徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    口腔疾患予防学実習�機併�周病予防処置）

科目番号10138担当教員名篠原　千尋単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次2年
授業概要
患者に接する際の望ましい態度と歯周病予防のための基本的知識・技術を修得する。歯周組織検査、歯面の付着物・沈着物の除去など基本となる歯周病予防処置をマネキンを用いて行い、診療で使用する各種器具･器材の扱い方を身に付ける。
到達目標
【知識】口腔疾患予防法の種類、目的、方法、使用する器材をを説明できる。
【態度】歯周病の予防法、治療法に関心を持つ。
【技能】歯周組織検査、スケーリング、歯面研磨、ポケット洗浄を適切に実施できる。
【思考・判断】口腔の状態に応じて適切な口腔疾患予防法を判断する。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】（1・2）実習の進め方、診査用器具の取り扱いと基本操作教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習バキュームテクニックについて予習を行い、歯式の表示法と防湿法についてレポートにまとめる。（60分）
【2】（3・4）歯周組織検査、鎌形スケーラーによるスケーリング（下顎）教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p144-151・186-193・196・198-199で予習を行い、歯周組織検査の方法・鎌型スケーラーについてレポートにまとめる。（60分）
【3】（5・6）歯周組織検査、鎌形スケーラーによるスケーリング（上顎）教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p197・200-201で予習を行い、鎌型スケーラーを用いた上顎のスケーリングについてまとめる。（60分）
【4】（7・8）歯周組織検査、エキスプローリング、グレーシーキュレットによるスケーリング・ルートプレーニング（上下顎前歯）教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p139-140・194-197、教科書��p166〜172で予習を行い、エキスプローラーの使用目的、手用スケーラーの種類と特徴、グレーシーキュレットの基本操作についてレポートにまとめる。（60分）
【5】（9・10）歯周組織検査、エキスプローリング、グレーシーキュレットによるスケーリング・ルートプレーニング（下顎臼歯）教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p198-199、教科書��p159-161で予習を行い、スケーリング・ルートプレニングの目的と実施時期についてレポートにまとめる。（60分）
【6】（11・12）歯周組織検査、エキスプローリング、グレーシーキュレットによるスケーリング・ルートプレーニング（上顎臼歯）、ポケット洗浄教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��200-202、教科書��p160-161・164-165で予習を行い、グレーシーキュレットの使い分けと処置時の患者への注意事項についてレポートにまとめる。（60分）
【7】（13・14）歯周組織検査、鎌形スケーラー・グレーシーキュレットのシャープニング、歯面研磨教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p202-208・222-229、教科書��p196-200で予習を行い、シャープニングと歯面研磨についてレポートにまとめる。（60分）
【8】（15・16）歯周組織検査、エアスケーリング、超音波スケーリング、ポケット洗浄教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p209-222、教科書��p162-163で予習を行い、ポジショニング、エアスケーラー、超音波スケーラーについてレポートにまとめる。（60分）
【9】（17・18）根分岐部の診査、歯周組織検査、歯面清掃器による清掃、デンタルフロスを用いた清掃教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p144〜151・230-233、教科書��p60-63・144を予習・復習し、根分岐部病変、歯面清掃器についてレポートにまとめる。（60分）
【10】（19・20）到達度の確認、総復習教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書��p139-151・185-233を復習し、診療姿勢、歯周組織検査、エキスプローリング、歯面研磨、ポケット洗浄、グレーシーキュレットの操作法とシャープニングの要点についてレポートにまとめる。（60分）
評価方法
OSCE（客観的臨床能力試験）による実技試験（60％）、授業態度（20％）、小テスト・レポート（20％）などの評価点により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。小テストの解答、レポート・実技試験の講評は、講義中または「授業のお知らせ」でフィードバックを行う。
教科書
�〆膿兄�科衛生士教本　歯科予防処置論・歯科保健指導論　第２版（医歯薬出版）
�∈膿兄�科衛生士教本　歯周病学　第２版（医歯薬出版）
参考図書
最新歯科衛生士教本　歯科診療補助論　第２版（医歯薬出版）
歯周治療プラクティスマニュアル（永末書店）
備考
この授業は、篠原千尋准教授(10週20回共同)、中江弘美講師(10週20回共同)、十川悠香講師(10週20回共同)、坂本治美講師（10週20回共同）が担当する。
オフィスアワー：篠原千尋；25号館9階篠原研究室、月〜木（16:20〜17:00）　中江弘美；25号館9階中江研究室、月〜金（16:20〜17:00）　十川悠香；25号館9階十川研究室、月〜金（16:20〜17:00）　坂本治美；25号館9階坂本研究室、月〜金（16:20〜17:00）
科目ナンバー：DHPT206P
実務経験：篠原千尋；平成7年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師
中江弘美；平成3年〜平成5年 一般歯科診療所、平成6年〜平成8年 歯科衛生士養成校専任教員、平成8年〜平成13年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成16年〜平成20年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成20年〜平成29年 徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員
十川悠香；平成10年〜平成17年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成17年〜平成29年 徳島大学病院歯科衛生士
坂本治美；昭和59年〜平成29年 徳島大学病院歯科衛生士　平成30年〜令和４年　徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員