徳島文理大学

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徳島文理大学短期大学部

【科目名】    医用電子工学

科目番号00095担当教員名大倉 良昭単位2単位
科目群専門必修・選択必修開講期後期 対象年次1年
授業概要
臨床工学技士の扱う機器の中で,ほとんどが電気,磁気に関係するものである.電磁気的な現象を電子の振る舞いにまで踏み込まないと電気工学の知識だけではうまく説明できない場合がある.その代表がダイオード,トランジスタといった半導体素子(能動素子)である.これらを用いた基本的な電子回路の動作原理を学ぶ.また,このような電子回路で何ができるか,また,どの程度できるかを学ぶ.
到達目標
ダイオード,トランジスタの動作原理を説明でき,各素子や回路の性能評価パラメータを用いて計算し、その結果から評価できる。たとえば、増幅回路においては定量的特性グラフのデータを用いて利得を計算することができる
授業計画授業形態授業時間外学習
【1】オリエンテーション(電子の働き)講義予習と復習は必須、詳細は各授業ごとに指示する
【2】受動素子 抵抗,コンデンサ,コイルとは講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【3】電界と磁界講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【4】電子物性の基礎(半導体とは)講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【5】ダイオードの働きと用途講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【6】バイポーラトランジスタの働きと性質講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【7】電界効果トランジスタの働きと性質 講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【8】増幅講義と演習(対話形式を含む)演習課題
レポート提出
【9】前半のまとめと中間試験講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【10】増幅回路の構成講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【11】増幅回路の特性講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【12】差動増幅と負帰還増幅講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【13】オペレーションアンプの働きと性質講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【14】オペレーションアンプの応用(1)講義と演習(対話形式を含む)演習課題
【15】オペレーションアンプの応用(2)講義と演習(対話形式を含む)レポート提出
【16】期末試験  
評価方法
小演習と平常点 各30点,中間試験 30点,期末試験 40点
教科書
「臨床工学技士のための基礎電子工学」稲岡秀検,野城真理 共著 コロナ社
参考図書
臨床工学講座「医用電子工学」 日本臨床工学技士教育施設協議会監修 中島章夫編集 医歯薬出版
備考