概念いついて学び歯科衛生課程のプロセス、構成要素について学ぶ。
4月27日2時限
・講義
・提示された課題に対して各班で討議をする。
(中江)
・授業に備え、教科書の32〜41頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【7】歯科衛生士法に基づく歯科衛生士業務および関連法規ならびに、歯科衛生士の役割や歯科衛生士に求められる技能について学ぶ。
4月27日3時限
・講義
・提示された課題に対して各班で討議をする。(十川)
・授業に備え、教科書42〜53頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【8】安全管理に関する用語の意味、リスクマネージメント、感染予防対策について学ぶ。
5月11日2時限
・講義
・提示された課題に対して各班で討議をする。
(富岡)
・授業に備え、教科書の53〜65頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【9】医の倫理と患者の権利、自己決定権の尊重、インフォームドコンセントなど歯科衛生士が備えておかなければならない医療倫理について学ぶ。
4月20日3時限(時間割変更)
・講義
・提示された課題に対して各班で討議をする。
(富岡)
・授業に備え、教科書の77−92頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【10】歯科衛生士の活動の場と組織および関連する制度について学ぶ。
5月18日2時限
・講義
・提示された課題に対して各班で討議をする。
(吉岡)
・授業に備え、教科書の77−92頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【11】海外における歯科衛生士の現状、歯科衛生士業務の範囲、歯科衛生士教育について学ぶ。
5月25日2時限
・講義
・提示された課題に対して各班で討議をする。
(三宅)
・授業に備え、教科書の93−97頁を予習し、分からないことをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか否かを確かめ、未解決の事項があったらチューターや授業担当に聞いて理解しておく。
【12】・地域包括ケア・多職種連携と歯科衛生士について学ぶ。
・PBLチュートリアル授業の説明とシナリオの提示を受ける。
5月18日3時限
・講義
・提示された課題に対して各班で討議をする。

(中野・中江)
・授業に備え地域包括ケア、多職種連携についてネット等で調べ、理解できなかったところをまとめる。
・事後学習を行い、分からなかったことが解決したか確認し理解しておく。
【13】・問題解決型授業(PBL)をグループワーク(GW)で行う方法(発表までの計画、役割分担の決め方など)を学び問題抽出を行う。
5月25日3時限
グループワークの役割分担を決め、前回提示されたシナリオについてグループで討議を行い、次回までにそれぞれが行っておく内容を決める。GW(教員全員)・前回提示されたシナリオについて、事前学習としてネットや参考書等で調べ、予備知識をつけておく。
・各班でのそれぞれの役割に応じて次のPBL授業をスムーズに進行させるための準備をする。
【14】・プロダクツの作成方法、プレゼンテーションの準備の方法などを学ぶ。
6月1日2、3時限
小グループ討議を行い、プロダクツ(パワーポイント又は模造紙)を完成させる。GW(教員全員)・各班でのそれぞれの役割に応じてグループのプロダクツを完成させるための準備をする。
【15】各班のプレゼンテーションおよびディスカッションを通して、より良いプレゼンテーションとはどのようなものであるか、ディスカッションの仕方やルール、マナーについて学ぶ。 
6月8日2時限
プロダクツの発表、討議、教員によるフィードバック(教員全員)(授業評価の実施)・グループワークにおける自身の役割が適切だったかを振り返り、良かった点、改善すべき点を整理する。
・15回の授業の総括を行い、この科目で学んだことを要約して言えるようにしておく。授業評価を行う。
評価方法
グループワークの評価40点、定期試験60点。計100点
教科書
最新歯科衛生士教本 歯科衛生学総論 医歯薬出版 2015 
随時プリントを配布
参考図書
国民衛生の動向 2016/2017,厚生統計協会
歯科医療白書2013年版,日本歯科医師会,2014
備考
オフィスアワー
担当教員:月〜金 16:30〜18:00