|
徳島文理大学 | Webシラバスシステム |
TOP | 戻る |
| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10159 | 担当教員名 | 吉岡 昌美 | 単位 | 2単位 |
|---|
| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 前期 | 対象年次 | 3年 |
|---|
| 授業概要 |
|---|
| 歯科保健指導において重要な咀嚼、栄養摂取の指導に重点を置いた食生活の指導について学習する。オーラルヘルスプロモーションの視点から、診療所や地域保健活動において行う歯科保健指導の幅を広げるための技能を身につける。 |
| 到達目標 |
| （知識）食品と歯科疾患の関連性を説明できる。う蝕予防のための食品の選択、食品摂取方法を説明できる。生活習慣病予防のための食事習慣、食行動を説明できる。摂食嚥下機能に応じた食事形態、食事介助を説明できる。（態度）食生活指導に必要な態度を身につける。食支援にかかわる他職種との連携に必要な基本的態度を身につける。（技能）食事習慣や栄養摂取状態を把握し、問題点を抽出できる。ライフステージごとの食生活指導ができる。生活習慣病予防のための食生活指導ができる。（思考・判断）対象者の状況に配慮し、個別の食事指導について考える事ができる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
|---|---|---|---|
| 【1】 | 食生活および食習慣の把握 [吉岡] | 配布資料による講義 | 食生活指導の基礎について講義内容を復習する（30分） |
| 【2】 | 栄養の基礎1（エネルギー・五大栄養素の働きと必要摂取量） [小川] | 配布資料による講義 | 栄養の基礎（エネルギーや栄養素、必要摂取量）について講義内容を復習する（30分） |
| 【3】 | 栄養の基礎２（ 食品群・ 食品成分表・保健機能食品・食品添加物） [小川] | 配布資料による講義 | 栄養の基礎（食品群、食品成分表、保健機能食品、食品添加物）について講義内容を復習する（30分） |
| 【4】 | 食生活の概要（食事摂取基準、食生活指針、食事バランスガイド） [小川] | 配布資料による講義 | 食事摂取基準や食生活指針、食事バランスガイドなど講義内容を復習する（30分） |
| 【5】 | 栄養・食生活と健康との関連（食生活と健康の関連、国民健康・栄養調査、食育） [小川] | 配布資料による講義 | 食生活と健康との関連、国民健康・栄養調査、食育について講義内容を復習する（30分）、食生活調査実施（3日間） |
| 【6】 | ライフステージに応じた指導（胎児から高齢期まで） [小川] | 配布資料による講義 | ライフステージに応じた指導について講義内容を復習する（30分） |
| 【7】 | 栄養状態の把握（食生活調査、栄養君ソフト入力、栄養評価） [小川・吉岡] | 配布資料による講義、演習 | 食生活調査について講義内容を復習する（30分）、食生活指導のロールプレイの準備を行う（20分） |
| 【8】 | 食生活・食事記録をもとにした食生活指導（相互実習） [小川・吉岡] | 配布資料による講義、ロールプレイ | 食生活指導の要点について講義内容を復習する（30分） |
| 【9】 | 配慮を必要とする者への指導（妊産婦・授乳・離乳食・障害児者・要介護者） [小川] | 配布資料による講義 | 配慮を要する者への食事指導の要点について講義内容を復習する（30分） |
| 【10】 | 食品とう蝕誘発性（保健機能食品・特定保健用食品含む） [吉岡] | 配布資料による講義 | 食品とう蝕誘発性について講義内容を復習する（30分） |
| 【11】 | 咀嚼と食品 [吉岡] | 前回までの確認試験、配布資料による講義 | 咀嚼と食品について講義内容を復習する（30分） |
| 【12】 | 幼児を対象とした食生活指導 計画立案 [吉岡] | 前回までの確認試験、配布資料による講義、演習（計画立案） | 計画に基づき、シナリオ、媒体の原案を考える（30分） |
| 【13】 | 幼児を対象とした食生活指導 シナリオ、媒体作成 [吉岡] | 演習（シナリオ、媒体作成） | シナリオ、媒体を完成し、実施に向けて準備する（1時間） |
| 【14】 | 幼児を対象とした食生活指導 ロールプレイ [吉岡] | 演習（ロールプレイ） | 食生活指導に関連する内容について総復習する（30分） |
| 【15】 | 幼児を対象とした食生活指導 フィードバック（間食・手作りおやつﾌｰﾄﾞﾓﾃﾞﾙ参照） [吉岡] | 振り返りとフィードバック | 食生活指導に関連する内容について総復習する（30分） |
| 評価方法 |
|---|
| 定期試験（筆記試験，60％）、演習でのプレゼン・成果物（30％）、授業態度・小テスト（10％）などの評価点により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。 |
| 教科書 |
| 系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能［３］栄養学 医学書院 最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論 医歯薬出版 |
| 参考図書 |
| 栄養の基本がわかる図解事典 中村丁次 成美堂出版 新食品成分表FOODS 2018 東京法令出版 |
| 備考 |
|---|
| この授業は吉岡昌美教授が1,10〜15回を、人間生活学部食物栄養学科小川直子講師が2〜9回を主に担当する。7,8回は複数人が担当する。小川直子先生への質問等は授業時間内および授業後の休憩時間に行い、それ以外の時間は吉岡教授が受ける。オフィスアワー：吉岡昌美、25号館吉岡研究室、月〜金（16:20〜17:00） 実務経験： 吉岡 昌美 昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師 平成4年4月〜平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師 |