徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    コミュニケーション論

科目番号00013担当教員名三宅 洋一郎単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次1年
授業概要
医療や介護の現場で、診療やケアを効果的に行うためには、患者、要介護者及びその家族に対して、あるいは連携して働く他の専門職に対して、十分なコミュニケーション力が必要とされる。コミュニケーションの基本を学び、その応用実践法を修得する。具体的には、コミュニケーションとは何か、ことばとコミュニケーション、ことば以前の非言語コミュニケーションなどについて学び、自分の意見を効果的に聞き手に伝えるプレゼンテーションの仕方についても学ぶ。
到達目標
コミュニケーションとは何か,どのようにして伝えてゆくか,医療におけるコミュニケーションの重要性について理解し,患者さんとのコミュニケーションの基本的技能を身につける。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】コミュニケーションとはコミュニケーションはなぜ必要か,コミュニケーションにはどのような方法があるか,コミュニケーションはなぜ難しいか,等について考えてゆく。 
【2】話すこと,聞くこと話すこと,書くこと等の発信,聞くこと,読むこと等の受信,主にこの二つによりコミュニケションは成り立っている。また,それ以外にジェスチャーや顔の表情によるコミュニケーションもある。それらについて考えてゆく。 
【3】歯科医療の現場でのコミュニケーション(1)歯科医療の現場では医療従事者と患者さんの間でのコミュニケーションが非常に大切である。患者さんに治療方針などを正確にかつ分かりやすく説明しなければならない。また,患者さんが何を求めているかを的確に聞き取る必要がある。それらについて考えてゆく。 
【4】歯科医療の現場でのコミュニケーション(2)歯科医療の現場では患者さんとだけでなく,医療従事者間のコミュニケーションも重要である。歯科医師と歯科衛生士,歯科衛生士と歯科技工士,歯科衛生士と受付等のスタッフ,様々なコミュニケーションがある。どのようにすればコミュニケーションが図れるかを考えてゆく。 
【5】ロールプレイの準備歯科衛生士と初診の患者さんのケースを想定し,どのように対応してゆくかを歯科衛生士役と患者役に分かれてロールプレイを行う。ペアを作り(3人もあり得る)シナリオを準備する。シナリオに従って十分にリハーサルを行う。
【6】ロールプレイ(1)クラスの前で歯科衛生士役と患者役でロールプレイを行い,クラスメートに評価してもらう。 
【7】ロールプレイ(2)クラスの前で歯科衛生士役と患者役でロールプレイを行い,クラスメートに評価してもらう。 
【8】ロールプレイ(3)クラスの前で歯科衛生士役と患者役でロールプレイを行い,クラスメートに評価してもらう。 
評価方法
講義中の小テスト(30%)及びロールプレイの評価(70%)により行う。
教科書
講義中に資料を配布する
参考図書
歯科スタッフのためのケア・コミュニケーション,コミュニケーション・スキルの学び(実教出版)
備考
オフィスアワー:曜日 月〜金,時間 8:30〜9:00,13:00〜18:00,場所 三宅教授室