徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    口腔疾患予防学実習�供覆�蝕予防処置）

科目番号10195担当教員名篠原　千尋単位1単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次3年
授業概要
2年後期の口腔疾患予防学実習�気嚢圓辰心霑端遜�を発展させ、臨床実習に必要な知識・技術・態度を修得する。相互実習を中心に、患者を想定した医療面接、口腔内診査、予防処置、患者指導等を一連の流れで行うことで実践力を身に付ける。
到達目標
【知識】口腔疾患の予防について、種類、方法、使用器材、それぞれの利点・欠点を説明できる。
【態度】患者との信頼関係を確立するために歯科衛生士として望ましい態度・習慣を身に付ける。
【技能】患者から情報収集を行い、患者に応じて歯周組織検査、スケーリング、歯面研磨、ポケット洗浄を適切に実施できる。
【思考・判断】得られた情報から治療計画、指導記録を作成できる。
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】（1・2）マネキンを使用し、基本操作を復習（歯周組織検査、スケーリング、歯面研磨、ポケット洗浄）小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p137-138・142-149・183-200・218-225を復習し、歯周組織検査、スケーリング、歯面清掃、ポケット洗浄について理解が不十分な内容を学習する。（90分）
【2】（3・4）歯式の記録、医療面接、口腔内診査、ブラッシング指導、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p119-125・132-140・264-274を復習し、医療面接、口腔内診査、ブラッシング指導について理解が不十分な内容を学習する。（60分）
【3】（5・6）歯式の記録、医療面接、ブラッシング指導（デンタルフロスを含む）、術者磨き、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p119-125・132-140・264-276を復習し、前回難しかった点、術者磨き、デンタルフロスについて理解が不十分な内容を学習する。（60分）
【4】（7・8）歯式の記録、医療面接、ブラッシング指導（タフトブラシを含む）、歯面研磨、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書教科書p119-125・132-140・264-274・277-278を復習し、前回難しかった点、タフトブラシ、歯面研磨について理解が不十分な内容を学習する。（45分）
【5】（9・10）歯式の記録、医療面接、口腔内診査、歯周組織検査、ブラッシング指導、超音波スケーリング、ポケット洗浄、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p119-149・207-218を復習し、前回難しかった点、超音波スケーリング、ポケット洗浄について理解が不十分な内容を学習する。（45分）
【6】（11・12）歯式の記録、医療面接、口腔内診査、歯周組織検査、歯間離開度の検査、歯面研磨、超音波スケーリング、ポケット洗浄、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p119-125・132-149を復習し、前回難しかった点、歯間離開度の検査について理解が不十分な内容を学習する。（45分）
【7】（13・14）歯式の記録、医療面接、口腔内診査、歯周組織検査、スケーリング（前歯部・グレーシーキュレット）、ポケット洗浄、超音波スケーリング、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p119-125・132-149・190-195を復習し、前回難しかった点、グレーシーキュレットを用いた前歯部のスケーリングについて理解が不十分な内容を学習する。（60分）
【8】（15・16）歯式の記録、医療面接、口腔内診査、歯周組織検査、スケーリング（臼歯部・グレーシーキュレット）、エアスケーリング、エアブラシ・電動歯ブラシを用いた清掃、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p228-229を復習し、前回難しかった点、グレーシーキュレットを用いた臼歯部のスケーリング、エアスケーラー、エアブラシ、電動歯ブラシについて理解が不十分な内容を学習する。（60分）
【9】（17・18）歯式の記録、医療面接、口腔内診査、歯周組織検査、スケーリング（前歯、臼歯・グレーシーキュレット）、エアスケーリング、エアブラシ・電動歯ブラシを用いた清掃、患者記録の作成小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p119-125・132-149・190-200を復習し、前回難しかった点について学習する。（60分）
【10】（19・20）シーラント（マネキン使用）、総復習小テスト、教科書に準じた講義（一斉講義形式）、実習教科書p254〜260を復習し、小窩裂溝填塞について理解が不十分な内容を学習する。（60分）
評価方法
、OSCE（客観的臨床能力試験）による実技試験（60％）、授業態度（20％）、小テスト・レポート（20％）などの評価点により総合的に評価する。評価は100点満点で60点以上を合格とする。小テストの解答、レポート・実技試験の講評は、講義中または「授業のお知らせ」でフィードバックを行う。
教科書
最新歯科衛生士教本　歯科予防処置論・歯科保健指導論　第２版（医歯薬出版）
参考図書
最新歯科衛生士教本　歯科診療補助論　第２版（医歯薬出版）
備考
この授業は、吉岡昌美教授（2週4回共同）、篠原千尋准教授（10週20回共同）、中江弘美講師（10週20回共同）、十川悠香講師（10週20回共同）が担当する。
オフィスアワー:吉岡昌美；25号館9階吉岡研究室、月〜金(16:20〜17:00)　篠原千尋；25号館9階篠原研究室、月〜木(16:20〜17:00)　中江弘美；25号館9階中江研究室、月〜金(16:20〜17:00)　十川悠香；25号館9階十川研究室、月〜金(16:20〜17:00)
科目ナンバー：DHPT308P
クラスコード：aqhbwfz
実務経験：吉岡昌美；昭和63年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師、平成4年4月〜平成7年3月 徳島県鳴門保健所嘱託歯科医師
篠原千尋；平成7年〜平成30年 徳島大学病院歯科医師
中江弘美；平成3年〜平成5年 一般歯科診療所、平成6年〜平成8年 歯科衛生士養成校専任教員、平成8年〜平成13年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成16年〜平成20年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成20年〜平成29年 徳島大学歯学部口腔保健学科歯科衛生士教員
十川悠香；平成10年〜平成17年 一般歯科診療所歯科衛生士、平成17年〜平成29年 徳島大学病院歯科衛生士