徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    歯科衛生統計

科目番号10101担当教員名吉岡 昌美単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
疫学とEBMの概念を理解し、臨床や地域保健の場で得られた情報を客観的に分析して評価する能力を修得する。歯科衛生統計を日常臨床や公衆衛生の場で役立てられるよう、情報収集および結果の分析などの手順に関する基本的事項、歯科疾患の疫学的特徴や評価法について理解する。2年前期の「口腔衛生学」で学んだ基礎知識を保健統計に応用する科目である。
到達目標
(知識)疫学とEBMの概念を説明できる。疫学の研究方法およびスクリーニング検査について説明できる。歯科保健に関する指数、歯科保健指標について説明できる。保健情報の分析手順について説明できる。(態度)情報保護と倫理を遵守する態度を身につける。(技能)齲蝕の指数を計算できる。歯周疾患の指数を計算できる。口腔清掃状態の指数を計算できる。(思考・判断)歯科衛生統計の調査結果から口腔保健の動向について考察することができる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】保健情報・保健統計・EBM配布資料による講義保健情報や保健統計の概要、EBMの意味について講義内容を復習する(30分)
【2】疫学・疫学研究・スクリーニング検査前回の確認試験、配布資料による講義疫学の考え方、疫学の研究方法の種類やスクリーニング検査について講義内容を復習する(30分)
【3】う蝕の指数前回の確認試験、配布資料による講義、演習う蝕の指数の種類と算出方法について講義内容を復習する(30分)
【4】歯周疾患の指数前回の確認試験、配布資料による講義、演習歯周疾患の指数の種類と算出方法について講義内容を復習する(30分)
【5】口腔清掃状態の指数前回の確認試験、配布資料による講義、演習口腔清掃状態の指数の種類と算出方法について講義内容を復習する(30分)
【6】保健情報の分析手順前回の確認試験、配布資料による講義、演習保健情報の分析手順について講義内容を復習する(30分)
【7】保健統計の方法前回の確認試験、配布資料による講義、演習保健統計で用いられる尺度の種類と代表値、散布度など主要な用語について講義内容を復習する(30分)
【8】情報の保護と倫理前回の確認試験、配布資料による講義個人情報保護や情報モラルについて講義内容を復習する(30分)
評価方法
定期試験(筆記試験,80%)、授業態度、小テスト(20%)などの評価点により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。
小テストに対する解答はグーグルクラスルームあるいは授業時間内に口頭でフィードバックする。
教科書
歯科衛生学シリーズ 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み3 保健情報統計学 医歯薬出版 
参考図書
歯科保健関係統計資料 一般財団法人 口腔保健協会
備考
この授業は吉岡昌美教授が担当する。
オフィスアワー:吉岡昌美、25号館吉岡研究室、月〜金(16:20〜17:00)
科目ナンバー:DHSS206L
google classroomのクラスコード:ejnwek5
実務経験:
吉岡 昌美
昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師
平成4年4月〜平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師