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| 徳島文理大学短期大学部 |
| 科目番号 | 10179 | 担当教員名 | 藤澤 健司 | 単位 | 6単位 |
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| 科目群 | 専門 | 必修・選択 | 必修 | 開講期 | 通年 | 対象年次 | 3～4年 |
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| 授業概要 |
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| 病院歯科において、学内での講義・演習・実習で習得した知識と技術を踏まえた上で、歯科診療における歯科衛生士業務を実地で学ぶ。また、大学病院歯科部門や総合病院の歯科部門において、一般の歯科診療所とは異なった組織の中で果たす歯科衛生士の業務とその役割について学ぶ。とりわけ、がんなどの手術患者における周術期の口腔ケアや糖尿病など生活習慣病患者に対する歯科保健指導などの有効性などについて理解を深める。 |
| 到達目標 |
| 【知識・理解】病院歯科における歯科衛生士業務を説明できる。病院歯科における医療安全や感染予防について説明することができる。 【態度・意欲】病院歯科の一員としての基本的態度を身につけ、円滑なコミュニケーションを図ることができるとともに、個人情報保護に対する配慮ができる。 【技能（表現）】歯科医師の指示内容を理解し、歯科診療補助・予防歯科処置を実施することができる。手術患者における周術期の口腔ケアや全身疾患を有する患者に対する歯科保健指導などを実践できる。 【思考・判断】 病院歯科における口腔内の疾患の病態や治療法を臨床に関連づけて思考・判断できる。 |
| 授業計画 | 授業形態 | 授業時間外学習 | |
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| 【1】 | 事前 学内オリエンテーション 実習要項および実習帳についての確認（実習の目的、実習に関する取り決め、実習態度、倫理等） | 学内 一斉講義形式 | 実習開始までに、病院歯科で求められる歯科診療補助・歯科予防処置の知識・技術の総復習を行う（360分） |
| 【2】 | 稲次病院（５日間）①病棟や施設の患者の特性を考慮した口腔ケアの方法を学ぶ ②摂食嚥下訓練や嚥下造影検査の見学を行う ③栄養サポートチームのカンファレンスに参加し、チーム医療の現場を学ぶ ④理学療法士が行うリハビリテーションの見学を行う ⑤回復期病院としての地域連携の実際を学ぶ | 終日臨床実習（５日間）実習終了後振り返り、臨地実習指導教員から指導を受ける。 | 情報整理と実習記録の作成。実習に必要な知識について自己学習（60分） |
| 【3】 | 協立病院（６日間）①各病棟（患者）の特性を考慮した口腔ケアの方法を学ぶ ②昼食時のミールラウンドの見学を行う ③チーム医療現場の見学を行う | 終日臨床実習（６日間）実習終了後振り返り、臨地実習指導教員から指導を受ける。 | 情報整理と実習記録の作成。実習に必要な知識について自己学習（60分） |
| 【4】 | 川島病院（４日間）①病棟や患者の特性を考慮した口腔ケアの方法を学ぶ ②有病者の歯科診療の見学と可能な範囲で診療補助を行う ③透析室の見学や管理栄養士、理学療法士など他職種の業務について学ぶ | 終日臨床実習（４日間）実習終了後振り返り、臨地実習指導教員から指導を受ける。 | 情報整理と実習記録の作成。実習に必要な知識について自己学習（60分） |
| 【5】 | 手束病院あるいは博愛記念病院（２日間）①病棟や施設（有誠園）における患者の特性を考慮した口腔ケアの方法を学ぶ ②有病者の歯科診療の見学と可能な範囲で診療補助を行う ③関連施設での歯科健診に随行し、見学、可能な範囲で補助を行うとともに歯科保健活動を見学する | 終日臨床実習（２日間）実習終了後振り返り、臨地実習指導教員から指導を受ける。 | 情報整理と実習記録の作成。実習に必要な知識について自己学習（60分） |
| 【6】 | 徳島大学病院（4週間）①各診療科の特性を考慮した歯科診療の見学と可能な範囲で診療補助を行う ②手術患者における周術期の口腔ケアや各病棟患者の特性を考慮した口腔ケアの方法を学ぶ ③糖尿病などの生活習慣病患者に対する歯科保健活動を見学する ④チーム医療現場の見学を行う | 終日臨床実習（4週間）実習終了後振り返り、臨地実習指導教員から指導を受ける。 | 情報整理と実習記録の作成。実習に必要な知識について自己学習（60分） |
| 評価方法 |
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| 以下の項目を目安とし、総合的に評価し60%以上の得点を実習修了要件とする。1)臨地実習評価表に基づく実習内容の評価（30%）2)実習記録（日誌）の内容（50%）3)事前学習・事後学習の量と質、学内演習への取り込み姿勢など（20%） 実習修了要件を満たした上で、臨床実習試験（歯科衛生士国家試験形式）を受け、60%以上の得点をもって単位認定の基準とする。成績は、実習修了要件に係る評点、臨床実習試験の得点を総合的に判定し、100点満点に換算して判定する。 |
| 教科書 |
| 既習の関連科目で使用したテキストを用いる。 ・最新歯科衛生士教本 歯科予防処置論・歯科保健指導論 医歯薬出版2018 ・最新歯科衛生士教本 歯科診療補助論第2版 医歯薬出版2018 ・最新歯科衛生士教本 高齢者歯科第2版 医歯薬出版2018 ・最新歯科衛生士教本 小児歯科 医歯薬出版2017 ・最新歯科衛生士教本 障害者歯科第２版 医歯薬出版2017 |
| 参考図書 |
| ・臨地実習HAND BOOK、クインテッセンス出版株式会社 ・すぐひける、現場で役立つ歯科衛生士のための最新歯科用語辞典、クインテッセンス出版株式会社 ・新人歯科衛生士・デンタルスタッフポケットマニュアル、医歯薬出版株式会社 ・器材準備マニュアル 第７版一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会 編 |
| 備考 |
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| 担当教員：中野雅徳、西川啓介、藤澤健司、吉岡昌美、篠原千尋、中江弘美、十川悠香、森山聡美 オフィスアワー：実習期間中 随時（但し、事前にメール等でアポイントを取るようにしてください） 実務経験： 中野 雅徳 昭和45年～昭和51年 東京医科歯科大学歯学部付属病院歯科医師 昭和51年～昭和55年 長野県厚生連鹿教湯病院歯科医師 昭和55年～平成28年 徳島大学病院歯科医師 西川 啓介 昭和60年～平成29年 徳島大学病院歯科医師 藤澤 健司 昭和62年～平成30年 徳島大学病院歯科医師 吉岡 昌美 昭和63年～平成30年 徳島大学病院歯科医師 平成4年4月～平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師 篠原 千尋 平成7年～平成30年 徳島大学病院歯科医師 中江 弘美 平成3年～平成5年 一般歯科診療所 平成6年～平成8年 歯科衛生士養成校専任教員 平成8年～平成13年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成16年～平成20年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成20年～平成29年 徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員 十川 悠香 平成10年～平成17年 一般歯科診療所歯科衛生士 平成17年～平成29年 徳島大学病院歯科衛生士 森山 聡美 平成27年～平成30年 徳島大学病院歯科衛生士 |