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徳島文理大学短期大学部 |
科目番号 | 10140 | 担当教員名 | 吉岡 昌美 | 単位 | 2単位 |
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科目群 | 専門 | 必修・選択 | 選択 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
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授業概要 |
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社会調査の意義・目的、統計法ならびに倫理的配慮について学ぶ。基本的統計手法、社会調査における倫理、個人情報保護について理解した上で、量的調査・質的調査の方法を修得する。さらには、ITを活用した社会調査の方法についても学習する。 |
到達目標 |
(知識)社会調査の意義・目的について説明できる。統計法、倫理的配慮について説明できる。基本的統計手法について説明できる。(態度)個人情報保護と倫理を遵守する態度を身につける。医療職を目指す学生として日常的に調査統計に関心を持てるようにする。(技能)基本的な量的調査、質的調査の手順を実行できる。調査の企画・立案ができる。(思考・判断)科学的な視点から社会調査の結果について考察・判断することができる。 |
授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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【1】 | 社会調査の意義、社会調査の歴史、社会調査の倫理(プライバシーと個人情報保護)、統計法 | 配布資料による講義 | 社会調査の意義と目的、社会福祉調査の歴史、社会調査の倫理、統計法について講義内容を復習する(30分) |
【2】 | 社会調査の種類(量的調査と質的調査)、社会調査の全体の流れ | 前回の確認試験、配布資料による講義 | 社会調査の種類と調査のための問いの設定と全体の流れについて講義内容を復習する(30分) |
【3】 | 調査対象の選択、標本抽出の種類と方法(有意抽出、無作為抽出) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | 調査対象の選択と抽出方法について講義内容を復習する(30分) |
【4】 | 質問紙の作成(尺度、変数、妥当性と信頼性、留意点) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | 質問紙を作成する際に必要な基本的考え方について講義内容を復習する(30分) |
【5】 | データ収集の方法(質問紙法、質的調査法) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | データ収集の方法と、各手法における長所と短所について講義内容を復習する(30分) |
【6】 | 量的データの整理と分析(尺度の種類、集計・分析) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | 量的データの分析のための基礎的作業について講義内容を復習する(30分) |
【7】 | 量的データの整理と分析(度数分布表、基本統計量、変数間の関連) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | 量的調査の集計と検定手法について講義内容を復習する(30分) |
【8】 | 質的調査のデータの整理と分析(質的データの整理と分析) | 前回の確認試験、配布資料による講義、演習 | 質的データの整理と分析、まとめ方について講義内容を復習する(30分) |
【9】 | ニーズ調査(量的調査によるニーズ把握、質的調査によるニーズ把握) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | ニーズ調査の目的と方法について講義内容を復習する(30分) |
【10】 | プログラム評価(形成的評価と総括的評価、因果関係) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | プログラム評価の種類、因果関係の確立に必要な実験計画法について講義内容を復習する(30分) |
【11】 | 実践評価(集団比較実験計画法とシングル・システム・デザイン) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | シングル・システム・デザインに基づく評価について講義内容を復習する(30分) |
【12】 | 社会福祉調査の展望(ミックス法、ICTを活用した調査法、参加型調査) | 前回の確認試験、配布資料による講義 | 社会福祉現場における新しい調査手法について講義内容を復習する(30分) |
【13】 | 調査計画の企画と立案(演習) | 前回の確認試験、演習 | 次回のプレゼンテーションの準備をする(30分) |
【14】 | 調査計画の企画と立案(発表) | プレゼンテーション | プレゼンテーションを振り返り、調査計画書のブラッシュアップを行う(30分) |
【15】 | 調査計画の企画と立案(振り返り) | 全体討議、フィードバック | 社会調査で学んだこと全体について振り返り、講義内容を総復習する(30分) |
評価方法 |
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定期試験(筆記試験,80%)、授業態度、小テスト(20%)などの評価点により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。 小テストに対する解答はグーグルクラスルームあるいは授業時間内に口頭でフィードバックする。レポートに対する解説・講評はレポートにコメントを記入してフィードバックする。 |
教科書 |
MINERVA社会福祉士養成テキストブック 社会調査の基礎 ミネルヴァ書房 最新歯科衛生士教本 歯・口腔の健康と予防に関わる人間と社会の仕組み3 保健情報統計学 医歯薬出版 |
参考図書 |
最新・社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座〈5〉 社会福祉調査の基礎 中央法規 |
備考 |
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この授業は吉岡昌美教授が担当する。 オフィスアワー:吉岡昌美、25号館吉岡研究室、月〜金(16:20〜17:00) 科目ナンバー:DHSS314L google classroomのクラスコード:fmzf73w 実務経験: 吉岡 昌美 昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師 平成4年4月〜平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師 |