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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10048 | 担当教員名 | 富岡 重正 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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授業概要 |
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生命の基本である代謝は生物の体内で起こっている化学反応である。生体を形作る物質にはどのようなものがあるか,エネルギーはどのようにして産生産生されるか等について学ぶ。また,栄養学の基礎についても学ぶ。 |
到達目標 |
(知識)人体を形作る物質,生体内での化学反応について説明できる。栄養学の基礎について理解する。 (技能)得た知識を歯科医療の現場での活用方法を身につける。 (態度)ヒトの複雑な生命現象を理解したうえで,歯科衛生士としての活動ができる。 (思考・判断等)臨床で遭遇した事象を生化学的に分析し,判断することができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 栄養と代謝,生体の構成要素(富岡) 生化学で学ぶこと・栄養学で学ぶこと,細胞,生体成分と栄養素 | テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 生体の構成要素についての確認,及び生体の化学反応について予習。(30分) |
【2】 | 生体における化学反応(富岡) 消化と吸収,酸素の運搬と二酸化炭素の排出,代謝 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 生体における化学反応についての確認,及び糖質と脂質の代謝について予習。(30分) |
【3】 | 糖質と脂質の代謝(富岡) エネルギー代謝,糖質・脂質代謝によるエネルギー生成 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 糖質と脂質の代謝についての確認,及びタンパク質とアミノ酸の代謝について予習。(30分) |
【4】 | タンパク質とアミノ酸の代謝、生体における恒常性の維持(藤澤) タンパク質の加水分解,アミノ酸の代謝分解,タンパク質の合成,恒常性とは,ホルモン系と自律神経系 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | タンパク質とアミノ酸の代謝,生体における恒常性の維持についての確認,及び歯とその支持組織について予習。(30分) |
【5】 | 歯と歯周組織の生化学(篠原) 歯と歯周組織,結合組織,歯の組成 | テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 歯と歯周組織の生化学についての確認,及び歯と骨の石灰化・吸収について予習。(30分) |
【6】 | 硬組織の生化学(藤澤) カルシウムとリン酸,骨の生成と吸収,歯の脱灰と再石灰化 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 硬組織の生化学についての確認,及び唾液の成分・機能について予習。(30分) |
【7】 | 唾液の生化学(藤澤) 唾液の無機質,有機質,酵素,抗菌物質,低分子量成分 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 唾液の生化学についての確認,及びプラークの種類,形成機序について予習。(30分) |
【8】 | プラークの生化学(1)(篠原) プラークの生物活性,プラークによるう蝕発症機構 | テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | プラークの生化学についての確認,及び歯周疾患におけるプラークの病原性,それに関わる因子について予習。(30分) |
【9】 | プラークの生化学(2)(篠原) プラークによる口臭発症機構,プラークによる歯周疾患発症機構 | テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 歯周疾患におけるプラークの病原性についての確認,及び栄養素の消化・吸収について予習。(30分) |
【10】 | 栄養の基礎知識(吉岡) 栄養学を学ぶ必要性、日本人の栄養摂取状況、栄養素の消化・吸収 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 栄養の基礎知識についての確認,及びエネルギー必要量,基礎代謝について予習。(30分) |
【11】 | 食事摂取基準(吉岡) エネルギー必要量、基礎代謝、日本人の食事摂取基準 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 栄養の基礎知識についての確認、およびエネルギー必要量、基礎代謝について予習。(30分) |
【12】 | 栄養素のはたらき(吉岡) 糖質、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養的意味、水の働きと代謝、食物繊維の栄養 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 食事摂取基準についての確認、および各栄養素の働きについて予習。(30分) |
【13】 | 食生活と健康(吉岡) 国民の健康と栄養の現状、望ましい食生活、ライフステージ別の栄養と調理 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 食生活と健康についての確認,及び食品の成分と分類について予習。(30分) |
【14】 | 食べ物と健康(吉岡) 食品の成分と分類、食べ物の物性 | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 テキスト及び配布資料を用いて講義を行う。 | 食べ物と健康についての確認,及びこれまでの講義の総括。(30分) |
【15】 | 総括(吉岡) これまでの講義のまとめ | 小テストにより前回の講義内容の確認を行う。 講義全体の確認を行う。 | 講義内容全体の確認及び総括。(30分) |
評価方法 |
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講義中の小テスト(20%)および最終筆答試験(80%)により評価する。 定期試験の試験に対する解答、小テストに対する解説・講評等を答案の返却、学生ポータルサイト(グーグルクラスルーム)の「授業のお知らせ」または廊下の掲示板等でフィードバックする。 |
教科書 |
歯科衛生学シリーズ 人体の構造と機能2 栄養と代謝 ISBN978-4-263-42625-8(医歯薬出版) |
参考図書 |
イラストでまなぶ生化学 前場良太著(医学書院)ISBN978-4-260-00107-6 |
備考 |
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この授業は、富岡重正教授が1〜3回目、藤澤健司教授が4、6、7回目、篠原千尋准教授が5、8、9回目、吉岡昌美教授が10〜15回目を担当する。 オフィスアワー:富岡重正、25号館9階富岡研究室、月〜金(16:20〜17:00) オフィスアワー:藤澤健司、25号館9階藤澤研究室、月〜金(16:20〜17:00) オフィスアワー:篠原千尋、25号館9階篠原研究室、月〜木(16:20〜17:00) オフィスアワー:吉岡昌美、25号館9階吉岡研究室、月〜金(16:20〜17:00) 実務経験:富岡重正 昭和60年〜平成29年 徳島大学病院歯科医師、藤澤 健司 昭和62年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師、篠原千尋 平成7年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師、吉岡昌美 昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師 平成4年4月~平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師 【科目ナンバー】DHBD104L |