徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    生体計測装置学

科目番号00078担当教員名樫野 真単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期前期 対象年次2年
授業概要
(授業概要)
生命維持装置の操作を担う臨床工学技士にとって、患者から発する生体情報は治療を効果的に実施するにあたり極めて重要な指標になる。その生体情報を誤差なく正確に把握し適切な治療に役立てる事こそ近年のチーム医療において必要不可欠となっている。本実習は、医療現場において多用される生体情報の意義や計測装置の原理および操作方法を実践的に体験しながら理解することを目的とする。
(到達目標)
(1)生体計測の基礎が理解できる。(2)医療現場で用いられる生体計測装置の構造と機能が理解できる。(3)応用技術が理解できる。
到達目標
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】生体計測の基礎知識〜測定値の意味と誤差、単位について〜国家試験の出題範囲を中心に授業を進める。また、実際の事例も紹介する。授業の進行状況により内容を変更する可能性がある。  
【2】生体から得られる情報について  
【3】心電図と心電計について〜測定原理や操作方法など〜  
【4】心拍出量とその計測方法について  
【5】血圧・心音・脈波について  
【6】血圧計の測定原理と特徴について  
【7】呼吸と血液ガス分析について  
【8】検体検査について〜血球計数や生化学検査装置について〜  
【9】画像診断について  
【10】MRIの原理と特徴について  
【11】CT装置の原理と特徴について  
【12】超音波について  
【13】超音波画像診断装置について  
【14】筋電図と筋電計について〜測定原理や操作方法など〜  
【15】脳波の特徴と脳波計について〜測定原理や操作方法など〜  
評価方法
筆記試験、レポート、小テスト、受講姿勢(出席回数、積極性)などを加味して評価する。
教科書
「臨床工学講座 生体計測装置学」日本臨床工学技士教育施設協議会監修 医歯薬出版株式会社
参考図書
臨床工学技士標準テキスト、小野哲章他、金原出版株式会社
MEの基礎知識と安全管理、(社)日本エム・イー学会ME技術教育委員会、南江堂
備考
この科目は、加治、樫野が担当する。また、授業中に私語の多い学生など受講姿勢によっては減点もあり得る。なお、この授業では、授業進度に合わせて宿題を課します。復習のため、次回授業時に課題を提出しなければなりません。