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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10118 | 担当教員名 | 松本 新功 | 単位 | 2単位 |
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| 科目群 | 一般 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 後期 | 対象年次 | 1年 |
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| 授業概要 |
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| 物理学は自然現象の法則性を明らかにする学問であり,工学等、多くの科学技術の基礎知識にもなっている.我々の日常生活とも密接な関わりがあり,教養として知っておくべき事柄も多い.一方で,数学的な敷居が高く,初学者に敬遠されがちな分野でもある.そこで本講義では,使用する数学を極力簡単なものにとどめ,生活に身近なテーマである「古典力学」に焦点を絞って物理学の基礎を解説をする. |
| 到達目標 |
| 【知識・技能】 (1)等速直線運動,等加速度運動の問題を解くことができる. (2)ニュートンによる「運動の3法則」を理解し,問題に応用することができる. (3)力の合成・分解を正しく行うことができる. (4)運動量,仕事,エネルギーの概念を正しく理解し,計算することができる. |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 物理学とは? | ・講義 | 【予習】「物理学」とは具体的に何を対象とした学問なのでしょう?調べておいてください.(20分) |
| 【2】 | 等速直線運動 | ・講義 ・演習 | 【予習】「速さ」とは結局何なのでしょう?式ではなく,日本語で説明できるよう考えておいてください.(10分) 【復習】演習プリントvol.1-1の講義で扱った部分を再度解いておく.(20分) |
| 【3】 | 等加速度運動 | ・講義 ・演習 | 【予習】運動の速さが変化するとき,その変化の度合いをどのようにして数値化すればよいのでしょう?考えておいてください.(15分) 【復習】演習プリントvol.1-1の講義で扱った部分を再度解いておく.(20分) |
| 【4】 | 演習 | ・演習 | 【復習】演習プリントvol.1-2を再度解いておくこと.(15分) 【提出課題】宿題プリントを配布しますので,次週提出すること.(60分) |
| 【5】 | ニュートンによる運動の3法則 | ・講義 ・演習 | 【予習】どのような原因により,物体の運動の速さは変化するのでしょうか?考えておいてください.(15分) 【復習】演習プリントvol.2-1を再度解くこと.(20分) |
| 【6】 | 力の合成と分解 | ・講義 ・演習 | 【予習】一つの物体に複数の力がかかった場合,どんなふうに取り扱えばよいのでしょう?考えておいてください.(10分) 【復習】演習プリントvol.2-1を再度解くこと.(20分) |
| 【7】 | 摩擦 | ・講義 ・演習 | 【予習】物体の運動で床との摩擦が無視できないとき,これをどのように取り扱えばよいのでしょう?考えておいてください.(10分) 【復習】演習プリントvol.2-1を再度解くこと.(20分) |
| 【8】 | 演習 | ・演習 | 【復習】演習プリントvol.2-2で,取り扱った問題を再度解く.(20分) |
| 【9】 | 演習 | ・演習 | 【復習】演習プリントvol.2-2で,取り扱った問題を再度解く.(20分) 提出課題】宿題プリントを配布しますので,次週提出すること.(60分) |
| 【10】 | 運動量 | ・講義 ・演習 | 【予習】運動の「激しさ」とは具体的にどういうものでしょう?また,どのように数値化すればよいでしょう?考えておいてください.(10分) 【復習】演習プリントvol.3-1を再度解いておく.(20分) |
| 【11】 | 仕事と仕事率 | ・講義 ・演習 | 【予習】(荷物を運ぶ等々)何か作業をするとき,より大きな「労力」が必要になるのはどういう時でしょう?考えておいてください.(10分) 【復習】演習プリントvol.3-1を再度解いておく.(20分) |
| 【12】 | エネルギー | ・講義 ・演習 | 【予習】日常的に「エネルギー」という言葉をよく使いますが,具体的にエネルギーとは何なのでしょう?考えておいてください.(10分) 【復習】演習プリントvol.3-1を再度解いておく.(20分) |
| 【13】 | 円運動 | ・講義 ・演習 | 【予習】物体が円運動をするとき,物体にはどのような力がかかっているのでしょう?考えておいてください.(10分) 【復習】演習プリントvol.3-1を再度,解き直しておくこと.(20分) |
| 【14】 | 演習 | ・演習 | 【復習】演習プリントvol.3-2を解きなおすこと.(20分) |
| 【15】 | 演習 | ・演習 | 【復習】演習プリントvol.3-2を解きなおすこと.(20分) |
| 評価方法 |
|---|
| 平常点、提出物、期末試験を総合して評価.割合は1:1:8程度である(状況に応じて,調整する場合があります). |
| 教科書 |
| 特になし(主に板書と配布プリント) |
| 参考図書 |
| 「新物理学入門」大槻義彦著,学術図書出版社 |
| 備考 |
|---|
| ○計算が主体の講義になります.とにかく計算に慣れて頂きたいので,演習の時間を多く取る予定です. ○高度な数学は必要としません.中学校程度の簡単な計算能力が身についているならば,理解できる内容です. ○教員試験や公務員試験等,ニーズの高い就職試験に関連するテーマも取り扱う予定です.物理が課されている就職試験を受験予定の者は本講義の受講を要検討のこと. ○皆さんの理解度に合わせて,進捗度合いを適宜調節します.上記のテーマを全て消化できない場合があるので,その点,御了承ください. ○オフィスアワー:木曜4講時・メディアセンター9F ○実務経験なし. |